青森大学/薬学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
薬学科(50名)
所在地
1~6年:青森
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
薬学部の偏差値を見るプロフィール
●薬剤師国家試験の全員合格をめざした手厚いサポート体制
●薬剤師不足で高まるニーズが就職率の高さにも直結
●少人数教育と担任制度で親身に指導
地域で活躍できる薬剤師養成をテーマに、地域医療に貢献する薬剤師をめざす学生の学びをサポートします。
【キャンパス】
青森キャンパス
【学生数】
231名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
31名(2024年5月1日現在)
薬学科
【講義・学問分野】
生化学、機能形態学、薬学基礎演習、物理化学、生体防御学、ゲノム解析学、分析化学実習、衛生薬学、衛生化学実習、薬理学、薬物治療学、薬理学実習、薬剤学実習、臨床検査学、薬学臨床、病院実習、薬局実習、薬学セミナー、地域と健康、臨床医学概論 など
学部の特色
薬剤師国家試験の全員合格をめざした手厚いサポート体制
薬学部では、薬剤師国家試験の全員合格をめざし、200コマ以上の対策演習、学生の要望に基づいた対策補講、外部講師による講義(夏期・秋期・冬期・直前)、6回以上の対策模試を展開。さらに科目を化学系と生物系に分け、必要に応じて補修講義(フォローアップ教育)を実施しています。学年度末には、学業不振や不得意科目で困っている学生たちに集中補習講義を行い、国家試験に向けてサポートしています。これらのバックアップにより、毎年高い合格率を維持しています。
薬剤師不足で高まるニーズが就職率の高さにも直結
全国的に薬剤師不足が深刻な問題となっており、薬剤師の活躍の場は今後も拡大し、高い求人倍率も続くことが予想されています。特に青森県の薬局・医療施設に従事する薬剤師数は全国ワースト3位※とひっ迫した状態が続いています。本学から半径100km以内に薬学部を設置した大学は本学以外には無く、青森県を中心とした北東北・道南地区の薬剤師不足を解消することが本学の責務であると考えています。
※2020年12月31日現在。厚生労働省統計「都道府県(従業地)別にみた人口10万対薬剤師数」より
少人数教育と担任制度で親身に指導
少人数教育により学生と教員との距離が近い薬学部では、教員から丁寧な指導を受けることができます。1学年5~7人の学生に対し1人の教員が担任となる「担任制」を採用することで、学生生活を楽しく、円滑で有意義に過ごせるよう徹底的にサポート。勉学以外の相談事にも親身になって対応し、助言や指導を行います。
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学べること
薬学科
高度な専門的知識・技術の定着を図る、実習機会が充実
地域社会に貢献できる薬剤師をめざし、疾病や医薬品について高度な専門的知識・技術を身に付けられるよう、カリキュラムを整えています。
1・2年次では、薬学に必要な基礎科学、医療の現状と薬剤師が果たすべき役割などを学び、3・4年次は講義や実習を通して疾病の診断・治療に関する知識、医薬品の創製・薬理作用・副作用・適正など専門的・科学的知識と技術を身に付けます。そして5・6年次には、身に付けた知識や技術を医療現場でどのように活用するかを理解するため、約6か月間の実地研修を行います。特に、病院や薬局で薬剤師の仕事を実際に学べる実務実習では、医師の処方箋に基づいて調剤し、相互作用を調べ、患者さんに薬の説明をする、注射薬の調剤をするといった、より実務的な内容を学びます。病院ではチーム医療の一員として医師や看護師とともに活躍する薬剤師の仕事に触れることができるほか、臨床現場では学んだ知識や技術を応用する能力が求められます。
【授業・講義】
薬学実務実習(病院・薬局)
薬学実務実習とは、薬学部で学んできた知識・技能・態度を基に、医療人の一員として臨床現場を体験し、臨機応変に対応できる実践的な能力を修得する参加・体験型学習です。4年次において薬学共用試験に合格した学生が、5年次から病院および薬局でそれぞれ11週間、合計22週間実習します。病院においては、医療チームの一員として患者への薬物療法の役割を学び、薬局においては、地域住民の薬物治療、在宅医療、セルフメディケーションの実践を学びます。また、病院・薬局が連携した地域医療活動についても参加体験します。終了後は、実務実習指導薬剤師、大学教員、学生の参加による成果発表会を年2回開催しています。
アドミッションポリシー
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
青森大学薬学部は、地域の薬剤師を養成することを目的とした6年制の学部です。従って、薬剤師として必要な資質を得るために必要な知識、技能及び倫理観を身に付けさせることが使命です。その使命を理解し、必要となる基礎力を有し、薬学を学ぶ強い意志を持つ学生の入学を求めます。入学者の受入れは、下記の方針に基づいて適正に行います。入学者の選抜は、高等学校又は中等教育学校を卒業した者に限らず、帰国生徒や社会人、編入学、留学生、多様な背景を持った者など、さまざまな個性、能力等を有する人々を受け入れることができるよう、入学者選抜区分に沿った多様な選抜方法を用意して行います。
【 薬学部が求める学生像 】
次の(1)~(5)のような学生を求めています
(1)化学、数学、語学を中心に高等学校の教育課程を幅広く修得している人
(2)身近な問題について、知識や情報を基にして、筋道を立てて考え、その結果を説明することができる人
(3)自ら学ぼうとする意志を持っている人
(4)人への思いやりを持ち、多様な人々とコミュニケーションを取ろうとする態度が身に付いている人
(5)薬の専門家として、他者と協働して、地域社会に役立ちたいという志を持っている人
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
青森市幸畑2-3-1入試課 TEL: 017-728-0102
【URL】
薬学部の主な就職先
◆2023年3月卒業生就職率100%
[病院]青森慈恵会病院、青森保健生活協同組合、独立行政法人国立病院機構北海道・東北グループ(弘前総合医療センター)、本間病院
[薬局]いちい薬局、M’s、ツルハ、町田アンド町田商会(サカエ薬局)、丸大さくらヰ薬局、きらく漢方調剤薬局