新潟医療福祉大学/リハビリテーション学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
理学療法学科(男・女 120名)
作業療法学科(男・女 50名)
言語聴覚学科(男・女 40名)
義肢装具自立支援学科(男・女 40名)
鍼灸健康学科(男・女 40名)
所在地
1~4年:新潟
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
リハビリテーション学部の偏差値を見るプロフィール
●チーム医療の現場で活躍する「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「義肢装具士」「はり師・きゅう師」をめざす
●就職率100%を達成!(2024年3月卒業生実績)
●最新の実習・研究設備を使用することで、高度な分析能力を養える
《チーム医療の一員として活躍する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・義肢装具士・鍼灸師(はり師・きゅう師)をめざす》
本学部は、「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「義肢装具士」の国家資格取得を目標とする4学科のほか、2023年4月には「はり師・きゅう師」の国家資格取得が可能な「鍼灸健康学科」が加わり、全5学科で構成されています。いずれの学科も全国トップクラスの最新鋭の実習機器を数多く設置し、実践力を磨くだけでなく、より高度な研究活動ができる力を身に付けます。
【目標とする資格】(国)は国家資格
●理学療法学科:理学療法士(国)
●作業療法学科:作業療法士(国)
●言語聴覚学科:言語聴覚士(国)
●義肢装具自立支援学科:義肢装具士(国)、福祉用具プランナー、福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター、車いす安全整備士
●鍼灸健康学科:はり師(国)、きゅう師(国)、スポーツプログラマー、健康運動実践指導者
理学療法学科
【講義・学問分野】
整形外科学、神経科学、リハビリテーション医学、運動学、筋骨格系理学療法学、物理療法学、スポーツ障害理学療法学、神経・筋機能解析学、発達障害理学療法学、海外フィールド実習、スポーツ医学 など
作業療法学科
【講義・学問分野】
リハビリテーション医学、人間発達学、小児科学、臨床精神医学、臨床心理学、身体障害作業療法評価学、精神障害作業療法評価学、日常生活活動学、高次脳機能障害作業療法学、地域作業療法学、運動学、高齢期障害作業療法学 など
言語聴覚学科
【講義・学問分野】
リハビリテーション医学、小児科学、精神医学、耳鼻咽喉科学、臨床歯科医学、聴覚系構造・機能・病態、学習・認知心理学、小児言語障害学、摂食・嚥下障害学、聴覚心理学、成人言語障害学 など
義肢装具自立支援学科
【講義・学問分野】
リハビリテーション医学、整形外科学、機械工学、材料学、図学・製図学、人間工学概論、義手学、下肢装具学、福祉用具プランニング演習、シーティング学、靴型装具学、福祉ビジネス論、スポーツ医学 など
鍼灸健康学科
【講義・学問分野】
東洋医学概論、医療連携と鍼灸、鍼灸健康学概論、リハビリテーション鍼灸学、メンタルヘルス鍼灸学、高齢者鍼灸学、運動機能解剖学、スポーツ鍼灸学、スポーツ鍼灸学実習、レディース鍼灸学、ジェンダー論、レディース鍼灸学実習、健康美容鍼灸学、健康美容鍼灸学実習、鍼灸と統合医療、漢方薬概論、生薬学、方剤学 など
学部の特色

チーム医療の現場で活躍する「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「義肢装具士」「はり師・きゅう師」をめざす

本学部は、「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「義肢装具士」「はり師」「きゅう師」の国家資格取得を目標とする5学科で構成されています。少人数教育による早期からの国家試験対策により、全ての学科で全国平均を上回る国家試験合格率を誇ります。
【本学の2023年度国家試験合格率・合格者数】※全国平均は「厚生労働省」公表データ参照
●理学療法学科
理学療法士(国)100%(受験者数118人、合格者数118人、全国平均89.3%)
●作業療法学科
作業療法士(国)97.7%(受験者数43人、合格者数42人、全国平均84.4%)
●言語聴覚学科
言語聴覚士(国)64.7%(受験者数34人、合格者数22人、全国平均72.4%)
●義肢装具自立支援学科
義肢装具士(国)91.9%(受験者数37人、合格者数34人、全国平均79.4%)

就職率100%を達成!(2024年3月卒業生実績)

2024年3月の本学部卒業生(求職者数200人)の就職率は100%を達成!大学病院・総合病院などの医療機関をはじめ、夢をかなえる就職をしています。
【就職率(2024年3月卒業生実績)】
●理学療法学科
100%(求職者数98人、就職者数98人)
●作業療法学科
100%(求職者数40人、就職者数40人)
●言語聴覚学科
100%(求職者数25人、就職者数25人)
●義肢装具自立支援学科
100%(求職者数37人、就職者数37人)

最新の実習・研究設備を使用することで、高度な分析能力を養える

身体動作を立体的に解析することのできる「三次元動作解析装置(VICON)」(理学療法)や、痛みを与えず安全に脳を刺激する磁気刺激装置(作業療法)、世界最先端の技術を持つドイツのオットーボック社による作業環境(義肢装具)など、学生数に応じた最高水準の学内環境を備え、一人ひとりの実践力を高めます。
学べること
理学療法学科

最高水準の教育・研究環境で学びを深化させ、優れた研究力を有する理学療法士へ
●最高水準の教員・研究の中で自分の興味ある領域を選び、追究する
本学科では、全国最大規模の理学療法士養成校として、科学的根拠に基づいた最先端の教育を行います。1年次には、専門領域に特化したLab(研究グループ)に所属。複数の専門教員によるきめ細かな教育システムや、国内最高水準の研究設備により、一人ひとりの可能性を最大限に引き出します。
●アスリートを支える知識と技術を深化させる実践的な学び
学内の「アスリートサポート研究センター」では、公認アスレチック・トレーナーの資格を持つ教員の指導の下、トップアスリートへのメディカルサポートを実践的に学びます。さらに、高齢者の健康増進や女性アスリートの課題解決といったスポーツ庁委託事業など、幅広い分野を実践的に学ぶ環境が整っています。
●磨いた科学的思考で広がる、多方面での活躍
本学科はこれまでに全国500以上の施設から内定を獲得。1700人を超える卒業生が培った知識と技術を存分に生かし、理学療法士としての確かなキャリアを築いて広く社会に貢献しています。国内外の医療・介護施設、スポーツ現場、研究や教育分野など、活躍できるフィールドは世界中かつ多岐にわたっています。
【授業・講義】
内部障害理学療法学
内部障害によってもたらされる機能障害や運動制限の成因、病態・回復過程・予後について学習します。また、理学療法におけるリスク管理・評価・運動療法・物理療法、日常生活指導、生活環境支援の理論と技術を系統的に修得します。
作業療法学科

「こころ」「からだ」「こども」「シニア」分野を網羅!地域医療の中核を担える作業療法士をめざす
●チーム医療の実践を通して、多職種連携の本質を理解した作業療法士へ
医療系総合大学であるメリットを生かし、他学科と協力しながらチーム医療のあり方を実践的に学びます。作業療法士は、医療・介護・生活支援の各分野で地域連携の中核を担う存在です。さまざまな環境で周囲の人にも働きかけながら、その人と社会のつながりをつくり出します。
●「こころ」「からだ」「こども」「シニア」の4分野をそれぞれの臨床経験豊富な教員から学べる
本学科では、「こころ」「からだ」「こども」「シニア」の4分野に精通した教員の実践的な授業、そして世界基準を満たした臨床実習を通して、臨床と理論を並行して深く学びます。海外にもフィールドが広がりつつある未来を見据えた最先端の教育を展開しています。
【授業・講義】
発達障害作業療法学
発達障害児に作業療法を実施するのに必要な理論と原理を学びます。子どもを対象にする作業療法は成人を対象とする場合と比較してどのように異なるかを理解し、対象児や家族に密着した治療目標・治療活動の立案ができる能力を身に付けます。
言語聴覚学科

「話す」「聞く」「食べる」の支援を深く学び、脳の働きと心のしくみを理解した言語聴覚士へ
●多職種の教員から「話す」「聞く」「食べる」の支援を深く学ぶ
本学科では、言語聴覚士だけでなく、臨床心理士や公認心理師、医師、歯科医師といったチーム医療で活躍する多職種の教員を配置し、専門的な領域を深く学べる指導体制を構築しています。心理学や脳科学、歯科学といった多様な領域をその第一人者から直接学ぶことで、さまざまな障害に対応できる高い専門性を身に付けていきます。
●脳の働きと心のしくみを理解する実践的な授業
人の心や行動、言語に関する脳の働きを正しく理解するには、脳画像の解析とその活用が重要となります。本学科では、脳科学の専門教員より、患者の脳画像を例にしながら、評価とアプローチ方法を詳しく学ぶことができます。
●言語発達支援センターで「こども」への支援を学ぶ
学内に設置されている言語発達支援センターでは、「言葉の遅れ」「吃音(きつおん)」「発達障害」「構音障害」といった、小児のコミュニケーションに関する不安や相談を受け付けています。臨床経験豊富な教員の評価や訓練の手法を間近で学ぶことができるため、リアルな臨床現場への理解がさらに深まります。
【授業・講義】
摂食・嚥下(えんげ)障害学演習
口からの飲食が困難な摂食嚥下障害の発生メカニズムを理解し、病状を的確に捉えるための評価方法を学びます。また、その学びを基に患者に有効なリハビリテーションや必要な取り組みは何であるかを、学生同士の演習で実践的に学びます。
義肢装具自立支援学科

医療を基盤に「国際」「スポーツ」「福祉」分野の専門性を高め、自立を支援する力を身に付ける
●世界最高水準の教育環境でキャリアの幅を広げる
本学科は、国内の大学で唯一の「国際義肢装具協会認定校」です。世界レベルの安全で高性能な設備環境で、従来の医療だけでなく多分野でも広く活躍できる知識と技術を学びます。また、海外での養成校との交流会や病院実習を実施し、グローバルな視点から義肢装具士という職業への理解を深めていきます。
●企業×地域×大学でアスリートサポートを実践的に学ぶ
スポーツの現場では、ユーザーの心身の状態や成長に寄り添い、使用環境・競技種目に応じて、一人ひとりに合わせた細かな調整を行う高いスキルが求められます。本学科では、スポーツインソールやサポーター製作のほか、スポーツ義足に関する研究活動、障害者スポーツ大会のサポーターなど、積極的に実践の場に参加しています。
●義肢装具士+αの資格取得で「自立支援」のエキスパートをめざす
超高齢社会に伴い、車いすや福祉ロボットなどの「福祉用具・機器」に関するニーズも拡大してきています。本学科では、各種「装具」の専門家の育成として「福祉工学系科目」を数多く配置し、義肢装具士の国家資格に加え、複数の福祉系資格の取得に対応しています。
【授業・講義】
シーティング実習(リフト)
車いす・シーティングの製作適合に必要な基本的知識を身に付けるため、車いすの種類や構造を理解し、適応疾患に対する調整方法を学びます。また、座位姿勢の評価を通して、シーティングアプローチの方法や原理も学習します。
鍼灸健康学科

「スポーツ」「医療」「美容」の専門教員から実践的な鍼灸を学ぶ
●経験豊富な教員から学ぶ「スポーツ鍼灸」
プロスポーツチームでトレーナーを務めていた教員をはじめ、スポーツ現場に精通した教員が在籍。スポーツ障害の予防から競技復帰までのプロセスを学び、最先端のスポーツ鍼灸を身に付けることができます。大学内では強化指定クラブの学生アスリートに対して鍼灸施術を行うなど、実践を通して、スポーツ鍼灸の役割を深く学びます。
●チーム医療の一員を担う「医療鍼灸」
本学部では、附属鍼灸センターでの実習や他学科生との討論会など、他職種への理解を深める機会を用意しています。また連携総合ゼミでは、他学科生と共に1つのテーマを研究し、多職種連携の意義を学ぶことができます。これらの取り組みを通じて、連携スキルを身に付け、チーム医療を実践できる鍼灸師をめざします。
●専任教員から学ぶ最先端の「美容鍼灸」
美容鍼灸の現場を経験してきた専任教員の下、健康の上に成り立つ美容鍼灸を学ぶことができます。顔のリフトアップや効果を可視化できる3Dスキャナなど、最新の機器を用いた実習を通じて、臨床現場で生かせるスキルを身に付けます。
【授業・講義】
スポーツ鍼灸学実習
スポーツで起こるけがや痛みについて、現代医学と鍼灸の両方の視点から学びます。けがの原因や見分け方を理解し、それに合った鍼灸治療を考える力を身に付けます。また、走る・跳ぶなどの動きや、体の各部分のけがについて詳しく学びながら、治療に必要な技術を習得します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
新潟市北区島見町1398
入試事務室
(025)257-4459(直)
【URL】
リハビリテーション学部の主な就職先
●理学療法学科(2005~2024年3月卒業生実績)
【県内】新潟リハビリテーション病院、国立病院機構関東信越グループ、新潟県職員(理学療法士)、新潟大学医歯学総合病院、新潟県厚生農業協同組合連合会、新津医療センター病院、新潟臨港病院、新潟市民病院、総合リハビリテーションセンター みどり病院、新潟脳外科病院、岩室リハビリテーション病院、長岡赤十字病院 …ほか