東京工科大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
機械工学科(100名)
電気電子工学科(100名)
応用化学科(80名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●サステイナブル工学の知識と技術を応用できる力を身に付ける
●「コーオプ教育」を採用し、産学連携教育で実践力を養える
●エンジニアとしてグローバルに幅広い業界での活躍をめざせる
「サステイナブル工学(持続可能な社会を実現する実学)」を学びのキーワードに、「機械工学科」「電気電子工学科」「応用化学科」の3学科を設置。さまざまな視点から持続可能な社会システムの解を探る設計・開発技術を修得し、グローバルに次世代の産業界で活躍できる人材をめざします。
【キャンパス】
八王子キャンパス
【学生数】
1252名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
37名(2023年5月1日現在)
【大学院】
工学研究科(M/D)
機械工学科
【講義・学問分野】
サステイナブル機械設計、機械設計、機械創造基礎、強度設計、3D-CAD実習、力学、機械システム など
電気電子工学科
【講義・学問分野】
サステイナブル電気電子、電気電子回路、電磁気学、電気機器、電力ネットワーク、グリーンエネルギー、電子デバイス、組み込みシステム など
応用化学科
【講義・学問分野】
サステイナブル材料化学、化学、有機化学、無機化学、高分子化学、生化学、物理化学、応用化学 など
入学者・卒業者数
入学者数
325人- 女子生徒数
- 39人
- 男子生徒数
- 286人
- 地元出身学生数
- 124人
- 入学者総数
- 325人
卒業者数
263人- 就職者数
- 208人
- 進学者数
- 45人
学部の特色
サステイナブル工学の知識と技術を応用できる力を身に付ける
サステイナブル工学とは「持続可能な社会を実現するための実学」です。利便性や経済性を重視する従来の工学と異なり、持続可能な社会の実現のために、地球環境、経済社会、人間生活という広い視点で工業製品や技術を見つめ、原材料の調達から製造、消費、再利用・廃棄にいたるライフサイクル全体を設計・評価する工学を指します。工学部では、サステイナブル工学の基礎を全学生が学んだうえで、学科別にサステイナブル工学専門科目を履修。さらに3年次後期には3学科が合同でプロジェクト演習に取り組み、サステイナブル社会に求められる新しい工学を、体系的・実践的に学びます。
「コーオプ教育」を採用し、産学連携教育で実践力を養える
2年次後期、もしくは3年次前期に、「コーオプ実習」を実施します。この科目では、大学と企業が連携し、長期(約2か月間)にわたる就業経験と体系的な事前・事後教育を通して学生の知識と技術、就業力の育成をめざします。インターンシップとは異なり、大学と企業などが連携して教育内容の策定を行い、さらに学生は有給での就労が前提となります。企業の現場を体験することで、サステイナブル工学の視点と、今後学ぶべき知識とスキルを発見し、社会と地域に貢献できる力を身に付けます。
エンジニアとしてグローバルに幅広い業界での活躍をめざせる
サステイナブル工学の知識・技術やグローバルな視点を修得した工学部の卒業生は、エンジニアとして幅広い業界での活躍をめざします。
予想される主な進路
●機械工学科/機械製造業やロボット開発、CAD・CAM、メカトロニクスにおけるエンジニアなど機械や情報産業での活躍をめざします。
●電気電子工学科/電気機器や情報通信、自動車、サービス業など、幅広い分野で電気電子エンジニアとしての活躍が期待されます。
●応用化学科/化学工業、エネルギー、自動車、医薬品、化粧品、食品などの業界で、研究開発者・エンジニアとしての活躍をめざします。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
機械工学科
社会を支える機械システムをサステイナブル工学で創造
自動車や鉄道などの輸送機器分野、カメラや測定機器などの精密機器分野、生産ラインを支える産業用機器分野、さらにはロボットやマイクロマシン、医療用機器など、機械工学が関わる領域は多岐にわたります。日本が世界をリードする分野でもある機械工学は、あらゆる産業や生産活動を根底から支えています。機械工学科は、機械、電気電子、システムなどの要素技術に関する知識と、持続可能な社会の構築に役立つ先進的システムの開発に欠かせない専門的知識と技術の修得をめざす学科です。機械の強度設計や性能設計に必要な力学、製図などに関する基礎を理解したうえで、それらを応用する技術を身に付け、サステイナブル工学に基づく新しい機械システムの創造をめざします。
【授業・講義】
機械創造基礎
加工に適した素材を用いて独自の機構を考案・設計・製作します。少人数グループによるプロジェクト形式で製作を進め、授業の最後にはコンテストも開催します。
電気電子工学科
産業や暮らしの持続可能性のために、電気電子工学の最先端分野を追究
太陽電池や発電システム、電力ネットワーク、家庭・産業用の電気機器やコンピュータ、そしてミクロの電子部品まで、電気電子工学は現代社会の多彩な分野を支え、豊かで安心な暮らしを生みだす原動力となっています。この電気電子工学の技術を、持続可能な社会の構築に欠かせないキーテクノロジーとして位置付け、先進的な電気電子システムを創造するための高度な専門知識と技術を追究します。サステイナブル工学の視点と、電気・電子回路や電気磁気学などの専門科目の中で中心となる基礎科目の理解をベースに、電力機器、エネルギー、電子デバイス、センサー工学などの幅広い専門科目を修得し、それらを応用した画期的な機器・システムを提案できる力を育みます。
【授業・講義】
グリーンエネルギー
太陽光発電、風力発電、燃料電池、水力発電、バイオマス発電、地熱発電などの原理・原則と特色を学び、これらを制御するためのパワーエレクトロニクスや系統連携、エネルギー貯蔵について学びます。
応用化学科
省エネルギーで社会・環境に優しい先進的材料の設計・合成をめざす
化学は原子・分子レベルで材料を設計し、優れた機能を持つ材料を創造することを目的とします。しかし、従来は低コストで効率的な手法による材料開発に重きが置かれ、地球や社会、人間の生活・活動などを広く見つめる視点は不十分なものでした。サステイナブル社会を実現するためには、材料の製造から廃棄までを総合的に捉えたうえで、新たなアドバンテージを持つ材料の開発を進めていく必要があります。地球環境や社会に負荷を与えない材料と、その合成プロセスを追究するサステイナブル工学の視点に立ち、省エネルギーに貢献する先進的なデバイスやシステムの実現をめざします。
【授業・講義】
サステイナブル材料化学
材料の構造と物性・機能の相関を理解する力を培うために、テーマごとに実演やデモを実施。分子を基本構成要素とする有機材料が持つ特徴などについて学修します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都八王子市片倉町1404-1
広報課
【フリーダイヤル】0120-444-903
【URL】
工学部の主な就職先
アマダ、三菱電機、エイチワン、資生堂、富士通、DTS、関電工、太平洋セメント、日本発条、三井E&S造船、アイダエンジニアリング、太平電業 …ほか
工学部の就職・資格情報を見る