南山大学/志望理由
幅広い知識と経験を積み、環境保護に貢献したい
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私は北海道の自然豊かな地域で生まれ育ちました。この分野を選んだのは、成長するにつれ自然環境が脅かされていることを肌で感じ、強く関心を持ったことがきっかけです。1つ目は中学時代、ボランティアのごみ拾いで、海岸が漂着ゴミで溢れているのを目の当たりにしたこと。2つ目は、高校1年生のときに語学研修で訪れたニュージーランドで、隣国オーストラリアの森林火災が国境を越えて深刻な影響をもたらしていることを体感したこと。そして3つ目は高校3年間でSDGsを学び、さまざまな環境問題について知る機会があったこと。これら3つの体験が特に印象に残り、未来世代のためにも自然を守りたいと考えたことが現在の学びに繋がっています。
この大学を選んだ理由
環境問題は、さまざまな問題が解消された後にようやく解決の糸口が見えてくる、非常に複合的な分析が必要だと考えています。加えて、海や空が繋がっているように、国境がない問題でもあります。それらを踏まえて、政治、経済、文化など幅広い分野を学ぶとともに、英語と第二外国語の運用能力を身に付けることを目標とした国際教養学部は非常に魅力的だと感じました。また、アクティブ・ラーニングや海外でのフィールドワークの機会も多く設けられており、自分自身を成長させることができると確信したからです。
社会との関わり
環境問題がもたらす影響は、社会で起こる大半の事柄に紐づいていると言っても過言ではありません。なぜなら、政治、経済、文化、倫理などが絡み合って発生する複合的な問題だからです。国際教養学部の学びは私の思考や行動の基礎となっており、ニュース一つとっても、これは環境にどのような影響をもたらすのだろうかと考えるようになりました。また環境問題に関わらず、遠い国で起きた事件を報道で知ったとき、状況やその背景を把握し主体的に考える力が付いていると感じられます。