岡崎女子大学/私のイチオシ
多様な子どもたちが学び合あえるインクルーシブ教育を学ぶ
子ども教育学部 子ども教育学科 4年
M.T.さん
愛知県立御津高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私がインクルーシブ教育に関心を抱いたのは、母と一緒に訪れた点字・手話・車椅子体験や高齢者施設訪問、習い事で行っていた英会話スクールなどがきっかけです。これらのさまざまな関わりや体験を通して、障害の有無や国籍などに関わらず共に学び合うこと、一緒に生活していくことのできる環境について興味を持ちました。さまざまな個性を持つ子どもたちの生活の中で、保育者は援助や関わり方、環境づくりをどのように考えているのかを知るために、勉強に励んでいます。
この学問のココがおもしろい
インクルーシブ教育実習では、実際に子どもたちと接しながら、保育者の援助や関わり方を学びます。実習に参加するたびに、「どんな子どもたちの姿が見られるのか」「次はどのように関わろうか」と考えるのが楽しみで、保育の面白さを実感しています。また、実習のエピソードを記録にまとめ、子どもの姿や状況について考察したり、学生同士でエピソードの事例についてカンファレンスを行ったりする授業もあります。一つのエピソードに対して、学生一人ひとりの感じ方や捉え方、関わり方がそれぞれ異なる点が興味深いと思っています。
キャンパスのお気に入りスポット
子ども好適空間 hyggeエリアにある「おはなしの森」がお気に入りです。子ども図書室を発展させた施設で、初めて見る絵本や珍しい大型絵本などがそろい、子どもたちだけでなく大人も楽しめます。また、同じエリアにある「あそびの箱」には、屋内と屋外を結ぶ回遊式の木製遊具が設置されており、施設全体が子どもたちの興味を引く空間になっています。息抜きがてら訪れてみるのもおすすめです。