崇城大学/芸術学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
美術学科(日本画コース、洋画コース、アート・イラストレーションコース、3Dアートコース/30名)
デザイン学科(40名)
所在地
1~4年:熊本
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
芸術学部の偏差値を見るプロフィール
●教員1人あたり学生約5人の指導体制
●大学で美術やデザインを学ぶ意味を知る
●文化とともに生きる作家・デザイナー・研究者教育メソッド
芸術学部での学びは、将来プロとして活躍し続けるための足腰を鍛えるものです。少人数指導を徹底し、日本を代表する教授陣が「よきもの」の見つめ方を指導します。カリキュラムとして純粋美術から、コマーシャルメディアやプロダクトデザインを探究する7の専門分野を設置。美術学科は、「日本画」「洋画」「アート・イラストレーション」「3Dアート」の4コース。デザイン学科は、「グラフィックデザイン」「プロダクトデザイン」「マンガ表現」の3コース体制(2年次選択)となっています。
【キャンパス】
池田キャンパス
【学生数】
316名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
16名(2023年5月1日現在)
【大学院】
芸術研究科/美術専攻、デザイン専攻、芸術学専攻
美術学科
【講義・学問分野】
基礎デッサン、絵画実習、日本画実習、洋画実習、彫刻実習、石膏技法実習、日本・東洋美術史特論、視覚造形実習など
デザイン学科
【講義・学問分野】
プロダクトデザイン演習、製品デザイン実習、グラフィックデザイン演習、イラストレーション実習、マンガ表現演習、広告デザイン実習、デザインプロジェクトなど
学部の特色
教員1人あたり学生約5人の指導体制
デザインにしても美術にしても、本物のプロと呼ばれるまでの道のりには、長く険しいものがあります。芸術学部での学びは、その道を歩き続けるための足腰を鍛えるものです。国内外で高い評価を得る芸術家やデザイナーである教授陣による個別指導は、教員1人あたり学生約5人。基礎固めはもちろん、全国レベルのコンクール入選をめざすための指導も徹底し、学生をアーティストやプロクリエイターのレベルに育成します。カリキュラムとして、普遍的な純粋美術の探究からコマーシャルメディアやプロダクトデザインの探究まで複数のコースを設置。進路選択の幅を広げるとともに、いずれも実技・実習を中心とした創作の実践を通して、“就職に強い”クリエイターを育成します。
大学で美術やデザインを学ぶ意味を知る
大切なこと、それは美術、デザインが大好きであるということ。そして、大学では多くの質問をすることが重要です。また、勉強は何のためにしているのかを意識し、常にゴールを想定して勉強に励んでください。
特に美術の世界においては、日本独自の優れた有形・無形の財産が多く存在します。これらは後生に伝えなければなりません。新しいと言われるものは、今までの流れ(ベース)があるから存在が認められるのです。芸術分野の伝統的なものは当然残し、次に伝えていく努力が求められます。
また、すべての分野に言えることですが、芸術以外のさまざまな分野のことにも関心を持ち、芸術と関連づけて考えることも大切です。
文化とともに生きる作家・デザイナー・研究者教育メソッド
美術・デザインを学ぶうえで共通して言えることは、英語によるコミュニケーション能力の必要性です。美術学科では、対象となる芸術作品が諸外国からのものも多く、英語による情報の収集は研究・制作に必須の要件です。日本画のように日本の文化を広める意味でも英語学習は欠かせません。また、デザイン学科では、全学年半期ごとにプレゼンテーションウイークを開催。3年生以上は英語でのプレゼンテーションを行っています。
英語を学び、その背景の文化を知ることは美術やデザインのクオリティに大きく影響します。本学部ではこれらのことを前提に、教員・教育プログラム・教育システム・教育施設を一体のものとして、英語教育に取り組んでいます。
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学べること
美術学科
アーティストとして生きる道を模索する4年間
本学科では、「プロへと導く徹底した少人数制」「基礎力の錬磨で土台を固める」「芸術文化を世界に発信する」を教育方針に、「日本画コース」「洋画コース」「アート・イラストレーションコース」「3Dアートコース」の4コースを設けて純粋美術を探究します。いずれのコースも、各画壇・彫刻界の第一人者で構成される教授陣から徹底した少人数制・実技教育を受けることができます。教員1人あたり学生約5人という少人数制は、学生の独自性を伸ばすための指導に効果を発揮しています。また、テクノロジーとアートの融合をテーマに、工学部・情報学部との「コラボ演習」を実施。表現の進化に触れ、創作の感性と視野を広げています。
[ポイント]
1)日展をはじめとするコンテストに毎年数多くの学生が入選
2)ゆとりのスペースで一人ひとりが自由に制作
3)基礎力を固め4年間の創作を通じて自由な応用力を養う
4)経験豊富な教授陣が学生の個性を引き出す
【授業・講義】
日本画実習IA(日本画の画材の性質を学ぶ)
殆どの学生は入学後に初めて日本画の画材を用いて絵を描きます。日本画の画材は古来より日本の気候風土に合った描画材料として、日本の自然物から精製されています。木の皮を原料とした和紙、動物の毛で作られた筆、土や石、貝殻から作られる絵具、動物の皮革を溶かした二カワ、金属を加工して作られる箔など特有の画材を用いて描写力を高めながらその性質や技法等を学びます。(日本画コース)
デザイン学科
プロへと導く徹底した少人数制を採用
カリキュラムとして、1年次の基礎学習の過程から自己を発見し、めざす将来につながる専門領域を選択します。2年次には、「グラフィックデザインコース」、「プロダクトデザインコース」、「マンガ表現コース」の中からコースを選択します。大きな特色として、プロへと導く徹底した少人数制、充実した施設・設備などが挙げられます。少人数教育としては、教員1人あたり学生約5人という濃密な教育環境を形成。最新のDTP.PCなどのデジタル機器を駆使し、プロと同等レベルの表現技法の修得が可能です。
[ポイント]
1)BDL(Basic Design Literacy)/デザインに必要な応用ソフトウェアの基本的な動作を理解する
2)プロも参加するデザインコンテストで毎年数多くの学生が受賞
3)有名なマンガ家が多数輩出している熊本で「描く力」と「マンガ文化理解」を深める
【授業・講義】
どのような素材や手法でデザインするか? 枠にとらわれない感性を磨く
「デザインとは、ある目的を達成するまでの一連のプロセス」と大きく定義する岩上研究室では、その一連のプロセスをどのような素材や手法で実践するかを追求しています。「言葉からイメージするカタチは?」「音楽からイメージするカタチは?」など教授から出される幅広いテーマから題材を探究。さまざまなテーマから設定した写真素材を組み合わせた「フォラージュ」手法や、あえて制限された問題からのクリエイティブな発想を視覚化する授業など、学生たちは学内外をフィールドに、枠にとらわれない感性を磨いています。
アドミッションポリシー
美術学科アドミッションポリシー
(1)高い倫理観を持ち、文化創造に対して積極的に貢献する人を養成するため、自ら情熱を持って何事に対しても真摯に向かい合う姿勢を持つ人。
(2)美術分野における幅広い学際的な専門知識や高度な表現技術を持つ専門家を養成するため、国語(漢詩を除く)や英語などの基本的知識、また実技系コースの場合は基礎的なデッサン力を有する人。
(3)意欲的かつ持続的な制作・研究の出来る人を養成するため、描くことや造ること、または作品を鑑賞することや美術書を読むこと、文章を書くことが好きで、基本的な集中力や持久力を有する人。
デザイン学科アドミッションポリシー
(1)人間や社会に対する強い興味、関心を持ち、デザイン技術の習得に必要な基礎学力を持つ人。
(2)社会の様々な問題を発見し解決するデザイン力を育成するために必要な、コミュニケーション能力、情報分析能力、プレゼンテーション能力の向上に対する意欲を備えた人。
(3)授業を通して世界に通用する創造力やデザイン技術を身につける強い意思を持ち、向学意欲の高い人。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
熊本市西区池田4-22-1
入試課
(096)326-6810