成城大学/私のイチオシ
多角的な視点からイノベーションを創出できる人材になりたい
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校3年時に参加したオープンキャンパスで、初めて成城大学の社会イノベーション学部について知りました。社会の中で起きているさまざまな問題に対していくつかの観点から多角的に考察するという点に惹かれ、進学を決めたのです。政策・戦略・社会・心理は、一見関わりがないように思えますが、社会に生まれるイノベーションにはこの4つの観点が複雑に絡み合って生まれています。
近年、イノベーションという言葉に注目が集まり、さまざまな企業がイノベーションを生むための取り組みを行っています。私は、イノベーションが生まれるプロセスや、それらを生むための組織経営を学び、社会に出た際に多角的な視点からイノベーションを生み出す人材になりたいと思い、社会イノベーション学部で学びを進めています。
この学問のココがおもしろい
私は、「イノベーション・マネジメント」について学んでいますが、イノベーションが上手くいくためには、さまざまな観点から考える必要があります。例えば、新しいことを発見するためには研究が必要ですし、製品が売れるようにするためには市場調査のマーケティングが、さらにイノベーションが起こりやすい環境やモチベーションを維持する心理的状況を作り出す必要があります。
「マネジメント」とは経営を指す言葉ですが、私はイノベーションを取り巻く全ての環境について学ぶことが、イノベーション・マネジメントであると考えています。1つの問題に対し、さまざまな視点から考えることの醍醐味がこの学問にはあると思います。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りのスポットは、キャリアセンターと中庭です。
キャリアセンターには就職活動に役立つ書籍がたくさんあり、Web面接室や自習室なども完備されています。私は講義のない空き時間に、キャリアセンターで課題や作業を行っています。明るく優しい色使いの内装の部屋は落ち着いた環境で、作業に集中できます。
成城大学は正門をくぐるとすぐに中庭があり、その中庭を囲むように校舎が建てられているので、中庭ではさまざまな人と顔を合わせることができます。また、大学の敷地内には幼稚園や初等学校、中学校・高等学校もあり、午後になると下校中の子どもたちが中庭を通るため活気があり、とても癒やされるスポットでもあります。