愛知淑徳大学/志望理由

私が教師になりたいと思ったのは、小学校の時にお世話になった担任の先生の影響が大きくあります。児童一人ひとりと真剣に向き合い、運動会などの学校行事でがんばったことはきちんと褒めてくれ、学校が楽しいと思わせてくれる先生でした。あのときの先生のように子どもたち一人ひとりと向き合い、自信を与えられるような教員になりたい、クラスのみんなが楽しめるような学級をつくりたいという思いが強くなり、小学校教員という将来の目標ができました。

愛知淑徳大学に進学した理由は2つあります。1つ目は、1年次から実際の教育現場を体験し、教員の仕事を学ぶ「学校教育体験」があることです。小学校で観察実習をおこない、指導方法や児童との関わり方について学びます。2つ目は教員採用試験対策がとても手厚いことです。教職・司書・学芸員をめざす学生を支援する施設「教職・司書・学芸員教育センター」では、教員採用試験対策の参考書や問題集を貸し出ししてくれます。さらに、教職課程担当教員がいつでも相談に乗ってくれる「相談ブース」があるのも大きな魅力です。

現在、教育心理学や教育原理、教職入門などの講義で、子供の心理やいじめ、不登校などについて学んでいます。最近の子どもたちは、新型コロナウイルスの影響などで人との関わりが減ったためか、自分の気持ちをうまく伝えることに苦手意識を持つ子どもが増えているように感じます。それが要因となり、周りとのコミュニケーションに問題を抱える子どもが学校生活にストレスを感じたり、不登校になってしまうこともあります。私は、そんな子どもたちが安心して学ぶことができる学級づくりのために、さらに学びを深め、成長していきたいと思います。

＊現・文学部教育学科。教育学部教育学科〈仮称〉は2025年4月開設に向けて設置構想中。学部・学科名等、記載内容は変更になる場合があります。