どうししゃじょし

同志社女子大学

私立大学 京都府

同志社女子大学/表象文化学部の詳細情報

(今出川キャンパス)

学科・定員・所在地

学科・定員

英語英文学科(150名)
日本語日本文学科(120名)

所在地

1~4年:京都

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●英語と日本語の教育を同時に学べる「副専攻制度」と、京都という地の利を生かして学べる「京都研究科目」
●高度な英語運用能力を身につける「AESコース」と、学生がすべてを手がける「Shakespeare Production」(英語英文学科)
●日本語教師や国語科教員をめざし、独自のサポートプログラムで学べる(日本語日本文学科)

英語英文学科では、「表象」というキーワードを用いて英語圏の文学・文化・言語・コミュニケーションを広く深く学び、国際社会で活躍できる力を育みます。
日本語日本文学科では、日本語学・日本語教育・近現代文学・古典文学・日本文化の5分野を柱とし、それぞれの方向から日本文化の本質に迫ります。「日本語教育」については全国屈指の指導体制を整えています。

【キャンパス】

今出川キャンパス

【学生数】

1121人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

23人(2023年5月1日現在)

英語英文学科

【講義・学問分野】

SpeakingI・II、Reading I~IV、Writing Strategies I・II、Career Introduction I・II、エアラインイングリッシュ、翻訳法I~IV、イギリス文化入門、アメリカ文化入門、言語コミュニケーション入門I・II、イギリス文学史 ほか

日本語日本文学科

【講義・学問分野】

基礎リテラシー、近現代文学史A・B、古典文学史A・B、日本語学の世界、古典文学講読A~E、近現代文学研究A~D、日本語指導A・B、古典芸能A・B、京ことば、編集技術I・II、コピーライティング、ウェブ・デザイン ほか

入学者・卒業者数

入学者数

288人
男女比
女子生徒数
288
男子生徒数
0
地元占有率
地元出身学生数
58
入学者総数
288

卒業者数

256人
就職者・進学者数内訳
就職者数
218
進学者数
13

学部の特色

英語と日本語の教育を同時に学べる「副専攻制度」と、京都という地の利を生かして学べる「京都研究科目」

今出川キャンパスの地の利を生かした「京都研究科目」

英語英文学科、日本語日本文学科の学生に両学科の科目を体系的に履修できる「副専攻制度」を設置。一定数の科目を履修すれば修了証を得ることができる学びの制度です。
また京都御苑に隣接するキャンパスで、英語で外国人を案内する「英語で案内する京都」や、京都のことばを御所ことば、町家ことばなど「都」の古典語として学ぶ「京ことば」など、地の利を十分に生かした授業を展開します。京都の至る所に残る歴史遺産を見て、触れて、感じ、日本の文学や文化の真髄を学びます。

高度な英語運用能力を身につける「AESコース」と、学生がすべてを手がける「Shakespeare Production」(英語英文学科)

英語力と積極性・協調性を培う「Shakespeare Production」

海外への進学および就業に十分な英語運用能力を有することを目的に、意欲と能力の高い学生が集い、より高いグレードの環境で学ぶことのできるAESコース。ネイティブ教員が中心にクラスを担当し、英語による講義・演習を展開。留学をめざす学生に最適な準備の場となっています。
「Shakespeare Production」は3年次にシェイクスピア作品を講義で学び、4年次には英語劇を上演します。演者としての出演はもちろん、日本語字幕、衣装、メイク、照明、広報活動などすべてを手がけるため、作品を理解するとともに自主性を持って学ぶ姿勢も身につきます。第1回上演が1951年という伝統ある授業です。

日本語教師や国語科教員をめざし、独自のサポートプログラムで学べる(日本語日本文学科)

実践的なプログラムで日本語教師・国語科教員をめざす

日本語教師をめざす学生のために、オーストラリア・台湾などとの連携プログラムや、学内の留学生受け入れプログラムなどで、理論だけでなく実際の指導場面を想定したいくつもの実践経験の場を設けています。
一方、国際交流に興味のある学生のためには、来日する外国人と関わる機会(インターンシップ)を提供しています。また、国語科教員採用試験を受験するために「学校文法」の科目を設置。専任教員による「教職勉強会」を実施するなど、サポート体制が充実しています。

学べること

英語英文学科

高度な英語運用能力と英語圏の諸文化への理解を育み、国際社会で活躍できる実力を養成

●多彩なスキル科目で「英語のプロ」をめざす
英語の4技能(読む・書く・話す・聞く)を、1~3年次で徹底的に学修します。多くの英語スキル科目で10~20名程度のレベル別・少人数制を徹底し、ネイティブスピーカー教員と英語で存分にコミュニケーションができます。TOEICやTOEFLの演習科目も充実しており、英語運用能力の伸びを確認できます。

●英語圏の文化、文学、言語、コミュニケーションの諸相を探究する
1年次からネイティブスピーカーを含めた教員陣による「イギリス文化・文学」「アメリカ文化・文学」「比較文化・文学」「言語」「コミュニケーション」の講義科目があり、学生は各自の興味に従って選択受講できます。3・4年次のゼミでは、個々の関心を基にさらに深い研究に取り組みます。

●ハイレベルな英語運用能力を育成するAES(Accelerated English Studies)コース
海外の大学・大学院への留学や海外での就業に十分な英語運用能力を持つことを目的として、学修意欲と英語能力の高い学生がよりグレードの高い環境で学べるコースです。大学生として最高レベルの英語運用能力の獲得をめざします。

【授業・講義】
 

●若本ゼミ:国際語としての英語学習法研究
どう学び、どう教えれば英語運用能力が向上するのか、学習法(ストラテジー)と学習スタイル(パーソナリティ)を組み合わせ、対象者に合った英語の学び方を研究するのが、若本ゼミの特徴です。学生たちは数名単位でチームを組み、お互いの研究手法や論文の内容についてディスカッション。研究への発想を自由に広げながら、自分たちの力で論文を書き上げていきます。

●風間ゼミ:英文学の文献研究
文学研究を主とする風間ゼミ。3年次でシャーロット・ブロンテ、4年次でエミリ・ブロンテの作品を取り上げます。学生たちは100年以上前の作品を、原文で読むことに挑戦。単語を一つひとつ調べることで、作家の言葉選びの意図や文章にかける想いを紐解いていきます。作品研究の手法はさまざまです。映像と小説の比較や、登場人物の衣装分析など、自身の興味に沿って研究を進め、論文にまとめます。

日本語日本文学科

多彩なアプローチで、日本語・日本文学の本質に迫る

●日本語から日本を知り、自分を知る
日本語の学びを通して日本を知り、自分を知る。メディアが多様化し、ことばを伝達するツールが増え続ける社会でも自分を見失わず、資料と体験に即して地道に考え、本質に迫る洞察力を育てます。

●5つの分野から「日本」への学びを深める
日本語学・日本語教育・近現代文学・古典文学・日本文化の5分野を学びの柱として展開。文学や語学研究に加え、京都で発展し、継承されてきた日本文化についても十分学べる教育内容とします。

●4年間の学びの集大成を卒業論文で結実
多彩な観点での学びを通して、各自が関心のあるテーマを設定。文献の収集や実地調査、独自に資料の開拓・分析を行い、指導教員のアドバイスと学生相互の討論を重ね、3年次の成果発表を経て、「卒業論文」へと結実させます。

【授業・講義】
 

●山本先生:日本語教育基礎演習
母語としての日本語や文学を学ぶだけでなく、日本語を「教える」技術を育てる授業も幅広く用意しています。日本語教育を行う際に気をつけるべきことや効果的な授業手法など、日本語教育のノウハウを学び、模擬授業を通して学生の中に知織を深く落とし込んでいく「日本語教育基礎演習」。海外における日本語教育の現場に学生が赴き、日本語を実際に教える経験を積む日本語指導実習プログラム。こういった取り組みによって学生たちの「教える力」を磨き、日本語を通して国際社会で活躍していける人材を育成していきます。

●宮本ゼミ:映画を通して学ぶ文学
近年、文学作品や漫画がアニメ映画・実写映画化され、社会現象を巻き起こすことも、珍しくなくなりました。切っても切れない関係になった「文学」と「映画」。その関係性を紐解き、双方を分析・観察することで物語や作り手への理解を深めることが宮本ゼミの活動目的です。学生たちは映画を観る、文学を読むということだけにとらわれない自由な発想で映画と文学が社会とどのようにつながっているか、どのような影響を及ぼしているかといった思考を深めていきます。

アドミッションポリシー

英語英文学科の求める学生像(求める能力・適性など)

表象文化学部英語英文学科は、英語4技能(「話す、聞く、読む、書く」)の徹底したトレーニングを1年次から4年次まで少人数クラスで行うことにより、学生が高度な英語運用能力を持つように指導し、英語というツールを用いて国内外の社会に貢献できる人材を育成することを目標としている。さらに、単なる言語のスキル学習にとどまることなく、言語を人間の表象手段として、また文化伝達の主要な媒体として取り上げ、学生たちに言葉を学ぶ意味と意義を理解させようと試みている。具体的には、英米の文学・文化・言語・コミュニケーションの分野における学習内容を表象という大きなくくりの中で理解できることを目指している。目まぐるしく変化し複雑化の度合いを増していく社会に対して、ひとつの考えに固執していては進歩がない。伝統を重視するも、変化に対応することのできる学生を養成することを目標とする。この教育目標を達成するために、入学者には以下のような人物を求める。

【知識・技能】
・英語の基礎力、特に文法・構文・語彙等の知識と発音に対する感性をしっかりと身に付けている者。

【思考・判断・表現】
・固定観念にとらわれることなく、多元的視野から問題にアプローチすることのできる柔軟な思考能力を持っている者。

【関心・意欲・態度】
・言語が成立している社会(歴史・地理など)、また言語によって表現されている文化(文学・宗教など)といった背景知識の必要性を認識している者。

日本語日本文学科の求める学生像(求める能力・適性など)

表象文化学部日本語日本文学科は、日本語学・日本語教育・近現代文学・古典文学・日本文化を五つの柱として、それぞれの領域をバランスよく学ぶとともに、多角的な視点から日本の表象文化に迫り、その本質を理解できるようになることを目標としている。また、幅広い知識の習得と興味の探求によって、このグローバル社会のなかで、常に自分で考え行動し、自分を表現できる真の国際人の養成を目標としている。この教育目標を達成するために、入学者には以下のような人物を求める。

【知識・技能】
・高等学校卒業レベルの国語に関する知識(漢字、語句、文学史、古文単語等)を持つ者。

【思考・判断・表現】
・物事を論理的に考える力を育むことができる者。
・自らの考えを分かりやすい日本語で表現できる者。

【関心・意欲・態度】
・つねに旺盛な知的欲求と探求心を持っている者。
・日本語という言語の特質と機能、あるいはその優れた表現としての日本文学に強い関心を抱いて、日本文化を広く深く理解することに意欲を持つ者。

他の学部・学科も調べる

学費や就職などの項目別に、
大学を比較してみよう!

他の大学と比較する

このページをシェアしよう

ツイート LINEで送る

リストに追加しました

ページの先頭へ