日本大学/私のイチオシ
学びのテーマは、 “アイデンティティ”の危機

危機管理学部 危機管理学科 3年
髙島悠吾さん
神奈川県立座間総合高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ

私は今、自己の意味の危機について学んでいます。興味を持ったきっかけは2年次のゼミナールで、アメリカの政治学者フランシス・フクヤマの著作『IDENTITY』に取り組んだことでした。現代はヒト・モノ・カネが激しく動くグローバリゼーションの時代であり、不安定で砂粒化した個人は、自己つまりアイデンティティを保てなくなります。私は、この自己の危機を日本においてどのように解決できるか、考察しています。
この学問のココがおもしろい!
私はグローバルセキュリティ領域を専攻し、国防や防衛について学んでいます。特に国際法や防衛政策といった視点を得ると、中学や高校生のときに習った歴史的な事象や人物などの点と点が線として繋がり、その先の現在に自分がいることを実感できるので、とても面白いと思います。また、国際法にしても自衛隊法などの国内法にしても非常に複雑で、社会を動かしている仕組みの巧みさに驚かされます。
キャンパスのお気に入りスポット

お気に入りスポットは、図書館(2号館)です。図書館には専門書から漫画まで揃い、講義のレポートや調べ物がある際には通い詰めています。また、自習スペースも広く、試験勉強や資格の勉強で利用している学生も多いです。定期的にテーマに合った本が展示されるイベントや漫画が読める「コミール」という場所や、DVDなどを視聴できるスペースも用意され、資料や書籍以外も充実しています。