名古屋外国語大学/世界教養学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
世界教養学科(予定:90名)
国際日本学科(予定:50名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
世界教養学部の偏差値を見るプロフィール
●4年間を通して行う語学教育で世界に通じる言語運用能力を身につける
●学科を横断して世界と日本を双方向で学ぶ「世界教養ブリッジ科目」
●志向に合わせて2つのコースから選択
世界教養学科は「世界」に、国際日本学科は「日本」にそれぞれ軸足を置きながら、世界と日本を複眼的に学び、世界の知見を日本に還元。日本の魅力を世界に発信できる、新世代のグローバル人材の育成をめざします。
【学生数】
627名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
21名(2024年5月1日現在)
世界教養学科
【講義・学問分野】
専攻言語プログラム(英語)、英語基幹プログラム、複言語プログラム、世界教養プログラム、文学と翻訳、英語の文学、芸術と社会、表象文化と批評、映画とメディア、ワールドカルチャーズ、東アジアと世界、グローバル共生、心の科学、文明と宗教、ジェンダーとエスニシティ、地域振興とツーリズム、グローバルキャリア講義、海外研修 など
国際日本学科
【講義・学問分野】
専門科目(日本語)、英語基幹プログラム、複言語プログラム、世界教養プログラム、現代日本の成立、日本文学史、日本の生活文化、日本の伝統芸術、国際日本文化史、日本の国際イメージ、異文化間コミュニケーション、日本の英語表象、日本語ジャーナリズム、日本観光英語、海外研修、日本語教育実習 など
学部の特色

4年間を通して行う語学教育で世界に通じる言語運用能力を身につける

世界教養学部では、外国語(英語+複数語)と日本語の双方に高い運用能力を身につける学びを根底としており、世界教養学科、国際日本学科それぞれに語学教育の特色があります。
「世界教養学科」では、英語での発信力向上を目的に、専攻言語プログラムを4年間必修科目として設置しています。1年次から基本的な英語のスピーキングとプレゼンテーションのスキルを学び、発音と発言を練習して、段階的に口頭でのコミュニケーションスキルを向上させていきます。また、複言語プログラムも他学科よりも必要単位数を多く設定。さまざまな知識と教養を、外国語の原文から直に獲得します。
「国際日本学科」では、専攻言語を“日本語”とし、「専攻言語プログラム(日本語)」「英語基幹プログラム」「複言語プログラム(国際日本学科の場合は英語が必修)」を通して、日本語と英語による高い言語運用能力の強化を図ります。また、日本語教師をめざす学生のために日本語・日本文化の専門知識をベースにして「外国人に日本語を教える日本語教授能力」を高める学びを展開。
「日本語教育主専攻・副専攻」の修了も可能で、2024年度より国家資格化した「登録日本語教員」の資格取得に係る経過措置における必須50項目に対応する日本語教員養成課程です。

学科を横断して世界と日本を双方向で学ぶ「世界教養ブリッジ科目」

「世界教養ブリッジ科目」は、“世界”を軸足に学ぶ「世界教養学科」と、“日本”を軸足に学ぶ「国際日本学科」の2学科間を横断して受講が可能。その主な目的は、「文学・文化・美術・音楽・民族・宗教・政治・経済・歴史」といったさまざまなテーマの教養を1年次に広く学ぶことで、学生に興味・関心を持ってもらうことです。2年次から始まる「コース科目」などの発展的学習において、学生自身が何を探究していきたいか考えるきっかけとなるプログラムです。

志向に合わせて2つのコースから選択

「世界教養学科」は、“世界”を軸足とし、志向に合わせて選択できる2コースを設置。自分の興味・関心の方向性を基に、どちらかのコースに所属しながら自分の志向に合わせて両コースの科目から選択して学ぶことができます。「ワールドスタディーズコース」では、世界の文化・文学・芸術などの人文学系のテーマを、さまざまな地域と時代にわたって学びます。「グローバルスタディーズコース」では、地球規模の越境性に着目し、人間・社会・文明などの社会科学系のテーマを総合的に学びます。
「国際日本学科」は、“日本”を軸足とし、日本を歴史・文化・文学・伝統芸能といった視点から見つめ直す「国際日本文化コース」と、日本の文化的・社会的な知識を英語で海外に紹介する能力を身につける「国際日本発信コース」の2コースを設置しています。自分の興味・関心に基づいてどちらかのコースに軸足を置き、自分の志向に合わせて科目を選択することができます。
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学べること
世界教養学科

世界諸地域の言語・文化・歴史・社会に関する幅広い教養“World Liberal Arts”を学ぶ
世界諸地域の文化・文学・美術・音楽といった「人文学」、政治・経済・宗教といった「社会科学」の学び“World Liberal Arts”を通じ、世界に存在するさまざまな価値観や視点に触れ、国や世代を超えて通用する教養を身につけます。さらに、世界共通語である英語を基盤言語と捉え、学科の学びを通じて獲得した幅広い教養や専門知識を発信できる英語力を4年間で養います。
【授業・講義】
学内外で世界の文化・芸術に触れる「世界教養セミナー」
正規の授業以外の枠で、芸術鑑賞や自然観察の機会を提供しています。展覧会や舞台芸術の鑑賞や屋外での生態系の観察などを通して、講義で学んだことを確認し、学問的関心や思索を深めます。
国際日本学科

日本に関する深い知識と教養を身につける
日本の文化・文学・社会・歴史や日本を軸とする国際文化の知識を深めながら、それらを世界へ発信するための知識と技術を身につけます。また、日本語の運用能力や文章力、グローバル社会に欠かせない高度な英語運用能力も習得していきます。中学校・高等学校教諭一種免許状の「英語」だけでなく、「国語」も取得することが可能。さらに、日本語教師をめざす学生を対象として「日本語教育主専攻・副専攻」の修了も可能です。
【授業・講義】
日本語教師をめざす学生のための「日本語教育プログラム」と「日本語教育実習」
日本語・日本文化の専門知識をベースに、外国人に日本語を教える日本語教授能力を高めるために設置された「日本語教育プログラム」。全国屈指の日本語教員比率を誇る環境で、日本語教授法を学ぶことができます。また、国内外で外国人日本語学習者を相手に教育実習を経験できる「日本語教育実習」も実施しています。
「日本語教育主専攻・副専攻」の修了も可能で、2024年度より国家資格化した登録日本語教員の資格取得に係る経過措置における必須50項目に対応する日本語教員養成課程です。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57
名古屋外国語大学
広報企画室
(0561)75-1747(受験に関するお問い合わせ)