日本大学/私のイチオシ
苦労して覚えた知識は、臨床実習の現場で生きてくる

薬学部 薬学科 4年
源田音葉さん
東京都 私立東洋高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
小学生の頃、幼い妹が入退院を繰り返していた時期がありました。その際に出会ったのが、妹を担当する病院薬剤師です。その方は、どんなに忙しくても丁寧な服薬指導を欠かさず、妹の様子はもちろん私たち家族のことも気に掛けながら、薬の飲み方を提案をしてくださり、おかげで妹は見る見るうちに回復しました。私は薬剤師という職業に憧れを抱くようになり、自分も薬の専門家になって困っている患者さんを支えたいと思うようになりました。
この学問のココがおもしろい!
薬理学と病態の授業を学ぶにあたり、最初はまったく知識がない状態からのスタートで、たくさんの薬について覚えることに苦労しました。しかし、学修が進むに連れて病態や薬の作用の知識を生かしながら、併用可能な薬は何か、また副作用や禁忌な薬の有無についてなども少しずつ考えられるようになりました。そこで積み重ねてきた知識が、4年次の薬学臨床の基盤となり、低学年で学んだ内容も最終的にひとつに繋がることを体感。薬学の面白みを再認識しました。
キャンパスのお気に入りスポット
薬学部のキャンパスには、朝早くから夜遅くまで開放している自習スペースがたくさんあります。静かな空間で集中するなら自習室や図書館、友人と協力して勉強したいなら購買前や食堂前のボックス席など、用途に応じて使い分けることも可能です。また、レポート作成などの参考文献探しや調べものをしたい場合は、学内の図書館が頼りになります。国内外の学術書や薬学専門誌、学内者限定のオンラインデータベースを利用することもできます。