岩手医科大学/薬学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
薬学科(50名)
所在地
1~6年:岩手
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
薬学部の偏差値を見るプロフィール
●多職種連携教育(IPE)で、薬剤師の役割を考える
●マンツーマンの指導・実習で卒業後も即戦力に
●医療人としての心構えも身に付ける
医療系総合大学の特色を生かしたバランスの良いカリキュラム編成により、教養教育と幅広く高度な基礎科学の教育を行います。6年制の一貫課程で、実務的な専門知識や技能を身に付け、病院、薬局、製薬企業、研究機関など幅広い薬学の領域で活躍できる薬剤師をめざします。
【キャンパス】
矢巾キャンパス(1~6年)
【学生数】
257名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
37名(2024年5月1日現在)
【大学院】
薬学研究科/[修士課程]薬科学専攻、[博士課程]医療薬学専攻
薬学科
【講義・学問分野】
薬学入門、細胞生物学、分析化学、医療薬学、保健衛生学、薬理学、調剤学、臨床薬学、薬学実習、病院実務実習、薬局実務実習 など
学部の特色
多職種連携教育(IPE)で、薬剤師の役割を考える
学問として薬学を理解し、医療人としての心構えを身に付けると同時に、医療における他職種の仕事とそれに関わる薬剤師の役割を理解するため、医療現場で働く専門職による授業を行っています。総合的な医療人の育成を目的とした多職種連携教育(IPE)では、4学部の学生が同じグループとなり、医療に関わるテーマについて合同で学修・討議しグループ発表を行います。
[IPE例]
1年次 …「多職種連携のためのアカデミックリテラシー」
3年次 …「チーム医療リテラシー」
6年次 …「4学部合同学生セミナー」「実践チーム医療論(病棟実習)」
また、本学附属病院や地域薬局の見学を行う1年次の「早期体験学習」、災害時の薬剤の重要性を学ぶ2年次の「早期臨床体験」、医療現場で看護体験を行う3年次の「看護体験実習」、病院・薬局で行う5年次の「長期実務実習」などの体験型実習によって、医療チームの一員として十分なコミュニケーション能力を身に付けます。
マンツーマンの指導・実習で卒業後も即戦力に
附属病院・薬局における実務実習を通じて、最先端の医療に触れる機会を設け、即戦力となる医療人の育成をめざします。また、各講座に配属されて、マンツーマンの指導により薬学分野の最先端の課題研究と卒業実習を行うことによって、問題解決能力、そして問題を発見する能力を身に付けます。
医療人としての心構えも身に付ける
基礎学力の確立と並行して、学問としての薬学を理解し、医療人としての心構えを身に付けるため、早期体験学習や医療現場で働く専門家による授業を1年次から設定します。また、医学部・歯学部の教員による講義も開講されます。学年進行とともにレベルを上げ、最新の医療薬学と生命科学に対応した専門教育を行います。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
薬学科
医療系総合大学の特色を生かしたバランスの良いカリキュラム編成
ひろく、深く、薬学の研究に専心できる環境が皆さんを迎えます。6年制の一貫課程で学ぶ意義は、高いレベルで薬学の深奥に迫れること。医師、歯科医師と同じく実務的な専門知識や技能を発揮できる薬剤師への第一歩は、高いモチベーションだと言えるでしょう。他の理系大学院の修士課程と同等もしくは、それ以上の実力を養うカリキュラムは、著しく進歩するライフサイエンスの潮流を捉えて編成されています。
アドミッションポリシー
薬学部 入学者受入方針
本学は、「医療人たる前に、誠の人間たれ」という建学の精神のもとに、地域医療に貢献する医療人育成を使命として設立されました。学則には、「まず人間としての教養を高め、充分な知識と技術とを習得し、更に進んでは専門の学理を極め、実地の修練を積み、出でては力を厚生済民に尽くし、入っては真摯な学者として、斯道の進歩発展に貢献する」ことが掲げられています。薬学教育・教養教育を通して、優れた資質と深い人間愛を有する医療人、研究者、人格的に成長できる人材の育成が、本学の目指すところです。
薬学部では、次のような人材を求めています。
1.薬剤師となる明確な目的意識を持った人
2.生命の大切さを知り、問題解決能力を身につける姿勢を持った人
3.高度なチーム医療に薬の専門家(薬剤師)として参加したい人
4.医療と薬の専門性を基に疾病解明や医薬品の設計・開発に携わりたい人
5.医療人として地域社会や国際社会に貢献したい人
この学部のことを詳しくチェック
問い合わせ先
【住所・電話番号】
●矢巾キャンパス
岩手県紫波郡矢巾町医大通1-1-1
※入試に関するお問い合わせは
入試・キャリア支援課
(019)651-5110(内線5105)
【URL】
薬学部の主な就職先
保険調剤薬局・病院の薬剤部・ドラッグストアをはじめ、医薬品メーカーでの創薬・製剤に取り組んだり、生命科学の観点で食品や化粧品の開発に携わるなど、薬剤師の資格はさまざまな社会分野で生かせます。20223年5月現在、卒業生は日本全国で活躍しており、そのうちの37.1%が調剤薬局、37.1%が国公立・私立・一般の病院でスキルを発揮しています。また、大学院へ進み、さらに薬学研究を深めていくことも可能です。
薬学部の就職・資格情報を見る