名古屋外国語大学/志望理由
異文化理解力と共感力を身につけ、世界共生のために役立ちたい
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校1年生のときにオーストラリア旅行に行ったことをきっかけに、苦手意識のあった英語が好きになりました。また、英語の授業でアフリカの紛争地域で働く女性について学び、国外で人のために働く姿に憧れを持ちました。そこで英語と外国の歴史や文化を学びたいと考え、世界共生学科を志望するようになりました。
大学入学後は、旧ソ連構成国と呼ばれる国が集うユーラシア地域や、中央アジアと呼ばれる地域を研究されている先生の授業をきっかけに、この地域に興味を持ちました。ユーラシア地域や中央アジアにも多様な民族が存在していることを知ったとき、自分の世界が広がった感覚があったことを覚えています。さらに、私たちのように定住型の生活をせず、季節によって移動したり、家畜を育てるために移動することにも魅力を感じているので、これからも彼らについて調べていきたいと思っています。
この大学を選んだ理由
英語運用能力をバランスよく高めるカリキュラムや環境が整っていることに魅力を感じました。学生4人に対して外国人教員1人の“超”少人数で英会話力を上げるPUT(Power Up Tutorial)や、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を上げるCore Englishなど、英語で適切なコミュニケーションをとるために「英語で考え」「英語で発信する」実践的な授業が豊富にあります。さらに、外国人留学生と一緒に受講するジャパンスタディーズや、外国人留学生1人を学生2~3人でサポートするバディプログラム、外国人留学生の母国語を使って交流できるランゲージラウンジなど、英語だけでなく、さまざまな言語でコミュニケーションを交わせるカリキュラムや環境が充実していることも、名古屋外大を進学先に選んだ理由です。
社会との関わり
「リージョナルスタディーズ」という科目でユーラシア地域を履修し、旧ソ連構成国の政治体制や経済、産業などの分野について広く学びました。この授業を履修したことで、世界のニュースに関心を持つようになっただけでなく、国家間の力関係や、親密度、宗教・宗派の違いなどによる対立など、物事を多角的な視点から捉え、情報を読み取る力が身につきました。この力は、将来さまざまな場面で活かすことができるスキルだと思います。今後は留学を通して文化や考え方を学び、異文化理解力や共感力を身につけ、共生社会を実現するための手段や手法を見つけていきたいと思います。
*世界共生学部 世界共生学科は、2025年度から現代国際学部 グローバル共生学科に改組改変します。