名古屋文理大学短期大学部/卒業後の進路
患者様に安心感を与えられるような
管理栄養士になりたい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は幼い頃から何かを作ることが好きで、特に料理が好きでした。そのため、高校へ入学する頃までは調理師になろうと考えていました。しかし、栄養士という仕事があることを知り、どちらの道に進むか悩みましたが、調理のことだけでなく食のこと全てに強い栄養士になろうと決断しました。大学入学後は学校にあるキャリア支援センターへ通い、自分に合った会社や施設を探したり、履歴書の添削をしてもらったりして、第一希望の病院から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
大学に在学中、栄養士としてどこで働くべきかわからず迷っていた最中に、病気を患い入院することになりました。その時に出された病院給食がとても美味しく、コロナ禍で誰とも関わることができなかった当時は、その食事が唯一の楽しみでした。病院には私と同じような思いをしている方がたくさんいるのではないかと感じ、私の中に「病院で働きたい」という思いが芽生えてきました。また、学校で栄養について学ぶ中で、入院の経験から臨床の分野や栄養指導について興味がわき、学びを深めたことも大きいと思います。その分野が私自身の強みとなったことで、さらに強く病院で働きたいと考えるようになりました。
今後の夢・目標
私は3年の実務経験を積んだ後、管理栄養士の資格取得をめざしたいと考えています。退院する時に栄養指導を受けた経験から、栄養指導や栄養相談ができるようになりたいと思ったことがきっかけです。その時の栄養指導では、医師の診察などとは違う雰囲気を感じ、病気への不安が払拭されたこともあったため、私も同じように患者様の不安を拭うことができるようになりたいと思いました。管理栄養士は、栄養士よりも高度な専門知識や技術を持っていることが認められる資格です。ぜひ取得して活躍の場を広げていきたいと考えています。