川崎医療福祉大学/医療福祉学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
医療福祉学科(136名)
臨床心理学科(80名)
医療保育学科(80名)※2025年4月、子ども医療福祉学科から名称変更
所在地
1~4年:岡山
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
医療福祉学部の偏差値を見るプロフィール
●医療福祉の視点に基づき、人々の生活や健康問題に関わる医療福祉サービスを提供できる実践科学の担い手を育成
●実習や演習を重視したカリキュラムを編成
●理論と実践を行き交い、実践力を養う
患者さんや援助を必要とする人たちを、さまざまな方法で支援するための理論と実践を学ぶ。
【キャンパス】
岡山県倉敷市
【学生数】
798名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
77名(2023年5月1日現在)
【大学院】
■医療福祉学研究科:医療福祉学専攻・臨床心理学専攻
医療福祉学科
【講義・学問分野】
医療福祉相談援助入門、社会学と社会システム、現代の精神保健の課題と支援、医療ソーシャルワーク論、ソーシャルワーク実習、地域福祉と包括的支援体制 など
臨床心理学科
【講義・学問分野】
心理学入門、発達心理学、感情・人格心理学、健康・医療心理学、司法・犯罪心理学、心理学研究法、心理調査法演習、精神疾患とその治療、心理的アセスメント、心理実習 など
医療保育学科※2025年4月、子ども医療福祉学科から名称変更
【講義・学問分野】
子ども家庭福祉、子どもと表現、子どもと遊びの指導法、小児ケア実習、発達障害児のケアと発達支援実習など
入学者・卒業者数
入学者数
133人- 女子生徒数
- 100人
- 男子生徒数
- 33人
- 地元出身学生数
- 61人
- 入学者総数
- 133人
卒業者数
254人- 就職者数
- 219人
- 進学者数
- 19人
学部の特色
医療福祉の視点に基づき、人々の生活や健康問題に関わる医療福祉サービスを提供できる実践科学の担い手を育成
社会福祉のエキスパートをめざす「医療福祉学科」、国家資格「公認心理師」養成に対応し、心理学の基礎と実践を体系的に学ぶ「臨床心理学科」、医療・保育・ソーシャルワークに強い特別な“子ども支援者”を育成する「子ども医療福祉学科」を設置しています。
実習や演習を重視したカリキュラムを編成
講義だけではなく、実習・演習や体験を重視した学びを展開しています。
例えば、医療福祉学科では社会福祉の中でのいろいろな場面を疑似的に体験する「ロールプレイ」があります。また、臨床心理学科では、学内での心理検査・心理療法の演習を踏まえ、医療機関や福祉施設等での現場実習を行い、専門職としての実践を学び考える体験を重視するカリキュラムがあります。
理論と実践を行き交い、実践力を養う
高度化・複雑化する医療の現場では、ただ単にスキルを鍛えるだけでは通用しません。技術を的確に運用できる人間性を高めることはもちろん、医療福祉の理論をしっかりと理解することも重要です。
本学部では、実践の前に理論をしっかりと学び、演習・実習を通して身に付けられるカリキュラムを組んでいます。
例えば、臨床心理学科では、心理的支援技術の修得に先だって、1年次から科学的な心理学の基礎と臨床心理学的な理論の両方を系統的に学ぶカリキュラムになっており、幅広い心理学の専門知識を段階的に身に付け、対象者のためになる医療福祉サービスが提供できる人材になれるように工夫されています。
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学べること
医療福祉学科
医療・保健・福祉をつなぐ社会福祉専門職(ソーシャルワーカー)を養成
医療福祉、社会福祉の視点を持った人材育成を目的に、多くの専門科目を設定。1・2年次は、教養科目や専門科目の基礎となる医療、福祉、環境の科目を学修。3・4年次は、多くの選択専門科目に加え、社会福祉士や精神保健福祉士、医療ソーシャルワーカー、高等学校教員をめざす学生たちが、それぞれ実際の施設や現場で2、3週間から約1か月間、学んだ知識や技術を応用した実習を行います。
臨床心理学科
科学的な心理学の視点に基づき人の心と行動を理解する支援を行える心理専門職を養成
「公認心理師」「精神保健福祉士」養成カリキュラムがあり、データサイエンスを含めた基礎と臨床の両方の心理学教育を行っています。1年次から、心の働きをいかに捉えるかという科学的な心理学の基礎と医療・福祉・教育・産業・司法などの臨床心理学領域の両方を系統的に学びます。3年次から少人数制のゼミナールにて、人間行動のメカニズムを解明する上で不可欠な心理学的知識の修得を重ねます。さらに、各種専門機関での実習を通して、多職種連携の実際を学び、職業的アイデンティティの確立を目指し、社会で活かせる専門的知識と技術を身に付けます。
医療保育学科
川崎医療短期大学 医療保育科の実績をもとに、医療・保育・ソーシャルワークに強い特別な「子ども支援者」を育成
本学科では「あらゆる子どもと家庭」のために、医療・保育・ソーシャルワークについて学びます。「子どもの理解と援助」などの保育士・幼稚園教諭一種取得のための科目、「精神保健の課題と支援」などの精神保健福祉士取得のための科目、その他、病児・病後児の支援のための「小児ケア方法論」、発達障がい児の支援のための「発達障害児のケアと発達支援実習」などで構成され、こども家庭庁にも対応しています。子どもを支援する現場での実習に加え、川崎学園のネットワークを活用し、幼保連携型認定こども園かわさきこども園をはじめ、川崎医科大学附属病院や関連施設で実習を行います。