南山大学/志望理由

私が機械工学の分野に興味を持ったのは、中学校で学んだ技術の授業がきっかけです。人型ロボットとパソコンをつなぎ、簡易的なプログラムを書いて実際にロボットを動かしてみるというグループ学習型の授業で、自分たちの望む通りにロボットが動いてくれたときに達成感を感じました。逆に、望む通りに動かなかったときはチームの全員でその原因を探り、解決していくという過程に面白みを感じました。

南山大学理工学部には副専攻制度があります。この制度は理工学部ソフトウエア工学、データサイエンス工学、電子情報工学、機械システム工学の4学科のうち、副専攻として自身の所属学科以外のいずれかの学科を一つ選び、体系立てて2～3年次に学ぶものです。この制度により、学生は幅広い分野の内容を学修することができます。私はこの制度が魅力的と感じ、南山大学に進学を決めました。私は「ソフトウェア工学科」の講義を副専攻に選択したことで、よりプログラミングの力が身に付き、よかったと感じています。

私たちの暮らしを便利で豊かにしてくれる家電製品や自動車などは、機械の学問によってもたらされます。特に「制御工学」はモノを思い通りに動かすための必要で、生活するうえで欠かせない技術を学びます。機械システム工学科では、2年次までに機械システム設計・開発の基礎となる「機械制御プログラミング」などに取り組みます。研究室での演習がスタートして各自の研究テーマに沿った研究活動を進めていきます。私は制御工学が学べる研究室に入り、制御についてさらに学びを深めていきたいと思います。