甲南女子大学/人間科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
心理学科(90名)
総合子ども学科(150名)
文化社会学科(80名)
生活環境学科(80名)
所在地
1~4年:兵庫
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●分野の違う4学科だからおもしろい。カリキュラム横断型の講義で学びの幅を広げる
●地域や企業とつながる学びの場が多く、実践を通して知識を深める
●学びを深めるための充実した施設で、学習意欲を一層高める
人間・社会・環境を理解するための科学的方法・専門的知識を習得し、主体的で意欲的な「生きる力」を身につけます。
【学生数】
1719人(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
55人(2022年5月1日現在)
【大学院】
人文科学総合研究科/言語・文学専攻、心理・教育学専攻、社会・文化環境学専攻
心理学科
【講義・学問分野】
心理学概論、心理学統計法、公認心理師の職責、心理学実験、発達心理学、教育・学校心理学、社会・集団・家族心理学、臨床心理学概論、健康・医療心理学、関係行政論、心理学研究法、司法・犯罪心理学、精神疾患とその治療、心理実習、心理的アセスメント ほか
総合子ども学科
【講義・学問分野】
現代教育論、人間発達研究法、教育方法論、特別支援教育、教育心理学、子育て支援論、子ども学、子ども社会学、地域福祉論、保育原理、幼児理解、総合子ども学基礎演習、教職実践基礎演習 ほか
文化社会学科
【講義・学問分野】
ジェンダー論、文化社会論、都市社会論、ボランティアネットワーク論、ファッション・ビューティー論、マーケティング論、文化社会学概論、理論社会学、文化メディア論、社会調査入門、文化社会学情報演習、マルチメディアの方法、フィールドワーク演習、コミュニケーション論、エンタテイメント論 ほか
生活環境学科
【講義・学問分野】
健康栄養学、食品開発論、レクリエーション論、インテリアコーディネート論、居住環境論、住生活デザイン論、ハウジングデザイン実習、カラーコーディネート論、フードコーディネート論、暮らしと環境、循環型社会論、ユニバーサルデザイン論、生活経済学、ファイナンス論 ほか
学部の特色

分野の違う4学科だからおもしろい。カリキュラム横断型の講義で学びの幅を広げる

人間科学部には、心理・総合子ども・文化社会・生活環境と分野の違う学問が集結しています。それぞれの学科を横断して授業を受けることができるので、所属学科のみならずほかの分野へも学びの幅を広げることができます。

地域や企業とつながる学びの場が多く、実践を通して知識を深める

学内の充実した施設で学びを深め、学外で実践的に学んで知識をさらに深めることができるのが、人間科学部の特長です。
●心理学科
公認心理師(国家資格)の取得をめざした学びの一環として、保育施設や学校、福祉施設や少年鑑別所にて実習を行います。
●総合子ども学科
実際に子どもと触れ合う経験を重視し、併設園である「甲南こども園」、保育所・幼稚園・小学校・施設での実習や演習の機会が豊富です。
●文化社会学科
社会調査活動の学びの一環として、学外でのフィールドワークを取り入れた授業を1年次から実施しています。
●生活環境学科
企業との商品開発や、地域に根ざしたスポーツイベントにボランティアとして参加するなど、産学官連携の学びが充実しています。
学外での学びを体感することでコミュニケーション能力や問題解決能力が身につきます。

学びを深めるための充実した施設で、学習意欲を一層高める

○多様な施設が揃う10号館
音楽室、図画工作室、多目的室(兼体育室・音楽室)など、子どもたちとふれあいながら保育や教育をのびのびと学べる環境が整っています。
○ふれあいの森 里山体験フィールド
本学では、自然との共生をめざし、大学の裏山(約2ha)を「ふれあいの森 里山体験フィールド」として整備しています。総合子ども学科や生活環境学科の学生を中心に、自然観察や里山体験などを実施。里山でのイベントの企画などフィールドワークの場として広く活用します。
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学べること
心理学科

こころの働きと行動に科学的にアプローチし、人と自分について学ぶ。国家資格もめざせる
「知覚・認知心理学」「発達・学習心理学」「パーソナリティ・社会心理学」「福祉・犯罪心理学」「臨床心理学」という心理学の柱となる5つの学習領域を学びます。データ収集・分析を通して、こころへの深い理解と論理的思考力を育成します。公認心理師(国家資格)や臨床心理士をめざし大学院への進学も可能です。
【授業・講義】
臨床心理学の歴史やさまざまな理論について理解する「臨床心理学概論」
こころの問題がなぜ起こるのかを考えるため、心理学の歴史や基礎理論、専門用語について広く学習します。また、臨床での対人援助の具体的な方法についても理解を深めます。
総合子ども学科

小学校教諭・幼稚園教諭・保育士資格の取得をめざす。子ども関連企業への就職の道も
子どもに関する知識を深めるとともに、楽器演奏や絵本の読み聞かせ、工作などを学び、実際に子どもとふれあいながら保育・教育を理解します。複数資格が取得できるカリキュラムがあり、入学後に選択できます。
学科教員や教職支援課、キャリアセンターが、実習や就職を手厚くサポート。一人ひとりの希望を叶える進路を実現します。
【授業・講義】
子どもの表現活動を支える技術を高める「保育の表現技術」
学生全員で舞台発表を行うイベント「総合子どもカーニバル」の創作プロセスを通して、自己の役割を自覚し創造的な活動を行うことにより、保育の現場で創意工夫して子どもの表現技術を支える力を養います。
文化社会学科

身近にある社会現象や文化を入り口に、人と関わっていく力を育む。就職先企業も多彩
「社会学」は自分のまわりにあるものすべてが学びの対象で、音楽やSNS、ファッションやグルメなど普段からふれている物事もその対象のひとつです。フィールドワークなどの社会調査を通して学びを深めるとともに、社会で活躍できる実践力を身につけます。卒業生は企業をはじめ多彩な業界で活躍しています。
【授業・講義】
大人かわいい、姫ブーム。今どきの女性の秘密を探る「ファッション・ビューティー論」
現代ファッションのキーワード“かわいい”。なぜ今、女性たちはこの言葉に魅力を感じるのでしょうか。この授業では、'80年代以降の日本のファッション・メイクの変遷を手掛かりに、女性文化の“現在”を読み解きます。
生活環境学科

衣・食・住など多様な切り口から豊かな暮らしを考える。暮らしに関連する資格取得のサポートも
衣・食・住などの生活環境、スポーツやレクリエーション、自然との関係、環境とライフスタイル、それを支える経済や法律など多様な科目について、理論、実験・実習、フィールドワーク等を通して体験的に学びます。健康で生き生きと輝き、魅力的でセンスのある生活実践のスキルを身につけて、広く社会貢献できる女性を育成。産学官連携の学びも豊富で、フードスペシャリストや色彩検定などの資格取得もめざせます。
【授業・講義】
快適な生活空間を演出する方法を体験「環境アメニティ論」
ガーデニングや自然観察を行いながら、生活環境の快適さについて考えます。また、自然素材のリースづくりなど、快適な空間を演出することにもチャレンジします。