西九州大学/健康栄養学部の詳細情報

「食」を取り巻く環境は、日々変化を遂げています。そんな時代の中で、健康栄養学部では、人間栄養学の視点から「食」を深く掘り下げ、保健・医療・福祉の各分野にわたっての教育・研究を実施することで、管理栄養士をはじめとした専門的職人を育成しています。即戦力として働ける管理栄養士をめざすために、徹底した実践的カリキュラムを実施し、地域社会に密着した実習を体験しながら、豊かな見識と人間性を身に付けることができます。

佐賀県ただ1つの管理栄養士養成校という特徴を活かし、地域に密着した教育を行います。３年次の「健栄ゼミ」では地域住民の方々向けに栄養教室と調理教室を行います。また、同時に世界に目を広げる事で自分の地域を客観的に捉えます。

本学部では、健康栄養学演習および国家試験対策講座を開設し、全教員で国家試験対策に取り組んでいます。科目別集中講座や受験対策講座、さらに合格者による合格体験談会など多彩な指導体制を展開しています。その結果、毎年高い管理栄養士国家試験合格実績を誇っています。2021（令和3）年国家試験では合格率96.2%（101名合格/105名受験）という九州・全国でもトップクラスの結果を残しました。

• 健康栄養学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• 健康栄養学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• 健康栄養学部の偏差値・入試難易度

めざす資格や将来の職域に応じて3つのコースを設定

本学科では、「臨床コース」「食品栄養コース」「栄養教育コース」を設定しています。
実験や実習の時間を多く設け、即戦力を養います。人間性を磨き、責任感を培うなど管理栄養士しての資質をしっかりと磨きます。また、栄養学に加え、運動生理学などを学習。エアロビックダンスやウォーキングなどのスポーツを通して健康づくりのスペシャリストを養成します。
〔学びのポイント〕
◎1年次／専門教育への興味や好奇心、モチベーションを刺激する導入教育を実施します。
◎2年次／専門基礎分野の講義や実験・実習の履修を終え、さらに専門分野の履修に入り実践的な内容を学びます。
◎3・4年次／「臨地実習」を通して病院や福祉施設、保健所などで食の最前線を体験。管理栄養士としての実践力を磨きます。管理栄養士国家試験の対策講座も開講。受験に向けて、きめ細かな指導を進めていきます。

【授業・講義】
臨床コース・食品栄養コース・栄養教育コースの人気講義

■臨床コース
栄養療法論実習／病気に対する治療食は、おいしく食べることができてこそ真の治療食です。満足度の高い適切な治療食を提供できる技術を養うため、調理を通して実践的に学びます。
■食品栄養コース
食品の創製ゼミナール／地域の生産者や企業とチームを組みながら、課題解決に向けた新商品の開発を通し、企画力や実践力を養います。
■栄養教育コース
栄養教育論実習II／これまでに学習した知識と技術を基に、栄養教育計画を立案・実施し、評価を行う学びを通し、対象者さんの問題解決につながる総合力となっていく過程を学びます。

健康栄養学部健康栄養学科では、食を通じた健康づくりと疾病の予防や治療に情熱をもって取り組む管理栄養士の育成を目的とし、次のような意欲、能力、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

（1）食を通じて、世のため、人の役に立ちたいと考えている人
（2）人が好きで、相手の立場を思いやることができ、協調性のある人
（3）大学教育の修得に必要な基礎学力を備えている人
（4）専門職としての責任を自覚し、生涯学習する意欲のある人
人体の構造と機能の理解をした上で、健康や疾病と食事との関係を知り、その人に必要な料理をおいしく提供したいという思いをもっている学生を受け入れたいと考えている。本学科への入学を希望する学生は、高等学校において基本とされる教科について高等学校卒業相当の知識を有していること、理科では「化学基礎・生物基礎・化学・生物」のうち1科目以上を履修していることが望ましい。また、課外活動やボランティアなどに積極的に取り組む姿勢も大切である。

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