東北医科薬科大学/大学トップ
ここに注目!
- 仙台の地で、医学・薬学・生命科学の分野で活躍する医療人を育成
- 【薬学部】薬学教育・研究のための施設・設備が充実
- 【医学部】特色ある教育カリキュラムで活躍する医師をめざす
大学の特色
仙台の地で、医学・薬学・生命科学の分野で活躍する医療人を育成
東北医科薬科大学は医学部(医学科)、薬学部(薬学科・生命薬科学科)の2学部3学科からなる医療系大学です。1939年に東北・北海道地区唯一の薬剤師養成機関として創立され、今日まで80年以上の歴史と伝統のもとに、専門性の高い薬剤師の養成、および人々の健康にかかわる領域で活躍する人材を育成してきました。2016年にはわが国で37年ぶりとなる医学部を開設。2018年に開設した福室キャンパスでは、最新の設備と恵まれた環境の中で、より専門性の高い講義や臨床実習に打ち込むことができます。これまで地域社会に貢献する2万4000人余りの医療人を輩出した実績を活かし、これからも社会に貢献できる優れた医療人を育成します。
【薬学部】薬学教育・研究のための施設・設備が充実
本学は、創薬研究の拠点として、最先端の生命科学・薬学研究に取り組むため、生命科学研究を推進する中核施設「分子生体膜研究所」や、新しい抗がん剤、加齢性疾患治療薬、疼痛制御薬の開発の研究をする「創薬研究センター」などを設置しています。それ以外にも、「中央機器センター」や「実験動物センター」「ラジオアイソトープセンター」「附属薬用植物園」「臨床薬剤学実習センター」があり、教育・研究機関としての施設・設備が充実しています。
薬剤師も医師や看護師と並ぶチーム医療の主要な担い手としての役割が高まりました。その要請に応え、より質の高い教育・研究を実践するために、2013年に単科の薬科大学としては全国で初めてとなる附属病院「東北薬科大学病院」を設置。2016年には医学部の開設と同時に「東北医科薬科大学病院」に名称を変更し、さらに「東北医科薬科大学 若林病院」を新たに加え、教育・研究のための施設、設備がより一層充実しました。地域医療への一層の貢献を果たし、薬学教育の新たなモデルとなるように全力で取り組むとともに、医学部との連携した教育も行います。
【医学部】特色ある教育カリキュラムで活躍する医師をめざす
医学教育モデルコアカリキュラムを準拠しつつ、本学ならではの特色を生かした独自の教育プログラムで地域医療、救急・災害医療、薬学の基礎知識を学び、総合診療力のある医師の養成をめざします。低学年での地域医療体験学習から、高学年での滞在型臨床実習に至る地域医療教育では、幅広い医学知識を身に付けるだけでなく、多職種連携による医療や地域・患者に根ざした医療を学び、総合的な診療能力を養っていきます。同時に、高度医療を学ぶことのできる環境も整えています。3年次からはキャンパス内に附属病院である東北医科薬科大学病院を擁する福室キャンパスに学修の場を移します。病院に隣接する教育研究棟は基礎・臨床医学学習のための教育エリアと研究・実験エリアの2つからなり、最新の医療設備が整った環境で臨床実習にのぞみます。2019年1月には新病院棟が完成、これまで以上に高度先進医療を提供し地域医療に貢献するとともに、医学教育における包括的な臨床教育環境がより一層充実しました。
アドミッションポリシー
薬学部 アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
◆薬学科《6年制》
1. くすりの科学に興味を持ち、くすりに関する確かな知識を応用して、医療の現場で社会に貢献しようとする学生を求めています。
2. 医療の現場において薬剤師として必要とされる知識・技術や態度、さらには医療人としての倫理観などを身につけることができる学生を求めています。
3. 高等学校で、理科の基礎的な分野、特に化学あるいは生物をしっかり学ぶとともに、英語および数学の素養や自ら考える姿勢、着実な学習習慣を身につけている学生を求めています。
◆生命薬科学科《4年制》
1. くすりの科学に興味を持ち、最新の生命科学の専門知識を学び、新しい視点からくすりの問題に取り組もうとする探究心の強い学生を求めています。
2. くすりとヒトの関わりについて、生命科学を応用して、新たな問題に挑戦する意欲を持った学生を求めています。
3. 高等学校で、理科の基礎的な分野、特に化学あるいは生物をしっかり学ぶとともに、英語および数学の素養や自ら考える姿勢、着実な学習習慣を身につけている学生を求めています。
医学部 アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
◆医学科《6年制》
1. 本学医学部の使命に共感し、将来、東北地方の地域医療・災害医療に従事して、地域住民の健康を支える使命感に燃えた学生を求めています。
2. 高度で専門的な知識と技能を兼ね備えながら、病める人とその家族の思いに共感できる強い意志と柔らかな心を持った医師を志す学生を求めています。
3. 高等学校等で理科、数学、英語を十分に習得し、論理的に考える姿勢と着実な学習習慣を身につけている学生を求めています。
教育環境
病院薬剤部や保険薬局の環境や設備を再現し、実践的な学びの場を提供
【薬学部】
臨床薬剤学実習センターは病院薬剤部や保険薬局の環境や設備をそのまま再現した模擬薬局です。調剤室は最新式の錠剤散剤自動分包機や調剤鑑査システムなど、実際の薬局としての機能を備えており、最新の調剤技術を学ぶことができます。他にも全国有数の規模を誇る無菌室、約20台のコンピュータを設置する医薬品情報室(DI)など、臨床の現場で薬剤師が業務を行う設備が整えられており、実習を通じて、医薬品や医療に対する知識はもちろん、薬剤師はどうあるべきかといった心構えについても学びます。
地域医療ネットワークを構築し、地域滞在型の地域医療教育と臨床実習を推進
【医学部】
超高齢化社会を迎え、医療費・介護費増加などの課題や、病院・施設から在宅へという医療の流れの中、地域医療やチーム医療のニーズが高まっています。本学では、附属病院、地域医療教育サテライトセンター、関連教育病院、地域医療ネットワーク病院が連携しながら教育を進め、地域医療と先進医療における実習環境を整えており、総合診療能力と並行して専門性の向上に努めます。
学部
【2025年度入学者対象】
学科ごとの偏差値を確認してみよう
基本情報
学費・奨学金
初年度納入金【2024年度入学者実績】
◆薬学科《6年制》/合計222万5000円(初年度)
(内訳:入学金40万円、学費130万円、施設設備費52万5000円)
◆生命薬科学科《4年制》/合計178万円(初年度)
(内訳:入学金35万円、学費108万円、施設設備費35万円)
◆医学科《6年制》/合計650万円(初年度)
(内訳:入学金100万円、学費300万円、施設設備費100万円、教育充実費150万円)
※このほか教科書・参考書代、保険料、学生会など諸会費などが別途必要です。
奨学金制度・修学資金制度
薬学部[本学独自の奨学金制度]
●東北医科薬科大学創設者 高柳義一奨学金
学業成績が優秀で、経済的に困難な学生へ貸与する奨学金(貸与月額【無利子貸与】/6万4000円)。
医学部[修学資金制度]
●東北地域医療支援修学資金
東北地方への医師定着を促進し、学生を経済的に支援するための修学資金制度。教育ローンと異なり、卒業後、東北地方の医療機関にて一定期間、勤務を行った場合、返還が全額免除されます。
【修学資金制度A方式】
対象者:宮城県内または宮城県以外の東北5県(青森、秋田、岩手、山形、福島)いずれかの県の自治体病院・診療所などで診療業務に従事することを希望する学生
貸与額(6年間):3000万円(500万円/年)
・勤務地:宮城県/定員10名
返還免除条件:医師として、宮城県知事が指定する医療機関などに10年間勤務(初期臨床研修期間の2年間を含まない)
・勤務地:宮城県以外の東北5県/定員各県1名 計5名
返還免除条件:医師として、宮城県以外の東北5県の医療機関などに8~10年間勤務(初期臨床研修期間の2年間を含まない)
【修学資金制度B方式】
対象者:宮城県以外の東北5県の病院・診療所などでの診療業務に従事することを希望する学生
貸与額(6年間):本学の修学資金1500万円(250万円/年)+宮城県以外の東北5県の医学生修学資金制度 約1100万円~を併用※
※B方式は各県の修学資金制度と併用するため、それぞれの県によって貸与額、応募要件などの条件が異なるので、希望する県の制度を必ず確認してください。
・勤務地:宮城県を除く東北5県(各県の条件に準じる)/定員20名
返還免除条件:医師として、宮城県以外の東北5県がそれぞれ定める医療機関などに一定期間勤務(9年程度。義務年限は各県の修学資金制度により定められる)
これら以外にも、日本学生支援機構奨学金や地方公共団体、財団法人などの奨学金制度を利用することもできます。
留学
※ご紹介している留学プログラムは中止・変更になる可能性があります。
「留学人数」、「大学独自の奨学金制度の有無」などについては、過年度の実績を掲載している場合がありますので、詳細は、各大学の公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
過去の留学実績(調査年度:2024年)
住環境
落ち着いた雰囲気に包まれた小松島キャンパスには、知の中核である図書館・情報センターをはじめ、学生ホール、体育館、クラブハウスなどキャンパスライフを彩る施設が集中。医学部の3年次から学修する福室キャンパスは、附属病院に隣接した教育研究棟や新病院棟からなり、約300人収容可能なホールや吹き抜けを生かした明るく開放的な学生ラウンジなどを完備。さらに2019年からは新病院棟での臨床実習も始まり、勉強や臨床実習に打ち込める環境となっています。
クラブ・サークル活動
本学にはさまざまなクラブやサークル活動があり、学生たちは皆、学部・学科を超えて一生懸命取り組んでいます。学業の合間の時間を使いながら活動に励み、交流の輪を広めるだけではなく、学問や教養を深めたり、心身を鍛えたりと充実した学生生活を送ることができます。
体育会系クラブ
剣道部、卓球部、ソフトテニス部、ラグビー部、ワンダーフォーゲル部、硬式テニス部、サッカー部、準硬式野球部、バドミントン部、バレーボール部、バスケットボール部、合気道部、ダンス部、陸上部、スカッシュサークル、水泳部、ゴルフ部、スキー部、格闘技同好会、ハンドボール部、弓道部、漕艇部、サイクル部
文化系クラブ
文化部/合唱団、軽音楽部、明朋部(茶道班)、明朋部(華道班)、吹奏楽部、アンサンブル部、美術部、映画研究部
学術部/有機化学部、薬物部、薬用植物部、衛生化学部、Tohoku Community Medicine club(TCM)、EMCA(イムカ)、医科学研究会、IFMSA TMPU
その他
学生会、大学祭実行委員会、東医体事務局
大学院・併設の大学
大学院
薬学研究科
◆薬学科《6年制》→薬学研究科 薬学専攻 博士課程(4年制課程)
◆生命薬科学科《4年制》→薬学研究科 薬科学専攻 博士課程(前期2年制課程・後期3年制課程)
医学研究科
◆医学研究科 医学専攻 博士課程(4年制課程)※2023年4月開設
パンフ・願書
教員数・学生総数
教員数
教授88人、准教授60人、講師71人、助教107人
*2024年08月収集情報
学生総数
2516人
*2024年5月1日現在
新入生総数
433人
*2024年08月収集情報
その他の特色・学生支援制度
奨学金 | 奨学金 | 単位互換 | 大学院 | 学生寮 | 部活動・同好会 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
給付 | 貸与 | 留学制度 | 学内 | 学外 | 修士 | 博士 | 男子 | 女子 | 文科系 | 体育会系 | 同好会 |
○ | ○ | - | × | ○ | ○ | ○ | × | × | 約20 | 約20 | - |
所在地・アクセス
小松島キャンパス【薬学部】【医学部1・2年次】
●仙台市青葉区小松島4-4-1
JR仙山線:JR「仙台」駅から約4分、「東照宮」駅下車、徒歩約15分
市バス:JR「仙台」駅から仙台市営バスで約20分、「東北医科薬科大・東北高校前」下車、徒歩すぐ
福室キャンパス【医学部3~6年次】
●仙台市宮城野区福室1-15-1
JR仙石線:JR「仙台」駅から約16分、「陸前高砂」駅下車、徒歩約7分
市バス:JR「仙台」駅から仙台市営バスで約35分、「東北医科薬科大学病院入口」下車、徒歩約3分
宮交バス:JR「仙台」駅から宮城交通バスで約35分、「陸前高砂駅」下車、徒歩約7分
問い合わせ先
住所
〒981-8558
仙台市青葉区小松島4-4-1
学務部 入試課
電話番号
(022)234-4181(代)
URL
その他
【FAX】(022) 234-1785
東北医科薬科大学についてのよくある質問
薬学部を志望しています。高等学校で生物や物理を履修していないのですが、大丈夫でしょうか?
1年次の初期教育で、基礎から集中して指導!詳細はこちら
生命薬科学科《4年制》を卒業後は、どのような進路が想定されますか?
薬学に関わる企業や、大学院などさまざまな進路を実現!詳細はこちら
薬学科《6年制》と生命薬科学科《4年制》の併願はできますか?
薬学部の両学科の併願は可能!詳細はこちら