日本大学/私のイチオシ
統計データに基づき、日本のSDGsの諸課題を考察

商学部 商業学科 4年
髙橋彩夏さん
東京都 私立日本大学第二高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
経済統計学のゼミナールに所属し、日本におけるSDGsの諸課題のうち、私は待機児童問題や子どもの貧困問題について研究しています。ゼミナールの最初に行われる新聞記事討論を通して、いろいろな経済や社会の課題について考え、知識を得る楽しさや議論の面白さを覚えました。そこから興味を持った問題について統計データを自ら収集し、問題を引き起こしている主な原因を突き止めた上で、専門文献を読んだり、ヒアリング調査を行なったりして理解を深めています。
この学問のココがおもしろい!

ゼミナールの研究に取り組む過程で、経済や社会の課題について統計データから考える力、分析結果をわかりやすい資料にまとめる力が身に付きます。自ら収集したデータに対して統計学を用いて分析し、問題の核心をデータから明確に説明できたときは本当にうれしくなります。また、グループ研究の成果を大学内外の学術大会で発表する機会もあります。全国の待機児童数を独自の方法で推計した私たちのグループは商学部の「インゼミ大会」や全国の大学のゼミが参加した「インプレ2023」で、最優秀賞を受賞しました。
キャンパスのお気に入りスポット

図書館や講義棟などキャンパス内にたくさんあるグループ学習室やアクティブラーニングスペースがおすすめです。個室タイプの部屋は予約不要で使え、電子黒板やホワイトボードを使ってチームで議論するには最適な場所といえるでしょう。図書館内では関連資料もすぐに探せます。座り心地のいいカラフルな椅子と机を備えた快適な空間で仲間と議論を重ねれば、研究のモチベーションも上がります。私にとっても、学術大会前に何度も通った思い出の場所です。