藤田医科大学/医学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
医学科(120名)
所在地
1~6年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
医学部の偏差値を見るプロフィール
●6年間を通して臨床を体験する実習プランで優れた臨床能力を修得
●教職員が親身に「教育」「研究」「臨床」をサポートする制度が充実
●「指導教員」が入学時から卒業後までサポート
隣接する国内随一の大学病院での実習を軸に、医師に求められる「知識」「技能」「態度」を段階的に修得。現場主義を徹底したチーム医療を学びます。
【学生数】
748人(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
981人(2023年5月1日現在)
医学科
【講義・学問分野】
生命倫理学、医学教育入門、解剖学、病理学、生理学、薬理学、微生物学、免疫学、予防医学、東洋医学、救急医学、画像診断、病態病理実習、法医学、総合医学 ほか
学部の特色
6年間を通して臨床を体験する実習プランで優れた臨床能力を修得
本学部の教育目標は「良き医療人」の育成です。医師にはチーム医療のリーダーとしての協調性や人間性、および患者さんを全人的に理解し、客観的根拠に基づいた最良の医療を実現できる態度・技能が求められます。そのために、本学部のカリキュラムは、医倫理の考察・確立や医療コミュニケーション能力の開発のための授業はもちろん、SGL(少人数教育による問題解決型学習)やPBL(問題解決型チュートリアル学習)を活用した基本的医療知識の学習を実施。さらに、基本的診療技能の修得とOSCE(客観的臨床能力試験)による評価、指導医のもとベッドサイドで医療チームの一員として医療の基本を学習する診療参加型臨床実習を導入しています。
教職員が親身に「教育」「研究」「臨床」をサポートする制度が充実
教員数と学生数の比率は、1:1。学生の問題発見、問題解決能力の開発に重点を置いた教育を行うために、本学では従来の過密なカリキュラムと一斉講義をできる限り減らし、「知識伝授型」の教育から少人数学習を重視した“自身で考え学ぶ”「問題解決型」教育を実践しています。医師に求められる社会性やコミュニケーション能力開発のためグループディスカッションやプレゼンテーションを行うほか、学生の自己開発型学習能力の向上をめざして、問題解決能力の開発にも力を入れています。
また、研究志向を持つ学生が在学中に医学研究できるように支援する「スチューデントリサーチャープログラム制度」も実施しています。
「指導教員」が入学時から卒業後までサポート
学生生活における不安や迷いを少しでも軽減できるよう、「指導教員制度」を導入。入学時から卒後2年目まで学生一人ひとりに教員を配し、きめ細かなアドバイスやサポートを行います。学生時代からの教員が長期にわたってサポートすることによって、精神的なよりどころをつくり、意欲を持って学習に取り組めるよう配慮。理想的な医療人への成長を後押しします。
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学べること
医学科
国内だけでなく世界で活躍できる医療人の育成
本学科は、医学部設立50周年を節目に新たなステージに向けて大きな変革を進めており、医学教育改革(FUJITA NEXT GENERATION PROGRAM)の三本柱として「リサーチマインドの育成」「グローバル化」「医療、介護、最先端医療、地域医療を担う新医療人」を基軸に教育内容の刷新に取り組んでいます。
2019年には、世界医学教育連盟(WFME=World Federation for Medical Education)の国際基準に準拠した日本版評価基準である日本医学教育評価機構(JACME)より認定されたほか、THE世界大学ランキング2023年版では《801~1000位》、国内の大学では、神戸大学、慶應義塾大学などと同位の14位にランクインしました。また、英語でのコミュニケーション能力の向上を目的にTOEFLを進級要件に導入、海外実習プログラムにおいてはMOU(大学間学術交流協定)締結校をタイ、イタリア、UAE、台湾、ザンビアなどの19の国と地域32校に増やすなど力を入れています。本学科で医学教育を受けた者が、国内だけでなく世界で活躍できる準備を進めています。
また、病院実習では、1年次の早期臨床体験で病棟の看護師について看護師の役割や職責を学ぶ夜勤実習を体験し、4年次後半からは診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)を72週行います。従来行われていた見学型の臨床実習ではなく、医学生が医療チームの一員として患者さんの診療に従事しながら学ぶ参加型実習を行い、医療スタッフとしての自覚を養います。
藤田医科大学医学部は、いろいろな取り組みを通じて「良き医療人」を育てていきます。
【授業・講義】
医療人としての心構えを養う 「早期臨床体験」
1年次の1学期にメディカルスタッフの業務を、2学期には臨床各科の様子をそれぞれ見学します。大学病院において患者さんと接する機会を設け、チーム医療への意識や医療人としての自覚を促します。
アドミッションポリシー
医学部が求める学生
1.独創的な学究精神をもった謙虚で誠実な医師の育成を使命とする藤田医科大学医学部は、卒業までに身につける能力として卒業コンピテンス・卒業コンピテンシーを定めました。本学でこれらを達成するために必要な能力・資質を有する者として、以下のような人の入学を求めています。
(ア)藤田医科大学医学部および藤田医科大学病院の理念を理解し、その発展のために尽くす決意のある人
(イ)地域の健康と福祉に貢献する熱意を有し、そのための努力を怠らない人
(ウ)職業人として長く社会に貢献する意思のある人
(エ)他の医療専門職と連携して、患者および地域住民の健康問題を解決するため、主体性を持って多様な人々と協働して学び、行動しようとする姿勢を有する人
(オ)誠実で協調性に優れ、柔軟な心と広い視野を持つ人間性あふれる人に成長していくための素直な心を持ち、努力を続けられる人
(カ)自律的に自らの健康管理、社会規範の遵守ができ、計画的な行動と多面的かつ慎重な判断ができる人
(キ)以下に代表される多面的で高い学力を有する人
英語:英語で記述された教科書や医学論文等を理解し、海外での臨床実習や国内外の国際的状況において十分なコミュニケーションが取れるようになっていくために必要な基礎的英語力
数学:論理的、数量的な思考が十分可能であることを示す数学力
国語:人間と人間との関係の中で、互いの立場や考えを尊重しながら、言語を通して円滑に相互伝達、相互理解を進めていくのに十分な国語能力と、問題を解決しようとする創造的かつ論理的な思考力
理科:自然に対する関心と探究心、観察力および実験能力を前提とした深い理解とそれらによって培われた科学的態度
地理歴史・公民:多様な価値観を有する国際社会において主体的に生きることや、生を尊べる平和で民主的な社会を形成するための資質と自覚に繋がる社会科の能力
※学科試験では、各教科の知識に加え、思考力・判断力・表現力を評価するため記述式問題を課します。
2.性、人種、宗教、性的指向、社会経済的地位、身体能力の如何によって、入学に関する優先性が影響されることはありません。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
【医学部入試係】(0562)93-2493
【URL】
医学部の主な就職先
2023年3月卒業生の主な進路先【大学病院】〈愛知県〉藤田医科大学病院、藤田医科大学ばんたね病院、藤田医科大学岡崎医療センター、名古屋市立大学病院〈千葉県〉東京歯科大学市川総合病院、東邦大学医療センター佐倉病院〈東京都〉慶應義塾大学病院、東京医科大学病院、日本医科大学付属病院〈神奈川県〉昭和大学横浜市北部病院、昭和大学藤が丘病院〈新潟県〉 新潟大学医歯学総合病院〈静岡県〉浜松医科大学医学部附属病院〈三重県〉三重大学医学部附属病院〈京都府〉京都府立医科大学附属病院〈長崎県〉長崎大学病院【一般病院】〈愛知県〉海南病院、江南厚生病院、南医療生活協同組合総合病院南生協病院、稲沢厚生病院、稲沢市民病院 …ほか
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