日本大学/私のイチオシ
テラヘルツ波の研究で、医療の進歩に貢献したい

工学部 電気電子工学科 3年
小林瑞宝さん
栃木県立宇都宮北高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
電気電子工学科を志望したのは、高校生の頃から最新のPCやスマートフォンなどの電子機器に興味があったからです。当時は新作のスマートフォンが発売されるたびに、各メーカーのスペックを比較し、それを評価するのが楽しみでした。この興味が発展し、電子機器の仕組みや技術について深く学びたいと思うようになりました。
この学問のココがおもしろい!

私が今取り組んでいる分野は光工学で、特にテラヘルツ波について研究しています。テラヘルツ波は人体に無害でありながら、X線のように物体を透過する特性を持っています。こうした性質は、復元が困難な古代文書の解析や医療分野にも応用できます。私は新しい電磁波領域を開拓することで、癌で苦しむ人々の助けになる可能性があると知り、この分野について研究したいと思うようになりました。
キャンパスのお気に入りスポット

学問に関する施設や設備としては、もちろんどの施設もおすすめなのですが光工学研究室がおすすめです。世界最先端のレーザー技術を駆使した機器を扱うことができ、次世代の情報通信がどのように進化していくのかを勉強できます。さらに、医療やバイオ分野への応用技術、さらには歴史的遺産のデジタル化に関わる技術についても深く学べる環境が整っています。また、郡山市内を見渡せる70号館9階の展望ラウンジは、気分転換にぴったりで晴れた日には郡山市内を一望することが出来ます。