名古屋学芸大学/卒業後の進路
運動面からも患者さんのサポートができる管理栄養士をめざしたい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
スポーツ栄養士という職業に興味を持ったことがきっかけで、この学部を選択しました。将来はスポーツ栄養に関わる職に就くことを考えていましたが、3年次に参加した病院実習で、患者さんや他職種からも頼られる管理栄養士に強い憧れを抱きました。特に医師や看護師からの質問にも堂々と答える管理栄養士を見て、「自分もあんな風に信頼される管理栄養士になりたい」と思うようになりました。この経験を通して、病院の管理栄養士という選択肢が自分の中で芽生えました。3年次の2月頃からはキャリアサポートセンターのスタッフの方々に、病院の情報収集から面接練習や論文添削まで、さまざまな面で手厚くサポートしていただきました。また、病院に就職した卒業生にも相談に乗っていただき、万全の準備をした上で就職活動に臨むことができました。
キャリア選択のポイント
私の就職活動の軸は、人とコミュニケーションを多く取れる仕事に就くことでした。病院実習に行った際に、病院で働く管理栄養士は患者さんや他職種など、多くの人とコミュニケーションを取る仕事だと身をもって感じました。自分の好きな「食」に携わりながら、多くの人と関われるところに魅力を感じたことが一番の決め手です。また、将来的にスポーツ栄養士をめざす可能性を考えると、栄養管理や栄養指導の最先端のスキルを身につけられる病院で働き、研鑽を積みたいと思いました。
今後の夢・目標
私が就職する病院は急性期病院で、患者さんも短期間で入れ替わっていきます。そのため、さまざまな病態・症例の患者さんの栄養管理、栄養指導を経験することができます。多くの患者さんに携わりながら、一人ひとりの退院後の生き方も一緒に考えていけるような管理栄養士になりたいです。また、大学で取得した「健康運動実践指導者」の資格も活かし、患者さんの治療だけでなく健康増進にも貢献できるよう、運動面からもサポートしていきたいです。