愛知東邦大学/卒業後の進路
教育実習と採用試験対策の「特別講義」で
教員への思いを再確認
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学校教員をめざそうと思ったのは、5年生のときの担任の先生がきっかけです。とにかく楽しくて、まとまりのあるクラスづくりをしてくれました。子どもたちに係をたくさん振り分けてくれ、私自身さまざまな経験をさせてもらったことを今でも感謝しています。
教員採用試験に臨むにあたっては、教員や公立保育士をめざす学生を対象に教職支援センターが開講している「特別講義」に参加し、筆記試験の勉強と面接対策を重点的に行いました。特に、何度も繰り返した模擬面接は、自分の気持ちや考えを知るよい機会になり、あらためて教員への思いが強くなりました。そのほかにも、特別講義では教室内でインターネットを使って学習支援を行うためのアプリの活用講座も受講しました。このアプリは多くの小学校で活用されており、その後の教育実習先で学んだことを早速生かすことができました。
キャリア選択のポイント
教育実習では小学2年生のクラスに入り、道徳と国語の授業を行いました。特に難しかったのは、自分がわかっていることを、初めて目にして勉強する子どもたちにどのように伝えるかを考えることでした。事前に学習指導の目的や方法、時間配分などを計画した指導案を作成し、担当の先生に何度も添削をしていただき授業に挑みましたが、練習やイメージ通りに進めるにはいくつもの課題を感じました。教壇に立つ楽しさだけでなく厳しさも体感でき、小学校教員になりたいという気持ちを高められた3週間でした。
今後の夢・目標
いち早く子どもたちと仲良くなり、信頼関係を築いていきたいと思っています。いつでも明るさとメリハリをつけることを忘れずに、行事も全力で楽しめる先生をめざします。また、ほかの先生方の授業を見学したり、私の授業の意見をもらったりしながら、さまざまな要素を前向きに吸収していくつもりです。「教員になっても成長したい」という意欲を忘れることなく、前に進んでいきたいと思います。