ふくいけんりつ

福井県立大学

公立大学 福井県

福井県立大学/海洋生物資源学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

海洋生物資源学科(50名)
先端増養殖科学科(30名)

所在地

1~4年:福井

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●海洋生物資源研究の基礎から応用そして社会実装をめざす
●2学科6分野から海洋生物を多面的に学ぶ
●「海洋生物資源臨海研究センター」で幅広い研究に取り組む

若狭湾に面した小浜キャンパス・かつみキャンパスを拠点とする、日本海側唯一の水産・海洋系の学部です。

【キャンパス】

小浜キャンパス・かつみキャンパス

【学生数】

271人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

30人(2023年5月1日現在)

【大学院】

生物資源学研究科 海洋生物資源学専攻

海洋生物資源学科

【講義・学問分野】

海洋生物資源学フィールド演習、生物学、化学、生化学、分子生物学、魚類学、水産資源利用学、動物生態学、水圏微生物生態学、環境水理学、沿岸海洋学、食品化学、食品工学、海洋地質学、水産経済学 など

先端増養殖科学科

【講義・学問分野】

海洋生物資源学フィールド演習、水産増養殖概論、増養殖統計学、魚類生理生態学、水圏種苗生産学、魚類免疫学、水族病理学、水産経済学、国際海洋ビジネス論、飼料栄養学、水族遺伝育種学、ICT応用工学、食品安全管理論、養殖学実習、養殖インターンシップ(国内・海外)など

入学者・卒業者数

入学者数

84人
男女比
女子生徒数
22
男子生徒数
62
地元占有率
地元出身学生数
15
入学者総数
84

卒業者数

48人
就職者・進学者数内訳
就職者数
27
進学者数
18

学部の特色

海洋生物資源研究の基礎から応用そして社会実装をめざす

海洋生物資源学部は、海洋生物資源学科と2022年4月に開設された先端増養殖科学科の2学科で構成されています。海洋生物資源学科は、生物・環境・食と健康に関わる3つの領域で構成され、水圏の生物学・生態学的研究、流れや水質の調査・分析などから明らかにする水圏環境の研究、さらに食品加工・健康の研究といった幅広い分野を網羅しながら高度な研究活動を展開しています。先端増養殖科学科は生命科学、環境科学、情報科学を基盤として、応用のための基礎から社会実装までを対象に研究を進めています。本学部では、両学科の特長を活かした独自のプログラムに加えて、互いに講義内容を補完する共通カリキュラムも組まれ、知識や技術を広く、深く学ぶことができます。

2学科6分野から海洋生物を多面的に学ぶ

海洋生物資源学科では生物、環境、食と健康の3分野、先端増養殖科学科では先端育成科学、ゲノム応用科学、情報・社会科学の3分野から海洋生物を多面的に学びます。

「海洋生物資源臨海研究センター」で幅広い研究に取り組む

小浜キャンパスから車で15分ほどの距離にあるかつみキャンパスに隣接する「海洋生物資源臨海研究センター」は、日本海における海洋生物資源の保全と育成をめざして設立。海洋生物の基礎研究から応用技術まで幅広い教育研究を行うため、本学部の多くの教員・学生が利用しています。
現在、隣接する県の試験研究機関や民間企業と連携してマサバやトラウトサーモンなどの養殖研究を進めており、得られた成果が地域産業に生かされています。

学べること

海洋生物資源学科

海洋生物資源について幅広い分野から探究

〈学びのポイント〉
(1)海・河川・湖沼、それらのつながりについて、地域スケールから地球スケールの視点で学ぶ
地球は「水の惑星」と呼ばれています。本学科では、海洋、河川、湖沼、地下水といった水圏全体を研究対象にしています。特定の水域を深く調べる研究に加え、水の循環やつながりに注目した研究も進めています。
(2)水圏に関連する生物、食と健康、環境について高度な専門的知識を学ぶ
水圏の「生物を知る領域」、「生物を育む環境を知る領域」、「食と健康を知る領域」で構成されています。生物についての研究だけでなく、生物の棲む環境から利用・加工に至るまで多様な分野をカバーしています。
(3)理論と実験・現場実習から、これからの水圏と社会の関わりについて学ぶ
大学での講義や実験による学びに加え、フィールドワーク、民間会社や研究機関への訪問など、社会での学びも大切にしています。
(4)水圏に興味を持つ学生が集い、気付き合いながら学ぶ
水圏に興味を持つ学生が集うこと、そのことが新たな気付きや大学生活の楽しさを生み出します。新たな出会いと多面的な学問領域での学びをもとに、現代の水圏が抱える諸問題の解決に向けて取り組みます。

先端増養殖科学科

「未来の水産増養殖」を創る新しい学科

〈学びのポイント〉
(1)増養殖に関する基礎知識と専門知識
自然科学、数学、経済学などの基礎をしっかりと修得したうえで、増養殖に必要な知識を体系的に学び、思考して実践するための力を身に付けます。
(2)学んだことを実践する能力
知っているだけでは、実際に修得した知識を使うことができません。本学科では、学んだことを養殖の現場で実行する実習に力を入れています。その中で、「なぜ」、「どのように」と思考しながら実践する能力を身に付けます。
(3)課題を設定し論理的に解決する能力
社会的背景を理解して水産増養殖に関わる課題を設定し、解決のための計画を立案して実践します。そして、得られた結果を客観的に考察して合理的な結論をまとめ、 社会実装するための能力を身に付けます。
(4)得られた成果を他者に伝える能力
課題解決に向けて、他者と相互に意思疎通を図りながら行動し、成果をまとめて文章と口頭で論理的にわかりやすく発表する能力を身に付けます。

〈想定される進路〉
■水産養殖に関する生産・育成の分野
民間企業、漁業協同組合などの養殖生産業、観賞魚生産、ペット産業
■水産物の加工販売や水産ビジネスの分野
食品会社、水産加工会社、流通、商社、水産物販売、観光業、起業
■情報・環境・コンサルタントに関連する分野
IT・Web関連、ソフト開発、環境調査会社、環境コンサルティング
■水産増養殖に関連する技術開発・研究の分野
水産関連の国・地方・独立行政法人などの公設試験研究機関、民間研究機関、水族館、養殖関連機械・飼料生産メーカー
■水産分野に関する政策立案・教育指導・国際貢献の分野
国・都道府県・市町村の公務員、教員、国際機関、青年海外協力隊
■大学院への進学

アドミッションポリシー

〈求める学生像〉

教育目的を達成するため、海洋生物資源学部は次のような学生の入学を求めています。
(1)海洋環境や海洋生物資源を取り巻く様々な問題に強い関心を持ち、科学・技術を通してその解決に貢献する意欲を有する学生
(2)海洋生物資源学を学ぶために必要となる理科、数学および英語などの基礎学力を有し、自主的な学習習慣を身につけている学生
(3)他者と協力しながら学ぶためのコミュニケーション能力を身につけている学生

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