日本大学/志望理由

高校で理系に進み、生物のおもしろさを知りました。人や動植物がどのように生きているのか、体内で何が起こっているのか、どのように進化してきたのか、などを学び、生命そのものに興味を持つようになったのです。そして将来は、人の命に関わる仕事がしたいと思うようになりました。現在の大学での研究も、微生物や進化論が大きく関係しています。高校生の頃に感じたおもしろいという感情が、今の研究につながっているのだと思います。

高校3年生のときに管理栄養士から人の命に関わる仕事に進路を変え、どの大学を選んだらいいのか迷っていました。ちょうどその頃、通っていた高校が日本大学の付属校となり、内部進学のチャンスが生まれることに。担任の先生から「薬学部に進学してみないか」とのアドバイスが、自分にはハードルが高いと思っていた学部に入れるチャンスだと感じ、進学を決意しました。

薬学部の学びはいずれも薬や病気に関わる内容で、人々の健康に大きく関与しています。しかし、薬剤師になるためには、そうした知識だけでなく、人との関わり方やコミュニケーション能力、倫理観といった部分でも、成長が求められるのだと感じています。また薬剤師は、農薬や水質などの環境問題に取り組むこともあり、活躍の幅が広い職業であると思います。