広島工業大学/環境学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
建築デザイン学科(110名)
地球環境学科(100名)
食健康科学科(90名)新設※2025年4月開設
所在地
1~4年:広島
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
環境学部の偏差値を見るプロフィール
●日本で初めて設置された「環境学部」
●宇宙から地球を見守り、くらしの安全保障を支える空間情報技術
●建築教育における情報化に対応する国内有数の「建築デザイン学科」
建築デザイン学科では、快適な居住空間の実現をめざし、建築、デザイン、インテリアを地元企業との連携授業などを通し、実践的に学びます。地球環境学科では、観測衛星を用いた情報分析や、大気、生物、防災を複合的に学び、自然と人間の共生に必要な技術力を養います。食健康科学科では、食品製造とバイオで生命を育む技術を学びます。
【キャンパス】
広島市
【学生数】
736名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
29名(2023年5月1日現在)
【大学院】
工学系研究科/電気電子工学専攻(M)、機械システム工学専攻(M)、建設工学専攻(M)、情報システム科学専攻(M)、環境学専攻(M)、生命機能工学専攻(M)、知的機能科学専攻(D)
建築デザイン学科
【講義・学問分野】
建築計画、住居デザイン実習、コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーション、環境工学、工房実習、建築デザイン実習、インテリアデザイン、都市・コミュニティ計画、プロダクトデザイン ほか
地球環境学科
【講義・学問分野】
地球科学、環境共生、環境情報、生態学、自然災害対策演習、環境分析化学、自然環境再生、水質環境、空間情報処理 ほか
食健康科学科※2025年4月開設
【講義・学問分野】
食品学、発酵食品学、食品機能学、食資源学実験、バイオテクノロジー、香粧品・医薬品科学、生物資源利用学、スマート農業技術、遺伝子・細胞操作管理学、新食品開発、食品製造実験 ほか
入学者・卒業者数
入学者数
202人- 女子生徒数
- 53人
- 男子生徒数
- 149人
- 地元出身学生数
- 144人
- 入学者総数
- 202人
卒業者数
146人- 就職者数
- 117人
- 進学者数
- 18人
学部の特色
日本で初めて設置された「環境学部」
本学の環境学部は、地球規模の環境問題を解決するために、工学、自然科学、社会科学、人文科学をふまえ、人間の社会生活に密着した環境にかかわる学部として1993年に日本の大学で初めて創設されました。人間が生態系の一員として自然環境と共生し、恵み豊かな地球環境を保全・再生していくために、自然環境系、社会環境系および人間環境系を融合した新しい概念の上に立ち、物事を考察できる姿勢と能力を有した人材を育成します。
宇宙から地球を見守り、くらしの安全保障を支える空間情報技術
地震災害や土砂災害が発生した場合、その被災状況を早期に把握する必要があります。
本学では、衛星データを活用する独自の解析技術で、被災地の特定や建物被害の程度を判定する研究を行っています。また、災害対応だけでなく、環境保全や農業などの分野でも活用可能な「3次元衛星画像地図」を作成し、地球環境の変化を時系列で分析しています。
建築教育における情報化に対応する国内有数の「建築デザイン学科」
情報技術の発達により、建築分野においてもデジタル技術の重要性が増す一方で、日本の建築教育における情報化はほとんど進んでいないのが現状です。こうした背景のもと、本学の建築デザイン学科では2016年の学科改編時に、「建築」を軸としたより幅広いものづくり教育をめざし、デジタルデザイン教育を国内でいち早く導入しました。
国内の大学では珍しいデジタルファブリケーションラボを備え、3DプリンタやレーザカッターなどのCNC加工機を使って自分のアイデアをデジタルデータ化し、造形する技術を学びます。
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学べること
建築デザイン学科
質の高い建築空間を創造できるスペシャリストを育成
「インテリア・木工」「デジタルデザイン」「建築」の3分野を修得します。コンピュテーショナルデザインなど最新の設計手法を学び、「住む」を総合的にプロデュースし、デザインできる人材を育成します。
■めざせる進路
大手・中堅建設会社、住宅メーカー、設備工事会社、建築設計事務所、建材メーカー、コンサルタント業、建物管理会社、インテリアプランナー、公務員(技術系)、高校教員(工業)、大学院
【授業・講義】
最先端の技術を学ぶBIM実習
BIMは近年、CADに変わる新しい図面作成ツールとして注目されています。建材の素材や性能、設備機器の品番や価格など、さまざまな情報を管理する3次元モデルを作成することによって、図面やパースの作成だけでなく、施工や維持管理に関わる情報を統合して管理することができます。全国的にBIMを触ったことがない学生が多い中で、BIMが使えることが大きな武器となる時代でもあります。
地球環境学科
地球環境問題に対応できる実践力を備えたプロを育成
「地球科学」「環境共生」「環境情報」の3分野を修得します。生態系のバランスを保ち、自然との共生をテーマに、地球環境の複雑な仕組を把握し、環境問題に結びつく観測・分析・評価・計画ができる技術者を育成します。
■めざせる進路
環境コンサルタント会社、建設コンサルタント会社、リサイクル・産業廃棄物処理関連会社、環境調査・分析関連会社、情報システム関連会社、情報処理関連会社、建設会社、各種製造業、一般卸・小売業、金融・保険業、公共団体、公務員(技術系)、高校教員(情報・理科)、中学校教員(理科)、大学院
【授業・講義】
環境共生概論
現在の環境問題は極めて多様化しており、その構造も複雑化しています。自然生態系の喪失、河川・湖沼・海域の汚濁、大気の汚染、廃棄物問題など、解決が求められている環境問題を科学的に分析し、環境との共生を図る道を探ります。
食健康科学科
安心・安全な食を通して、健康を支える食品関連の技術者を育成
「食品製造」「食資源」の2分野を修得します。食品工場と同じ装置、設備を用いて実験・研究を重ね、安心・安全で環境に考慮した食品の加工技術や保存技術、発酵技術、農作物の生産性を高めるフードテックなどを学修。豊かで安全な食と健康を守る技術系人材を育成します。
■めざせる進路
食品製造・加工会社、栄養・食品安全検査業界、製造業・卸売・小売業、学術研究、専門・技術サービス業、農林・林業、教育、学習支援業など(品質管理、商品開発、研究開発、分析検査、営業、製造、販売)、公務員(技術系)、中学校・高校教員(理科)、大学院
【授業・講義】
広島工業大学発の新食品を開発
パンやみそ、ヨーグルトなど、私たちの身の回りには「発酵」を利用した食品が数多く存在しています。本学科では、高栄養価で賞味期限を延ばす発酵技術など、生物の力を有効活用して環境問題の解決に役立てる方法を考えます。食品製造や開発を手がけるさまざまなメーカーと協力し、新食品を開発しています。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
広島市佐伯区三宅2-1-1
広報部 082-921-3128