和光大学/現代人間学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
心理教育学科/心理学専修
心理教育学科/子ども教育専修
心理教育学科/子ども教育専修[保育コース](学科計:160名)
人間科学科(100名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●人間の「こころ」「からだ」「社会」「環境」をあらゆる角度から深く学ぶ
●全ての学科の学生が履修できる「学部共通科目」
●地域社会や流域環境を肌で実感する「地域・流域プログラム」
人間について、社会について、世界についてあらゆる角度から深く学びます。現代に生きる私たち自身や、私たちの生きる社会についてリアルな視点で見つめ、課題を分析し、考えていきます。そんな学びを通じて、これからの時代を生きる知識と能力を身に付けます。
【学生数】
1,063名(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
37名(2022年5月1日現在)
心理教育学科/心理学専修
【講義・学問分野】
児童心理学、青年心理学、臨床心理学概論、発達心理学、実験心理学、心理統計学、心理学研究法(質問紙法、面接法など)、虐待防止の心理学、恋愛と結婚の心理学、産業・組織心理学、災害復興の心理学 など
心理教育学科/子ども教育専修
【講義・学問分野】
初等教育方法、初等教育心理学、学校インターンシップ、初等生徒指導論、発達心理学、保育学、初等教科教育法(国語・理科・生活・家庭科・社会) など
心理教育学科/子ども教育専修[保育コース]
【講義・学問分野】
保育学、保育原理、子どもの体育、子どもと音楽表現、乳児保育、小児保健、保育実習、保育記録の研究、学校インターンシップ、保育実習指導 など
人間科学科
【講義・学問分野】
生命論、身体論、グローバル社会学、生命倫理学、ジェンダーとメディア、スポーツ人類学、ムーブメント教育・療法、不平等論、環境とまちづくり など
学部の特色

人間の「こころ」「からだ」「社会」「環境」をあらゆる角度から深く学ぶ

人間の心の中はどうなっているのか、今、社会が直面している問題とは何か、地球上でこれからどのように生きていくか。このような根源的なテーマにじっくりと取り組み、自分を豊かに成長させる場が「現代人間学部」です。激しく変化する時代の中で、現代の状況をリアルに認識し、新しい時代を創り出す知恵と力を培います。心理教育学科、人間科学科の2学科体制で、人間の「こころ」や「からだ」、「社会」や「環境」をさまざまな視点から見つめていきます。
心理教育学科は、心理学専修・子ども教育専修・子ども教育専修保育コースの2専修1コースに分かれています。
全ての学科の学生が履修できる「学部共通科目」
現代人間学部の学部共通科目には、以下の3種類があります。
(1)入門科目:心理学、教育学、社会学、国際関係学、文化人類学など、現代人間学部で学ぶための基盤となる主要な学問分野の入門科目を、1・2年生を対象に開講しています。
(2)インターンシップ:現場に出かけて学ぶ科目です。NPOやNGO、地方公共団体の活動に、実際に参加することによって得られる貴重な経験は、みなさんの進路選択に大いに役立つことが期待されます。
(3)学生自主企画ゼミナール:「ゼミナール」は討論を中心に進める授業です。一般のゼミナールは教員が専門とする研究テーマについて指導を受けますが、「企画ゼミナール」はゼミナールで扱うテーマを学生自らが企画することで、企画力の向上が期待されます。

地域社会や流域環境を肌で実感する「地域・流域プログラム」

大学周辺の地域や流域に広がる豊かな自然環境に触れながら、環境関連科目を体系的に学べるプログラムです。理論と実践を組み合わせ、地域と協力して社会と自然の共生を実現する市民性を養うことをめざします。
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学べること
心理教育学科/心理学専修

子どもから大人まで、人間の「こころ」について理論的・実践的に学ぶ
国家資格「公認心理師」にも対応したカリキュラム。
乳幼児期から青年期、老年期までの、人の一生の発達を軸に、個人―社会、適応―不適応などの観点を組み合わせ、「こころ」について深く学びます。「基礎」「臨床」「発達・教育」「社会」といった幅広い領域の心理学を学べます。4年間を通じて、現代の諸問題を読み解く力や、実践・援助する方法を身に付けていきます。
【授業・講義】
青年期の心のしくみを解き明かす「青年心理学(対人編)」
心理教育学科の高坂先生は、心理学の中でも青年心理学や教育相談を専門領域としています。担当する「青年心理学(対人編)」では、思春期・青年期の恋愛や友情、親子関係、大人になることなど、誰もが一度はぶつかる悩みを心理学の観点から考察します。
心理教育学科/子ども教育専修

教育と人間の成長について学び、小学校・幼稚園の教員をめざす
教育学を中心に、心理学の知識も身に付けることにより、子どもとともに歩み、子どもの気持ちを理解して指導できる小学校と幼稚園の教員をめざすとともに、学校現場のさまざまな問題を解決する能力を養います。また、理論だけでなく、和光学園の小学校・幼稚園でのインターンシップを通して実践力も磨きます。多様な授業を通し、学校現場において子どもの問題行動や障がいを受容できる教員、日本で生活する外国人の子どもたちを理解し、適切なサポートができる教員をめざします。
【授業・講義】
教育現場の“今”を体感していく「現代学校論演習」
教育行政学を専門とする山本由美先生が担当するゼミ「現代学校論演習」では、「不登校」「子どもの居場所」「子ども・青年の自己肯定感」「いじめ」などのテーマに取り組んでいます。学校見学をはじめフィールドワークも積極的に取り入れており、不登校支援の学校などを訪問することも。また、自主参加のサブゼミでは、教員採用試験対策も実施しています。「教育」という領域では人間関係をつくることがとても大切。休みの期間にはゼミ合宿を行い、交流を深めています。
心理教育学科/子ども教育専修[保育コース]

乳幼児の発達と、保育・幼児教育について学び、保育士と幼稚園の教員をめざす
保育の基礎から応用まで、理論と実践をバランスよく学んでいきます。また、心理学や教育学の知識も身に付けることで、保護者や社会の問題に関しても学修を深め、広い視野を持って考え行動できる保育者となることをめざします。音楽、調理、造形、幼児体育など、実技を身に付ける実習環境も充実しており、現場経験豊富な教員からは説得力あふれる授業が行われます。学校インターンシップや実技発表などを通して、より実践的なスキルを高めます。
【授業・講義】
子どもたちに音楽の魅力を伝えていく「子どもの音楽」
後藤紀子先生の担当する「子どもの音楽」は、子どもたちにどうやって音楽の魅力を伝えていくかを考える授業です。コードを使い簡単にできる伴奏法を学び、弾き歌いをしたり、さらに弾ける人はその曲をアレンジしたりします。他にも、ベルの演奏や合唱をするなど、子どもと音楽について学びます。
人間科学科

現場体験による気づきを重視しながらスポーツ、健康、環境、福祉など「共生」を多面的に学ぶ
スポーツ、健康、環境、福祉など、テーマは多岐にわたります。それらを貫くキーワードとして「共生」を掲げているのも特徴です。環境問題や、アジアを中心とした多様な異文化、自然体験活動など、さまざまな観点から「共生」を考えることによって、幅広い視野を養います。環境保全活動、ボランティア、身体表現など、体験を重視した授業も充実しています。
【授業・講義】
人間と人間以外のものとの共生を含め、広い視野から「人間とは何か?」を探求する
これからの社会では、障がいの有無だけでなく、言語や文化が異なる人々とも共に生きていくことが重要であり、身近な足もとの自然や地域の人々とも豊かに関わる力が求められます。人間科学科では、現場体験による気づきを重視しながら、生命・身体文化・社会学の3分野に関わる科目群を自ら学び、「共生」を多面的に考えられる、共生社会の中軸となる市民を育てます。
アドミッションポリシー
入学者受け入れ方針
本学部では、知識・思考力・判断力・表現力・実行力を持ち、意欲のある多様な学生を歓迎します。そのため様々な方式の入試を実施しています。学科の特性に合わせ、以下のより具体的なアドミッション・ポリシーによって学生を受け入れます。
■心理教育学科
心理学と教育学と保育学の学問を通して、現代人が直面し解決が求められている課題を学びます。人の心について深く知りたい方や、子どもや教育、保育や幼児教育に関心がある方を受け入れます(「子ども教育専修」では小学校教諭や幼稚園教諭の免許、保育士資格を取りたい方を受け入れます)。
■人間科学科
刻々と変わりゆくグローバルな自然-社会環境に生きる人間そのものをトータルに学びます。その教育を受ける条件として、次のような関心・意欲を有する学生を受け入れます。
(1)横断的知性を身に付け、自然環境や社会に生じる様々な問題に向き合いたい人。
(2)他者とのコミュニケーションに興味・関心を持ち、その能力を磨きたい人。
(3)体験や行動することから何かを学び取る意欲を持っている人。
(4)生命、身体文化、社会に関する専門性を身に付けたい人。
(5)人間のより良き生き方や社会生活を創造していくための行動力を養いたい人。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都町田市金井ヶ丘5-1-1
入試広報室
(044)988-1434(直)