佐久大学/学部・学科

本学では、複数の看護専門領域にまたがる「看護学」を総合的に、しかも体系的に履修することができます。1年次・2年次では、保健・医療などのあらゆる場においてこれからの看護職を担う学生の人間性を育み、患者さん主体の看護ケアを理解するための教養科目を学びます。さらに各専門分野の看護学を学ぶことで3年次以降のさまざまな実習に備え、4年間を通してあらゆる健康レベルの人を多様な視点で看護する能力を養成します。

看護学部のカリキュラムには、成人（急性期・慢性期）、老年、母性、小児、精神、在宅・地域の7つの専門領域があり、各領域を専門研究分野とする教員の指導により、基礎講義から実践力を磨く実習までを展開します。豊かな人間性と幅広い教養を身に付けるとともに、看護に関する基本的な知識について学び、患者や家族に対する適切な看護について理解を深めます。4年間の学びの積み重ねにより、あらゆる健康レベルの人を、個人・家族・地域・世界という視点から関連して捉え、対象の環境と健康レベルに応じた看護を展開する能力を養います。

学生が大学の中に自分の居場所を見いだし、各自が学習の目標を明確にして自律した勉学や活動ができるように支援すると同時に、学生生活の充実を図る過程を通して、学生の自主性や互いに助け合う力を育てることを目的として、本学では、「グループチューター制度」をとっています。グループにすることによって、同学年の横の関係以外にも学年を超えた関係を形成しやすく、他学年との交流や情報交換がより可能となるとともに、複数の教員と関わることができ、相談窓口が広い体制としています。