京都光華大学〈仮称〉*/看護福祉リハビリテーション学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
看護学科(95名)
福祉リハビリテーション学科/作業療法専攻(30名)
福祉リハビリテーション学科/言語聴覚専攻(30名)
所在地
1~4年:京都
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
看護福祉リハビリテーション学部の偏差値を見るプロフィール
●Well-Beingな社会を共創する 健康と暮らしを支えるスペシャリストを幅広く養成
●独自の国家試験対策プログラムなど手厚いサポートによる高い合格実績
看護学科と福祉リハビリテーション学科の2学科で構成される学部です。福祉リハビリテーション学科には、作業療法専攻と言語聴覚専攻の2専攻があります。
●卒業時に取得できる主な資格
【看護学科】看護師(国家試験受験資格)、保健師(国家試験受験資格)※1、養護教諭一種免許状、養護教諭二種免許状※2、第一種衛生管理者※3
※1. 定員があります(保健師:20名程度、2年次に学内選抜)。※2. 保健師免許取得後、必要な単位を修得している者は申請により取得可能。※3. 保健師免許取得後、申請により取得可能。
助産師 ※助産学専攻科へ内部進学することで取得可能(女子のみ)。
【作業療法専攻】作業療法士(国家試験受験資格)、保育士※1、初級パラスポーツ指導員※2、キャンプインストラクター(申請予定)
【言語聴覚専攻】言語聴覚士(国家試験受験資格)、保育士※1、全国手話検定試験※1
※1. 資格取得、検定合格のための支援を行っています。
※2. 他学科の教育課程を受講することで資格取得のための支援を行っています。
◇詳しくは本学公式Webサイトでご確認ください。
【学生数】
276人(2025年5月1日現在)※2024年4月開設により、1・2年次のみ
【専任教員数】
45人(2025年5月1日現在)
【大学院】
看護学研究科/看護学専攻
【専攻科】
助産学専攻科
看護学科
【講義・学問分野】
看護コミュニケーション、仏教看護論、ターミナルケア、家族看護学、包括的ヘルスケア論、専門職の連携(基礎)・(応用)、看護学原論、看護過程論、日常生活を支える看護技術、治療・診断過程に伴う看護技術、フィジカルアセスメント概論、疫学、基礎看護学実習、統合看護学実習 など
福祉リハビリテーション学科/作業療法専攻
【講義・学問分野】
人体の構造と機能 I 、人言発達学、臨床医学総論、内部障害と臨床医学、リハビリテーションの理念、作業療法学概論、基礎作業学、作業療法技術演習、運動学、社会福祉の原理と政策 I など
福祉リハビリテーション学科/言語聴覚専攻
【講義・学問分野】
言語発達学、言語聴覚障害学概論、リハビリテーション概論・医学、言語学、失語症、臨床医学(内科学・小児科学)、摂食嚥下障害学、音声学、音響学、高次脳機能障害、聴覚障害学演習、認知症特論 など
学部の特色
Well-Beingな社会を共創する 健康と暮らしを支えるスペシャリストを幅広く養成
看護師、言語聴覚士、保健師、管理栄養士、公認心理師、保育士、作業療法士、歯科衛生士など、多岐に渡る専門職を養成。その幅広さは、京都・滋賀エリアトップクラス。さらに大阪大谷大学との大学間連携により、薬学の学びも加わり、医療・福祉の現場でチーム医療や地域包括ケアの多様なニーズに応える力を身につけるため、学部・学科の垣根を越えて学び合う、多職連携教育に力を入れています。
独自の国家試験対策プログラムなど手厚いサポートによる高い合格実績
各自の適性に応じた個別指導をベースに、特別講義や模擬試験、フォローアップ講座を開講しています。また、学外講座や教員による復習講座などにより、多角的にサポートします。そのほか、卒業した先輩から、仕事や国家試験の学習法について話を聞く機会を設け、資格取得に対するモチベーションの向上を図っています。各資格の合格率は本学Webサイトの各学科・専攻ページをご覧ください。
学べること
看護学科

人々の幸福な暮らしを支えるケアをするために、自分を大切にできる看護師へ
高い専門性と豊かな人間性で、人々の幸福な暮らしを支える看護師、保健師、養護教諭を養成。
京都滋賀エリアでトップクラスを誇る、医療・リハビリ・保健の専門職養成の幅広さを生かした多職種連携教育を実施。チーム医療や地域包括ケアの現場での対応力を養います。
ICTや独自のシミュレーション教育を活用した効果的な演習で確かな看護実践能力を身につけるとともに、仏教学、ヨガ、アロマテラピー、緩和ケア、災害看護など、独自科目により、豊かな人間性と技術を修得し、的確な臨床判断・推論を行える自立した看護職の育成を目指しています。
一人ひとりの希望に応じた個別支援を重視した就職サポートにより、特定機能病院(大学病院や国立公的病院)をはじめ、毎年多くの学生が希望の進路を実現。2024年3月卒業生の就職率は98.6%(就職者91人/就職希望者91人)です。
さらに、助産師の資格取得を目指す学生には、併設の助産学専攻科(1年課程)への内部進学の道も整備されています。
[チーム医療・地域包括ケアで現場力を磨く多職種連携教育]
リハビリテーションや栄養、歯科、心理、薬学などの専門職を目指す学生と学び合う多職種連携教育を展開。臨床現場でチームとして機能する力を養います。
[多様な価値観に触れ、視野を広げる海外看護研修]
同じ目標を持つ海外の学生との交流で多様な価値観を学び、グローバル社会での対応力と看護の視点を身につけます。
[豊かな人間性を養う、多様なアプローチの独自科目]
仏教学、ヨガ、アロマテラピー、多様な対象への緩和ケアや災害看護など、幅広いアプローチを通じて的確な判断力を養います。
TOPICS
【ICTや本学教員開発のシミュレータを活用した効果的な学習で看護技術向上】
事前・事後・授業内学習のすべてにスマートフォンやタブレットなどのICT機器と授業用アプリを使用。授業前には実技の手順や留意点を確認し、授業では、看護師役・患者役の動きや関わりを写真や動画で客観的に評価します。授業後には、演習の結果や事実を基に具体的に自分の考えを表現する力を育成します。また、本学教員が開発し、他大学でも活用されているシミュレータで実践的な学びを展開。看護技術の向上を目指します。
【看護学科の学生によるサークル活動「めでぃすた!」】
看護学科生を中心とした課外活動サークル「めでぃすた!」は、看護技術の向上を目的に、病院見学や一時救命措置などを企画・実施しています。学内演習では、ベッドメイキングや車椅子移乗・移動の介助、採血練習などの練習を実施。学外での活動では、他大学の看護サークルと交流し、入院患者の気持ちを明るくする室内装飾を企画・制作しました。顧問教員の支援のもと、授業外でもスキルアップができる環境が整っています。
福祉リハビリテーション学科/作業療法専攻

医療機関だけでなく、あらゆる分野で活躍する社会ニーズの高いリハビリテーション専門職を養成
作業療法士は、「こころ」と「からだ」のリハビリテーション専門職です。病気やけが、認知症など、さまざまな要因で「食事」「料理」「服を着る」「字を書く」など“作業”が行えなくなった方を対象に治療を行います。また、その人らしく生き生きとした生活を送れるよう支援するため、身体的機能だけでなく、「精神」に対しても治療を行います。作業療法士は、医療や福祉・介護の現場はもちろん、保健・教育・就労支援など社会のあらゆる場所で活躍できます。
本学では、子どもから高齢者、災害時にいたるまで、多様な現場で活躍できる作業療法士を養成するため、3つのプログラムで専門性の高い人材育成を行っています。
[子ども発達支援プログラム]
子どもの発達障害に強い作業療法士を養成。作業療法士と保育士資格のダブル取得で、子どもの特性を理解した支援の専門家を目指します。
[国際医療プログラム]
シンガポール工科大学への短期研修を通じ、英語や国際リハビリテーション、仏教学を修得。国内の外国人支援や国際医療に携わる作業療法士を目指します。
[野外救急・アウトドアスポーツプログラム]
キャンプ実習などの現場体験から安全管理と応急処置を学び、災害や野外活動、スポーツ中など、けがの発生しやすい場面で活躍する作業療法士を目指します。
TOPICS
【日本に13人※しかいない専門作業療法士のもとで学ぶ、子どもの発達支援】
日本にわずかしかいない専門作業療法士(特別支援教育)が在籍する本専攻では、併設の幼稚園・小学校と連携し、子どもの発達支援を専門的に、そして実践的に学ぶことができます。例えば、骨や筋肉、関節など運動器の機能低下によって日常生活に支障をきたす「子どものロコモティブシンドローム」の研究では、実際に成長期の小学生の体成分・運動機能の測定を実施。最先端の環境を生かした専門的な研究が進められています。
※2025年3月時点
【授業外でも充実した学習支援システムと教員による手厚いサポート】
骨格模型を使用し、実際に手を動かしながら筋肉のつながりと骨格の仕組みを楽しく学ぶ解剖学塾や、親睦を深めつつレポート対策も行う定期的なクラスミーティングなど、授業外でも学習支援システムが充実しています。いつでも質問や相談ができる研究室の雰囲気や、1年次からの教員のサポートは本学の強み。教員と学生の距離感の近さを生かした手厚い指導により、一人ひとりに寄り添った学習を実現します。
【早期臨床実習・国家試験対策】
●早期の試験対策で合格へ
4年次に行われることの多い総合臨床実習を、本学では3年次のカリキュラムから組み込むことで、4年次は早期から国家試験対策に集中して取り組むことができます。国家試験対策については、1年次から一人ひとりに合わせた指導を積み重ね、合格へと導きます。
福祉リハビリテーション学科/言語聴覚専攻

コミュニケーションの楽しさや食べる喜びを支援する言語聴覚士へ
言語聴覚士は、ことばや聞こえ、飲み込みに障がいがある人を支援するリハビリテーションの専門職です。「話す」「聞く」「食べる」といった日常生活の動作が、病気や事故、高齢化により不自由になることがあります。また、生まれつき障がいのある方もいます。言語聴覚士は、こうしたコミュニケーションの問題を専門的な分野からサポート。医療機関だけでなく、福祉や教育など幅広い分野で活躍しています。
本学は、医療・福祉専門職養成の幅広さを生かした多職種連携教育や、キャンパス内の認知症専門クリニック「光華もの忘れ・フレイルクリニック」での演習や実習により地域医療のリアルを学ぶなど、実践力を身につける機会が豊富です。また、さまざまな症例に対応するために欠かせない「脳」について4つの専門プログラムで専門性を磨き、コミュニケーションの楽しさを支援する言語聴覚士を目指します。
[脳科学・高次脳機能プログラム]
脳卒中の後遺症や認知症などの疾患を、学内クリニックとも連携し専門的に学びます。
[こども・ことばの発達支援プログラム]
子どもの言葉の遅れ、吃音などを併設幼稚園や小学校と連携した演習・実習で深く学びます。
[手話とコミュニケーションプログラム]
脳機能に深く関わる言語「手話」を修得し、コミュニケーションの力を深めます。
[嚥下(えんげ)・食支援プログラム]
食べる機能のメカニズムを学び、 障害がある人も「安全に食を楽しめること」を追求します。
TOPICS
【併設幼稚園・小学校で子どもの発達リアルに学ぶ】
同キャンパス内に併設する光華幼稚園や光華小学校と連携し、言葉の習得が遅れている子どもや言語能力に課題を抱える子どもをサポートするプログラムを展開しています。幼児期は、周囲との関わりや遊びを通じて急速に言葉を覚え、言語によるコミュニケーションができるようになる重要な時期です。「話す」「聞く」といった日常的な動作の発達過程を実際に観察しながら指導を行うことで、講義で学んだ知識を実践に応用する力が養われます。
【学内のクリニックで言語聴覚士の臨床を学ぶ】
キャンパス内にある「光華もの忘れ・フレイルクリニック」は、言語聴覚専攻の専任教員(医師)が院長を務める認知症・フレイル予防のためのクリニックです。本専攻の教員が言語聴覚士や医師として検査などの臨床業務に携わっており、学生たちは、演習科目や実習などで臨床現場のリアルな地域医療や専門職連携を経験することができます。
【国家試験合格への手厚いサポート】
1年次から授業内容と国家試験対策を連動させ、基礎学力と専門科目の理解を循環型で深めるとともに、担当教員による定期的な進捗確認と個別指導を行います。3年次からは、学生の習熟度に合わせた少人数制の補習で苦手分野を克服。卒業後も、臨床業務、大学院進学、再就職、国家試験の再挑戦をサポートする個人相談や、卒業後セミナーを実施しています。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
京都市右京区西京極葛野町38
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(075)312-1899(直)