甲南女子大学/人間科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
総合子ども学科(150名)
文化社会学科(80名)
生活環境学科(80名)
所在地
1~4年:兵庫
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
人間科学部の偏差値を見るプロフィール
●分野の違う3学科だからおもしろい。カリキュラム横断型の講義で学びの幅を広げる
●地域や企業とつながる学びの場が多数。実践を通して知識を深める
●学びを深めるための施設が充実。学習意欲が一層高まる
総合子ども学科では、保育・教育のプロに必要な「子ども学」を身につけます。文化社会学科では、興味・関心に基づいて社会学的な観点で追究する力を養い、生活環境学科では、衣・食・住のさまざまな分野から、理想の暮らしを実現する方法を学びます。
【学生数】
1540人(2023年5月1日現在)※心理学科含む
【専任教員数】
53人(2023年5月1日現在)※心理学科含む
【大学院】
人文科学総合研究科/言語・文学専攻、社会・文化環境学専攻
総合子ども学科
【講義・学問分野】
現代教育論、人間発達研究法、教育方法論、特別支援教育、教育心理学、子育て支援論、子ども学、子ども社会学、地域福祉論、保育原理、幼児理解、総合子ども学基礎演習、教職実践基礎演習 ほか
文化社会学科
【講義・学問分野】
ジェンダー論、文化社会論、都市社会論、ボランティアネットワーク論、ファッション・ビューティー論、マーケティング論、文化社会学概論、理論社会学、文化メディア論、社会調査入門、文化社会学情報演習、マルチメディアの方法、フィールドワーク演習、コミュニケーション論、エンタテイメント論 ほか
生活環境学科
【講義・学問分野】
健康栄養学、レクリエーション論、インテリアコーディネート論、居住環境論、住生活デザイン論、ハウジングデザイン実習、カラーコーディネート論、フードコーディネート論、暮らしと環境、循環型社会論、ユニバーサルデザイン論、生活経済学、ファイナンス論 ほか
学部の特色
分野の違う3学科だからおもしろい。カリキュラム横断型の講義で学びの幅を広げる
人間科学部には、総合子ども・文化社会・生活環境と分野の違う学びのフィールドが広がっています。それぞれの学科を横断して授業を受けることができるので、所属学科だけではなく、ほかの分野へも学びの幅を広げることができます。
地域や企業とつながる学びの場が多数。実践を通して知識を深める
学内の充実した施設で学びを深め、学外で実践的に学んで知識をさらに深めることができるのが、人間科学部の特徴です。実践を通して学びを体感することで、コミュニケーション能力や問題解決能力が身につきます。
●総合子ども学科
実際に子どもと触れ合う経験を重視し、併設園である「甲南こども園」、保育所・幼稚園・小学校・施設での実習や演習の機会が豊富です。
●文化社会学科
社会調査活動の学びの一環として、学外でのフィールドワークを取り入れた授業を1年次から実施しています。
●生活環境学科
企業との商品開発や、地域に根ざしたスポーツイベントにボランティアとして参加するなど、産官学連携の学びが充実しています。
学びを深めるための施設が充実。学習意欲が一層高まる
●多様な施設が揃う「10号館」
音楽室、図画工作室、多目的室(兼体育室・音楽室)など、子どもたちとふれあいながら保育や教育をのびのび学べる環境が整っています。ピアノ練習にはピアノレッスン室や、コモンルームの電子ピアノが利用できます。「図画工作室」には電動のこぎりや映像機器を備え、多様な造形表現が学べます。多目的室には、音響・プロジェクター・空調を完備。併設の甲南こども園や近隣の子どもたちとのコラボ授業にも活用されています。
●ふれあいの森「里山体験フィールド」
甲南女子大学では、自然との共生をめざし、大学の裏山(約2ha)を「ふれあいの森 里山体験フィールド」として整備しています。総合子ども学科や生活環境学科の学生を中心に、自然観察や里山体験などを実施。里山でのイベントの企画などフィールドワークの場として広く活用します。
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学べること
総合子ども学科
小学校教諭・幼稚園教諭・保育士資格の取得をめざす。子ども関連企業への就職の道も
子どもに関する知識を深めるとともに、楽器演奏や絵本の読み聞かせ、工作などを学び、実際に子どもとふれあいながら保育・教育を理解します。複数資格が取得できるカリキュラムがあり、入学後に選択できます。学科教員や教職支援課、キャリアセンターが、実習や就職を手厚くサポート。一人ひとりの希望を叶える進路を実現します。
【授業・講義】
音楽、体育、造形の学びを集結させる「総合子どもカーニバル」
学科開設時から続く、小さな子どもたちのための音楽劇「総合子どもカーニバル」。毎年12月に地域のこども園や小学校から子どもたちを招き、劇や演奏、ダンスを披露しています。学科の1・2年生が授業で学んだ音楽や体育、造形などの知識を集結させて、子どもたちの笑顔を生み出す舞台を考えます。脚本づくりから、衣装や大道具製作まで、学科の友人たちとともにつくり上げる舞台は、まさに表現活動の集大成。カーニバルの企画・運営を通して、子どもの保育者・教育者として大きく成長できます。
文化社会学科
身近にある社会現象や文化を入り口に、人と関わっていく力を育む。就職先企業も多彩
「社会学」は自分のまわりにあるものすべてが学びの対象で、音楽やSNS、ファッションやグルメなど普段からふれている物事もその対象のひとつです。フィールドワークなどの社会調査を通して学びを深めるとともに、社会で活躍できる実践力を身につけます。卒業生は企業をはじめ多彩な業界で活躍しています。
【授業・講義】
学生が主体となり現場で取材などを行う「フィールドワーク演習」
学生一人ひとりの研究内容に応じて、さまざまな場所でフィールドワークを行います。取材先の選定やアポイントメントの取り付け、下調べなど事前準備から学生が主体となって取り組みます。現場では、インタビューやアンケート、観察などの調査を実施。学外の方々から生の声を聞くことで、実践的なコミュニケーション能力や行動力、問いを見つける観察力を養います。また、調査で集めた情報をもとにデータ分析を行い、ゼミで発表。学外活動や将来の仕事に役立つプレゼンテーションスキルも身につけられます。
生活環境学科
衣・食・住など多様な切り口から豊かな暮らしを考える。暮らしに関連する資格取得のサポートも
衣・食・住などの生活環境、スポーツやレクリエーション、自然との関係、環境とライフスタイル、それを支える経済や法律など多様な科目について、理論、実験・実習、フィールドワーク等を通して体験的に学びます。健康で生き生きと輝き、魅力的でセンスのある生活実践のスキルを身につけて、広く社会貢献できる女性を育成。産官学連携の学びも豊富で、フードスペシャリストや色彩検定などの資格取得もめざせます。
【授業・講義】
産官学プロジェクトを通じて、学びをカタチに
生活環境学科では企業や自治体と連携したプロジェクトを多数実施。学びの成果の発信にも力を入れています。
《例》
衣分野:播州織魅力発信プロジェクト(兵庫県立工業技術センター)
食分野:Let’s ! 和ごはんプロジェクト(農林水産省)
住分野:旅館の改修(城崎温泉・湯楽)
社会分野:啓発ノートの作成(兵庫県立消費生活総合センター)
自然分野:サツマイモのつるでリース作り(西宮阪急)
スポーツ・レクリエーション分野:夏休みこどもいろいろ体験スクール(神戸市東灘区)
※( )内はプロジェクト連携先
人間科学部の主な就職先
【総合子ども学科】●公立小学校/兵庫県、神戸市、大阪府、大阪市、西宮市、尼崎市、伊丹市、堺市、東京都、横浜市 など●公立幼稚園/西宮市 など●公立保育所/神戸市、尼崎市、豊中市 …ほか
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