名古屋外国語大学/卒業後の進路
英語力と異文化理解を活かし観光と地域創生の分野で活躍したい

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
父の影響を受け、英語を使った仕事に就きたいと考え、大学入学後はTOEFLのスコアアップを目標に努力を重ねました。「エアライン・ホスピタリティ科目」がきっかけでホテル業界に興味を持ち、留学先ではホテルのインターンシップに挑戦。文化の違いによる人間関係の難しさを感じましたが、相手を知る努力やコミュニケーションを自発的にとることの大切さを学ぶことができました。帰国後は身につけた英語力とホスピタリティ、異文化に対応できる力を活かして働きたいと考えるようになりました。
キャリア選択のポイント
留学先での経験から、就職活動を始めた当初はホテル業界への就職を考えていました。しかし大学のキャリアサポートセンターの方にアドバイスを受け、業界を絞らず人とのつながりを感じられる仕事を選べるよう、広い視野で就職活動を進めました。
就職予定のJTBは業務内容が幅広く、旅行業界に囚われない柔軟な働き方ができることに会社としての魅力を感じました。採用試験の面接では、留学での経験を前面に押し出し、自分の落ち着いた性格と英語を使って働きたいという熱意をアピールしたことが評価されたと思います。
今後の夢・目標
就職後はインバウンド事業と地域創成をつなげる仕事に関わりたいと考えています。最初はインバウンド事業に興味を持ったのですが、地域創生について学んだ友人の話を聞くうちに、受け入れ態勢の未整備によるオーバーツーリズムなど、多くの課題があることを知りました。英語力と深い理解力をもって異文化の垣根を超えれば、課題を解決できる道につながるのではと考え、「地域観光と地域産業」などの授業でさらに知識を深めました。これからも大学での学びを活かし、世界と日本の地域を結んでいけるよう頑張りたいと思います。