日本大学/志望理由
生物の持つ多様性を遺伝子を通じて解明したい
生物資源科学部 バイオサイエンス学科 1年
K.H.さん
山梨県私立高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
生物には多種多様な見た目や性質があり、面白いと思っていました。こうした興味を進路として意識したのは高校2年生の頃です。生物の活動に必要なエネルギーの媒体が同じであること、4種類の化学物質による遺伝子から多彩な生物が生まれることなどに関心を持ちました。生物の違うように見えて似ている点や、似ているけれど違うものを理解するには、遺伝子を解明する必要があります。そんな学問を大学で学びたいと考えたのです。
この大学を選んだ理由
私は遺伝子を通じて生物の謎を解明したいと考えています。遺伝子のようなミクロな視点から、動物の骨格や見た目、行動原理などのマクロな性質に関する知見を増やすことが、生物をより一層理解していくことにつながるのではないでしょうか。そのためにも、バイオサイエンス学科は絶好の場であると感じました。また、蔵書の多い生物資源科学部の図書館も魅力的でした。
社会との関わり
バイオサイエンスに関する学びは、健康の維持や促進に大きく関係していると思います。大学では有機化合物や細胞とその遺伝子について勉強しています。中でも基礎分子生物学のPCRが印象的でした。未知のウイルスが猛威を振るっていた2020年初期の頃から新型コロナウイルスの検出方法として用いられ、高精度で陽性か陰性かを判別できていました。これはヒト-ヒト感染の状況を示す指標となり、社会に貢献したと思います。