とうきょうとりつ

東京都立大学

公立大学 東京都

東京都立大学/システムデザイン学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

情報科学科(50名)
電子情報システム工学科(情報システムコース・電気通信システムコース)(85名)
機械システム工学科(知能機械コース・生体機械コース)(90名)
航空宇宙システム工学科(45名)
インダストリアルアート学科(50名)

所在地

1~4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●現在はもちろん次世代の実現を目指す様々なシステムを研究する
●情報系分野や機械系生命分野が強化され新たな5学科体制で学ぶ
●異分野間の様々な専門知識を融合できる人材へと成長できる

基礎から応用までの一貫した工学体系の総合的教育・研究体制を確立します。機械、電気、情報などの多彩な要素技術と、それらを統合するシステム設計技術を、人間の感性も踏まえながら、より広く、そして深く探求します。
システムデザイン学部では、社会・産業からの需要が著しく増加している情報系分野と機械系の生命分野を強化した教育・研究体系を展開します。そして、それに人間の感性を重視した芸術工学の要素を加え、幅広いものの見方で新しい価値の創造に取り組む人材を育成します。

【キャンパス】

南大沢キャンパス(1・2年次)日野キャンパス(3・4年次)※一部の専門授業は、2年次(後期)から日野キャンパスで開講

【学生数】

1381名(2022年5月1日現在)

【専任教員数】

118名(2022年5月1日現在)

【大学院】

システムデザイン研究科/システムデザイン専攻 情報科学域、電子情報システム工学域、機械システム工学域、航空宇宙システム工学域、インダストリアルアート学域

情報科学科

【講義・学問分野】

プログラミング、データサイエンス、機械学習、人工知能、コンピュータネットワーク、アルゴリズム、マルチメディア など

電子情報システム工学科(情報システムコース・電気通信システムコース)

【講義・学問分野】

共通学問分野(電気・電子工学、情報工学・情報科学、応用物理学 など)
情報システムコース※2年次後期より選択(講義科目:情報数学、離散数学、データ構造とアルゴリズム演習、ソフトウエア構成・設計論、情報理論、ディジタル通信、コンピュータアーキテクチャ基礎論、プログラミング言語論 など)
電気通信システムコース※2年次後期より選択(講義科目:電磁気学、回路理論、電子回路、電気電信数学、通信工学、電磁波工学、半導体工学、基礎制御理論、電気エネルギー工学 など)

機械システム工学科(知能機械コース・生体機械コース)

【講義・学問分野】

共通科目(工業力学、材料力学、機械工作実習、機械製図、工業数学、機械力学、流体力学、熱力学、計測工学、設計工学 など)
知能機械コース※2年次後期より選択(システム制御、システム解析、組込み電子回路、知能ロボット、ロボットセンシング、創造的ロボティクス演習 など)
生体機械コース※2年次後期より選択(バイオメカニクス、生体統計学、生理流体工学、生体計測工学、再生医工学、生体生理工学 など)

航空宇宙システム工学科

【講義・学問分野】

航空宇宙工学実験、航空宇宙制御工学、宇宙航行力学、航空宇宙電波工学、航空宇宙設計工学、飛行力学、材料組織学、弾性力学、数値流体力学、空気力学、推進工学 など

インダストリアルアート学科

【講義・学問分野】

芸術と社会倫理、ドローイング、基礎造形、デザインプログラミング、アニメーション基礎、Basics of Spatial Design、Web基礎 など

学部の特色

現在はもちろん次世代の実現を目指す様々なシステムを研究する

本学部の最大の特徴は、現在の都市社会に必要なシステムだけでなく、次世代や近未来の実現を目指す様々なシステムを、数理的、システム工学的なアプローチはもちろんのこと、人間の感性を重視したデザイン工学的なアプローチからも総合的に教育研究するという点です。
5つの学科は、それぞれが独自性を持って特徴的な専門教育を実践。多様な要素技術・研究成果が総合された複合システムの設計・開発には、個々の知識だけでなく、関連した多くの分野の総合的な知識やノウハウが必要です。加えて、それらを統合化する技術も必要となります。そのために本学部では、各学科の専門分野に限定されることなく、学科間の緩やかな連携によって周辺分野の知識も含めた学際・横断的教育を受けることができる学びのシステムを整備しています。

情報系分野や機械系生命分野が強化され新たな5学科体制で学ぶ

本学部は、システム技術を機能と感性という二つの側面から総合的に教育研究する日本でも極めてユニークな最先端の学部です。社会・産業からの需要が著しく増加している情報系分野や機械系の生命分野を強化し、「情報科学科」、「電子情報システム工学科」、「機械システム工学科」、「航空宇宙システム工学科」、「インダストリアルアート学科」の5学科からなる組織に再編成。確かな基礎に裏づけされた応用力と、豊かな創造性を持つ技術者・研究者を育みます。

異分野間の様々な専門知識を融合できる人材へと成長できる

科学技術の世界では、多分野との連携や融合化が進み、次々と新しい発見や最新テクノロジーを利用したシステムが生まれています。本学部では、それらに柔軟に対応できる、確かな知識に裏づけされた、応用性・創造性豊かな人材を育成します。
社会でシステム開発やプロジェクトに関われば、様々な局面で異分野の技術者や開発研究者とのコミュニケーションが求められます。学科間の垣根を低くしたシステムデザイン学部の教育スタイルは、異分野間のコミュニケーションや協調性を醸成するのに最適な環境といえます。また北米、ヨーロッパ、アジアの数多くの海外大学と研究交流協定を結んでおり、その交流ネットワークを利用した国際的な視点での人材育成を目指しています。

学べること

情報科学科

3つの専門科目群の履修を通じ情報科学を広範囲かつ専門的に習得

1年次から領域導入科目が導入され、先進的な情報技術の学びをスタートさせます。2年次からは、基礎理論系、アーキテクチャ系、コンテンツ系という3つの学科専門科目群を学び、ソフトウェアエンジニアとして広範囲な専門知識を学びます。3年次は、さらに学習研究の専門性を高め、高度なプログラミング技術やデータ解析、コンテンツ処理能力を習得していきます。4年次は、それを踏まえ、少人数制の研究室で、きめ細かい指導を受けながら、先端情報技術の研究を深めていきます。

電子情報システム工学科(情報システムコース・電気通信システムコース)

融合的な新技術を創生できる新時代の技術者・研究者を目指したい皆さんへ

1年次および2年次前期までは、教養科目や基礎科目を中心に学びます。あわせて専門教育科目の共通基礎科目、コース導入科目を学ぶことで、自分の興味や適性を見極め、専門コースの選択に備えます。2年次後期より、自らの関心や将来のビジョンに合わせて、「情報システムコース」「電気通信システムコース」のいずれかを選択。
「情報システムコース」では、情報の基礎数理、ハードウェアアーキテクチャ、ソフトウェア設計・構成論、情報通信ネットワーク、言語・画像・音声処理、AI・データサイエンスを中心とした学習や研究が構築できます。さらにコースの枠を越えて、電気電子通信システム技術についても習得できます。「電気通信システムコース」では、電気・電子の材料とその特性、電磁気学、電気電子回路、制御理論、エネルギーの変換・制御、情報通信、情報処理に関する分野を学び、それらの周辺分野も幅広く習得できます。

機械システム工学科(知能機械コース・生体機械コース)

それは考える機械、生命を支え育む機械 ー新たな領域に突入した機械の進化を先導する

高い付加価値を生み出し、社会を快適化するための機械システムが求められています。
その開発には、システム工学、制御工学、ロボット工学、設計工学、生体工学、マイクロ・ナノテクノロジなどの専門知識と教養に加え、それらを横断的な視点から活用できる人材が不可欠です。本学科では上記の学問領域の基礎を教育することにより、求められる理想社会を構築する機械システムを創り出すことのできる創造性豊かな人材を育成します。
「知能機械コース」「生体機械コース」の2つの教育課程を設け、2年次後期より選択して専門的に学びます。「知能機械コース」では「安全・安心で持続可能な社会」を実現するため、「機械制御・知能化システム」および「サービス情報・ロボット工学」に関連する学問領域の基礎および構築システムに共通する学問を学び、ついで固有の専門分野について学びます。「生体機械コース」では、「高レベルな健康の維持および医療の支援」を実現するため、「医用工学・生体工学」および「人間工学・福祉工学」に関連する学問領域の基礎および機械システムに共通する学問を学び、ついで固有の専門分野について学びます。

航空宇宙システム工学科

宇宙などの極限空間でも性能を発揮し、信頼される航空宇宙システムを学ぶ

航空機、ロケット、人工衛星など、航空宇宙システムを研究し、宇宙や高度1万2千メートル以上の上空といった極限の空間でも信頼性が失われず、高性能を維持できるように設計、製造する知識や技術を養います。数学や物理、化学などの専門基礎から、総合工学としての航空宇宙工学の科目を学んでいきます。

インダストリアルアート学科

ワークショップで体験的に学び、アートと工学を融合させる心と技術を養う

本学科では、プロダクトやメディアといった人に訴えかけるアート・デザインの学修に加えて、人の行動や意識をデザインに生かす人間工学を重視します。あわせて、デザイン資源を生活や社会・産業などに活かすためのリサーチ・企画・プロデュース・編集方法を、ワークショップなどのプログラムを通して体験的に学び、感じる心、成し遂げる技術を育みます。

アドミッションポリシー

システムデザイン学部の求める学生像

・先進的なシステムデザイン工学を習得するに十分な高校段階での基礎学力を持つ人
・先進的な開発や人や環境に配慮した新しいシステムの創成に関心を持ち、機械、電気・電子・情報、航空宇宙、デザインなどの専門分野を複合・横断的に学びたい人
・知的好奇心を持って新しい価値の創造に積極的に取り組む意欲がある人
・国内外の研究機関との研究交流・共同研究に興味を持ち国際的に挑戦したい人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


〈南大沢キャンパス〉
東京都八王子市南大沢1-1
(042)677-1111(代)
〈日野キャンパス〉
東京都日野市旭が丘6-6
(042)585-8606(代)

【URL】

https://www.sd.tmu.ac.jp/

他の学部・学科も調べる

学費や就職などの項目別に、
大学を比較してみよう!

他の大学と比較する

このページをシェアしよう

ツイート LINEで送る

リストに追加しました

ページの先頭へ