至学館大学/先輩の学問体験記

将来は人の役に立てる仕事がしたいと思い、消防官をめざすようになりました。そのため、3年生の秋頃から、公務員試験対策講座を受講しました。限られた時間の中で、苦手な箇所を重点的に勉強できたことが良かったです。商業科の高校時代には学ばなかった数学などの一般科目については、友達に教えてもらいながら乗り越えました。

至学館大学の健康スポーツ科学科では、違う学科の「こども」や「栄養」についても学ぶことができるので、運動・スポーツを多面的に学ぶことができると思い、志望しました。
大学生活では、週4の軟式野球部での活動やアルバイトに加え、専門分野の勉強、公務員試験対策とバランスよく力を注ぎました。特に部活動ではキャプテンを務め、部員をまとめる中で相手を思いやる気持ちが養われたと思います。

消防官はあらゆる人を助けるのが使命です。今はまだ女性の消防官は少ないため、災害時に被災された女性の気持ちにもしっかりと寄り添える消防官になりたいと思っています。
現場での消火活動では体力や精神力が必要とされますが、そうした力は軟式野球部の活動に全力で取り組む中で培うことができたと自信を持っています。