日本大学/私のイチオシ
身近な動物たちの幸せを願い、獣医師の道を志す

生物資源科学部 獣医学科 2年
河原遼さん
千葉県立船橋東高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私の親が獣医師で、わが家で猫を飼っていたこともあり、小さい頃から動物のいる環境が身近にありました。そんな私が高校生の頃にふと感じたのは、今の自分では飼っている動物が病気や怪我をしても、何の力にもなってあげられないという無力感でした。動物たちが幸せに生きる手助けをするため、自分に何ができるかを考えたとき、最善の道は自分が獣医師になることだと気がついたのです。そこで、獣医学科への進学を決めました。
この学問のココがおもしろい!
大学に入るまで、病気というのは網が絡まったように複雑なことが起こり、症状が表れているのではないか、漠然とそのように想像していました。しかし、「病理学」を学び、病気の原因や発生するしくみなどを一つ一つ紐解いてみると、単純な反応の組み合わせであるとわかり、とても興味深く感じています。実際の臨床では、原因の違う病気でも見えている症状が似ている場合も多く、正しい検査により正確な鑑別が必要となる点も面白いです。
キャンパスのお気に入りスポット
おすすめスポットは食堂です。キャンパス内には食堂が2か所、カフェが2か所、食べ物だけでなくノートや教科書も買える売店が1か所、コンビニが1か所あり、お昼ご飯には困りません。また、骨の博物館もお気に入りの場所です。この博物館には陸の動物だけでなく、海や空の動物の骨格標本や蝶類の標本も展示されています。見ているだけで面白く、いい勉強になります。