兵庫医科大学/医学部の詳細情報

医師は生涯勉強が必要な職業。その基盤を早期に形成し、学修者として独り立ちさせるために医学教育センターが一人ひとりに合った勉強の仕方について、アドバイスと指導を行っています。

少人数グループでディスカッションしながら課題解決に取り組む「チーム基盤型学修（TBL）」を、第1学年次から第4学年次の全学年で導入。前もって自己学修した上で臨むため、知識を応用する能動的な学修姿勢が身につき、互いに教え合う能力が鍛えられます。

多くの科目を同時並行で学修し、学期末にまとめて試験を行う従来の方式は、膨大な知識を学修しなければならない医学部生にとって大きな負担でした。そこで本学では、講義を4～5科目に絞って短期から中期間の集中型で行い、1科目ずつ順次試験を行う方式を採用し、効率的に学修を進められるようにしています。

• 医学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• 医学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• 医学部の偏差値・入試難易度

基礎から臨床まで全科横断的なカリキュラム

●基礎系講座配属
特定の基礎医学系教室、先端医学研究所各部門で、3週間にわたり学修・研究に従事することにより、「研究の面白さ」を体験できます。また、研究倫理の基礎を学ぶとともに医学研究者とコミュニケーションを図る良い機会となります。

●臓器別統合カリキュラム
一つの臓器について、基礎から臨床的内容まで幅広く一貫した教育を行うカリキュラム。例えば、肝臓について解剖、生理作用、代謝、病気の成り立ちや病態、内科的治療や外科的治療まで一貫して勉強します。

●自由選択実習
第6学年次生は自ら6年間の医学教育を締めくくる「場」として自主的に実習先を選択できます。学内の希望診療科はもちろん、全国の一般病院、他の大学病院、海外で実習することが可能です。研究室に入り臨床研究や基礎研究を学ぶことも可能です。