なごやがくげい

名古屋学芸大学

私立大学 愛知県

名古屋学芸大学/先輩の学問体験記

迷いながらも飛び込んだ先でめざすデザインに出会えた

デザイン学科 3年 水野比南丹さん 愛知県 公立高校 卒業

※学年は取材時点のものです

私の学科ではこんな勉強をしています

さまざまなデザイン領域に触れてからコースを選べる

デザイン学科では、1年次に幅広いデザインの基礎を学び、さまざまなデザイン領域の魅力に触れてから2年次以降のコースを選択します。2年次以降はビジュアルコミュニケーションデザイン、スペース・プロダクトデザイン、デザインプロデュースの3コース・4領域に分かれ、それぞれの領域で専門性を高めていきます。私はビジュアルコミュニケーションデザインコースを選択し、ブランディングデザイン、パッケージデザイン、ポスターデザイン、WEBデザインなど、視覚的なグラフィック表現を学び、“好き”や“得意”を伸ばしながら、社会で必要とされるデザインとは何かを模索しています。また、スペース・プロダクトデザインコースでは、プロダクト・建築・商業空間のデザイン、デザインプロデュースコースでは“モノ”にとどまらずイベントや体験など“コト”のデザインを専門的に学びます。
1年次は全員で同じ授業を受けていたこともあり、コースや領域の垣根を越えて学生同士の仲が良いのが特長です。わからないことややりたいことがあったときには、お互いに専門分野の知識やスキルを教えたりと、助け合う環境があることも本学科の魅力のひとつだと思います。

この学部・学科を選んだワケ・きっかけ

ビジュアルコミュニケーションデザインコースを選択

小さい頃から絵を描くことが好きで、デザインにも興味があったのですが、進路として選ぶことには迷いがありました。高校の進路選択で改めて自分の将来を考え、やはり好きなことを学びたいと決心。デザインを学べる大学に進路を定めました。いざ調べてみると、多くの大学や専門学校で入学時から領域やコースが細分化されており、自分に向いている分野を見極めるのが難しく悩みました。そんな時に知ったのが、名古屋学芸大学のデザイン学科でした。
1年次に幅広いデザイン領域を学び、2年次からコース別に分かれ専門性を高められるところに、大きな魅力を感じました。オープンキャンパスに参加したところ、先輩方の楽しそうな雰囲気や充実した設備を見学し、この大学なら有意義な4年間を過ごせそうだと思い、進学を決意しました。
入学後、実際にさまざまなジャンルのデザインを学び、実習や課題に取り組みました。その中でもグラフィックデザインの平面に広がる可能性に惹かれ、ビジュアルコミュニケーションデザインコースに進むことを決めました。

この学問のココがおもしろい!

問題解決に新たな視点を持つことで新たな価値を生み出せる

デザインと聞くと、目に見えるものを装飾したり、整えるといったようなイメージがあると思います。もちろんそういった側面もありますが、デザインは「問題解決」の行為であるといわれています。今ある問題をどのように解決できるか、新たな視点に立って考えることで、世の中に新たな価値を生み出します。“モノ”のデザインで解決できることもあれば、“コト”のデザインで解決できることもあるかもしれません。どのコース・領域に所属していても、課題に取り組むときは、与えられたテーマに対してどのようなアプローチで解決に導いていくか、さまざまな検討を繰り返してデザインの方向性を決め、それから制作に入ります。ただ手を動かすだけでなく、頭を捻ってアイディアを考えることも、デザインのおもしろいところだと思います。

後輩へのアドバイス

思い切って飛び込んだ先に楽しい学びがあった

「やらない後悔よりもやる後悔」という言葉があるように、やりたいことがあるのに進路に迷っている人は、思いきって飛び込んでみるのも一つの手だと思います。大学には高校時代よりも遥かに広い世界が待っています。自分が「好きだ」と思った先には、自分と同じような「好き」を持った人がたくさんいます。周りの友人・先輩・後輩から、たくさんの刺激を受ける毎日がきっと待っています。私自身、絵を描くことは好きでしたが、画力に自信がなかったことで、なかなか踏み出せずにいましたが、踏み出してみるとなんとでもなるものです。将来に対する不安も大きく、思い切った選択をするのも難しいと思いますが、飛び込んでみる選択肢も頭の中に残しておいてほしいと思います。

先輩の学部で学べることをチェックしてみよう!

1週間の時間割

平日は課題の制作時間にあてて、土日にアルバイトをしています。 私は自宅では制作が捗らないため、平日は授業がなくても学校に来て作業していることが多いです。

どんな高校生活を送っていましたか?

授業のほかに取り組んでいたこと

高校では華道部に所属していました。また学外のチームでバトントワリングを習っており、忙しく過ごしていました。毎日のように夜遅くまでチームのみんなで練習したことは、今でもいい思い出です。

高校時代の勉強法(特に入試対策)

私が受験した「総合型選抜I(体験型)」は、それぞれの個性でチャレンジができるデザイン学科らしい入試です。合格をめざし、自分の意見をしっかりと伝える練習や、プレゼンに向けた資料の制作に力を入れました。 高校の定期テストでは、全校で30位以内に入ることを目標にして、普段の勉強に取り組んでいました。テスト期間にも習い事が週5日ほどあったので、限られた時間を有効に使うために時間と目標を決め、集中する癖を付けるようにしました。現在の制作活動でも、時間を区切って集中するという方法を実践しています。 テスト期間は、テスト対策用のプリントやワークに重点をおいて、全問正解するまで間違えたところを繰り返し解くようにしました。また、定期的な小テストの時にも英単語、漢字や語句は身につくまで暗記したり、わからないところを後回しにせず解決しておくことで、テスト期間中の負担を減らしていました。

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