日本大学/私のイチオシ
地域の観光資源を生かすヒントを「骨の博物館」の展示で発見
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私は旅行が好きで、これまでさまざまな地域を訪ねてきました。そうした中で、似たような観光資源を持つ地域でも、紹介する情報の見せ方次第で、受ける印象や雰囲気が大きく変わることに気づきました。情報発信の工夫により地域の魅力を正しく伝えられるのではないか、そう考えて観光学に興味を持つようになったのです。現在は、国際共生学科の観光情報研究室に所属し、観光地のデータ分析を通して、海外認知度が低い地域の魅力を伝えるための提案などに取り組んでいます。
この学問のココがおもしろい!
国際共生学科では、「共生」という視点から国際社会や地域が抱える課題について幅広く学んでいます。授業では、異文化理解、国際協力、持続可能な社会づくりなどを扱い、社会を多面的に考える力が身に付きます。高校生の頃は、「国際=海外の文化を学ぶ」というイメージでしたが、実際には国内外を問わず、文化や価値観が生まれる背景、歴史、社会構造などを広く学んでおり、とてもおもしろいと感じています。特に印象に残っているのは、フィールドワークとして北海道白老町を訪れ、アイヌ文化について学んだ時のことです。アイヌにルーツを持つ方から直接お話を伺ったりアイヌ料理を体験するなど、実際に現地の空気や言葉に触れることで、知識ではなく理解として自分の中に落とし込むという経験ができました。そのような学び方ができるのも、この学問の魅力だと思います。
キャンパスのお気に入りスポット
おすすめのスポットは、キャンパス内にある「骨の博物館」です。動物の骨格標本が多数展示された館内は、展示方法の工夫により見やすく理解しやすい構成になっています。観光学の授業で地域の資源をどう見せるかが重要だと学びましたが、この博物館はまさに、身近な資源でも伝え方次第で価値が高まる好例だと感じています。観光を"体験のデザイン"として考えるきっかけになる、学びと発見の多いスポットです。