愛知文教大学/私のイチオシ
日本文化やことばは、学ぶほどに奥が深くておもしろい

人文学部 人文学科 2年
澤地美優さん
愛知県立春日井東高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
中学生の時に平安時代を調べる中で、日本文化に興味をもちました。大学に進学し、授業で和歌やくずし字など学んだことで「ことば」のおもしろさに引き込まれました。普段何気なく使っている言葉が、起源をたどると平安時代の表現から生まれていたり、「おかず」や「おひや」など頭に「お」が付く言葉は、室町時代から宮中や院に仕える女房が使い始めた女房詞(にょうぼうことば)がもとになっているなど、知れば知るほど奥深く、もっと追究したいと思いました。
この学問のココがおもしろい!
日常生活における何気ない動作や行動が、実は文化の一つだったり、年中行事や風習にも日本文化の影響を受けたものが多くあるなど、日本文化は学ぶたびに新しい発見につながるのがとてもおもしろいと思います。また「ことば」は、平安時代に使われていた言葉や外来語など、さまざまな時代から生まれた言葉が交わっているところがとても興味深いと思います。時代の移り変わりとともに変化し、現代の言葉に通じていることを日々実感しています。
キャンパスのお気に入りスポット

国際交流会館と学部棟を結ぶ渡り廊下にある扇形のステージがお気に入りスポットで、そこから見える景色は絶景です。朝日が上りきる前の淡いオレンジの空に周りの木々の緑が良く馴染んでいて、そこに映る校舎が更にきれいです。また日が沈む頃、夕日に照らされた木々の緑が朝とは違って見えてどこかさみしそうに感じます。また、季節のうつろいとともに変わる景色が一年中楽しめるのも魅力で、ほっと心が落ち着く憩いの場所です。