玉川大学/志望理由

中学生のときにお世話になった先生に憧れを抱き、教員をめざすようになりました。その先生は、生徒の細かな部分に目を向け、表に出ない努力にも気づき、認めてくれる先生でした。内気な性格であった私は、他者に自分の考えを伝えることに難しさを感じていましたが、先生から温かな言葉をもらい、自信を持って自己表現できるようになりました。この経験から、私も生徒のことをしっかりと観察して認めてあげられる教員になりたいと思うようになりました。

国語の教員をめざしていたため、国語科の専門知識やコミュニケーション能力を身に付けることができ、教員採用試験に強い大学を志望していました。玉川大学 文学部 国語教育学科では、国語の専門知識だけでなく、さまざまな分野で生きる多様な思考力や創造性が鍛えられます。教職課程では1年次から参観実習が実施され、教職科目がカリキュラムに含まれるなど、早期から専門的に学べるのも魅力に感じました。

国語教育学科では教育以外にも、近現代・古典文学や哲学、言語学など、幅広い分野を学ぶことができます。専門的な知識だけでなく、物事を結論と根拠に分け、筋道を立てて理解する「ロジカルシンキング（論理的思考）」や、さまざまな角度から物事を見つめ、多様で客観的な分析を行う「クリティカルシンキング（批判的思考）」も学ぶことができます。これらの思考法を学ぶことで、自身の考えを他者によりわかりやすく伝える力を育むことができ、社会における諸問題の解決につなげられると感じています。