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名古屋外国語大学/私のイチオシ

外国人留学生との交流を通して語学力を磨ける「ランゲージラウンジ」

顔写真
現代国際学部 現代英語学科 1年 鈴木彪生さん 岐阜県立斐太高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

私は、英語と世界の諸問題について学んでいます。世界の文化や歴史に興味を持った理由は、ちょうど大学受験の時期に起こったロシア・ウクライナ問題です。多くの犠牲者を生んだ軍事侵攻の背景には複雑な歴史的事情があると知り、根本的な原因を知りたいと思うようになりました。国際的な紛争を直接解決することは難しいかもしれませんが、まずは世界の国や地域が抱える事情を理解することが大切だと思い、世界のいたるところで起きている諸問題について学びを深めています。
また、名古屋外大でより専門的に英語を学びたいと思った理由は、英語科教員をめざしているからです。質の高い教育ができる教員になるために多くの知識とスキルを身につけ、授業だけではなく外国人留学生とのコミュニケーションを通じて会話力も高めています。語学が堪能なだけでなく教養のある生徒を育てられるよう、私の英語の授業では、世界の文化や歴史、諸問題を英語を介して紹介したいと思っています。そのため、言語学習はもちろん、常に最新の時事ニュースを取り入れることにも力を注いでいます。

この学問のココが面白い!

高校生の時はあまり意識していなかったのですが、名古屋外大での学びを通じ、自分が発する英語が相手に通じること、そして相手の英語をしっかりと理解できることの喜びを実感しています。PUT(Power Up Tutorial:“超”少人数英会話授業)や、外国人留学生、外国人教員などさまざまな国籍の人たちと話す機会でスムースにコミュニケーションができるようになり、「やはり英語を学んで良かった」と思います。さらに、最近では言語そのものに魅力を感じ、世界各国でさまざまな形を持つ英語「World Englishes」について学びを深めていきたいと思うようになりました。

キャンパスのお気に入りスポット

外国人留学生との交流の場として、「ランゲージラウンジ」が開かれています。その内容は、自分の話したい言語で交流が行われている教室に参加し、その言語を用いてグループで会話をするというものです。英語はもちろん、名古屋外大の複言語プログラムで履修できるさまざまな言語で開かれているので、身につけた語学力をアウトプットする場としても最適です。「自信がない」「話題に困る」と思われるかもしれませんが、心配はいりません。私は英語と複言語プログラムで履修しているフランス語の2つのラウンジに参加したことがあります。最初は不安でしたが、留学生は私を理解しようと一生懸命話を聞いてくれました。また、テーブルごとにトークテーマが設定されているので、話題に困ることもありません。私はこの場を通じて語学力に自信がつき、留学生の友達も増え、今では勉強を教え合う仲になっています。多くのメリットがあるので、ぜひ参加してみてください。

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