名古屋文理大学短期大学部/志望理由

私が栄養士になりたいと思ったのは、保育園に勤めていた時に「今日の給食何かなあ～」と給食を楽しみにする子どもたちや、「おいしい～」「もっと食べたい！」と満面の笑みでおかわりする子どもたちの姿を見たことがきっかけです。もともと料理をするのも食べるのも好きだったので、好きなことを深く学び、保育士ではない栄養士という別の視点から子どもたちをサポートし、笑顔にできたらいいなと思うようになりました。また、栄養士を調べていく中で、栄養教諭という職業があることを知りました。子どもたちのそばで活躍できる素敵な職業だなと感じたため、学んでみようと思いました。

私が進学先としてこの大学を選んだ理由は、2つあります。1つ目は実習・実験が多い点です。実践的な学びは記憶に残りやすく、就職したときに役に立つと思ったことと、チームを組んで調理実習や給食実習などに取り組むことによってコミュニケーション力が培われ、チームワークという意識を自然に持つことができる点が素敵だと思ったからです。2つ目は専門実践教育訓練給付金という制度を受けられる大学だったからです。この制度を知るまでは、学びたいという意欲があっても現実的には難しいだろうと考えていました。しかし、この制度を受けることで、夢を叶える一歩を踏み出すことができました。

保育園に勤めていた時に子どもたちに「よく噛んで食べようね」と声を掛けることがありました。飲み込むときに喉につかえないようにする意図もありますが、自分自身が子どもの頃に「よく噛みなさいね」と言われていたこともあり、何となく「噛まないよりは噛んだほうがいいのだろう」という気持ちがあったと思います。しかし、大学で実験や勉強をしていく中で、「何となくいいだろう」ではなく、“よく噛むことの意味”をしっかりと理解することができました。普段の社会生活で何気なく行っていることを、“何気なく”ではなく、本来の意味をしっかりと理解して伝えられる栄養士になりたいと思いました。