学校推薦型・総合型選抜レポート
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2022年度
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東京外国語大言語文化学部言語文化学科
UH 先輩のレポート
入試形式
推薦入試で課されたこと
志望理由書
小論文
面接
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面接とわたしの対策
面接形式
個人
面接官の人数
3人
質問 1
質問
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言語文化学部英語科を志望した理由
解答
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自分にはイギリスの文学と英語通訳、翻訳の三本柱の興味がある。文学について深く掘り下げて学べるのはこの学部しかない上、国公立大学で通訳翻訳論を専門的に学べるのはここしかないから。
質問 2
質問
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読んだ、もしくは読みたいイギリス文学
解答
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ガリバー旅行記を英文と日本語訳で読んだ。物語としてだけではなく、当時の社会情勢や作者の皮肉が前面に押し出され非常に興味深かった。次はカンタベリー物語を読んでみたいと考えている。
質問 3
質問
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What did you learn from extracurricular activities?
解答
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多様な意見を認め合い、自分の意見を論理的に主張する会話力を学んだ。社会情勢がトピックになるので、日ごろからニュースを見たり、意見を持ったりすることが習慣になった。
質問 4
質問
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大学卒業後のビジョン
解答
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まずは通訳・翻訳のどちらもできる人材としてビジネスの場で活躍したい。キャリアを積み、多くの人から信頼を得て、異文化理解を深めた後、コミュニティー通訳として日常レベルで人に寄り添う仕事がしたい。
「やっておいてよかった!!」対策
自分のことを正直に、突き詰めて理解すること
何を話すか暗記していると、予期していない質問の時に頭が真っ白になってしまいます。自分がどういう人間で、何を考えて、どうしてその大学で勉強したいのかを完全に把握しておくことで、どのような質問でも、芯がブレることなく一貫して答えられます。
「やっておけばよかった・・・」と後悔したこと
英語で答える練習
英語を短期間ですらすら話せるようになることは難しいです。スピーキングに自信がなくて、もし英語での受け答えがある面接だったら、半年〜三か月前からの準備が必要だと思います。
役に立った教材・サービス
大学生の先輩体験談、推薦対策Web
活用ポイント
先輩体験談は何回も読んで活用しました。同じような学部の先輩方が聞かれたことや、当日の様子について情報収集をし、一人で戦っているわけではない!と自分を鼓舞しました。
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小論文対策
解答時間
90 分
出題内容
世界の食文化に関するレポートを読み、要約したうえで、「文化」とは何か自分なりに定義し、考えたことを書きなさい。
解答内容
「文化」とは自然環境・食事・衣服・住居等その土地の人々が生活していく中で練り上げられた社会の様相である。ゴキブリを食べる民族もいれば、タコを食べる民族もいる。犬とタヌキを区別する民族もいれば、同じ名称で呼ぶ民族もいる。国際交流が活発化する現代において、絶対的に「正しい」文化はないことを常に意識し、異文化を持つ他者を排斥せずに受け入れる姿勢が求められる。
「やっておいてよかった!!」対策
とにかく書く。色々なトピックに触れる。
自分の学部の学習内容と関連のあるトピックについて、毎日書く練習をすることが大事。書くうちに自分の価値観に気が付く。また、自分で日ごろから情報収集をし、さらに高校の先生に参考資料をいただく等、幅広く人の意見を聞いてみると視野が広がる。
「やっておけばよかった・・・」と後悔したこと
早めに対策をはじめる
苦手意識があまりなかったせいで後回しにしてしまっていた。本番三週間前から取り組み始め、最初は時間が短く書ききることができずにとても焦った。少なくとも一か月前から取り組むべきだと思う。
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志望理由書
志望理由書のあらまし
私はイギリスの文学が大好きで、ハリー・ポッターを始め、世界史で習った本を読んだこともある。英語で読むことに挑戦したが、中世の英語はまだ文法が整っておらず、独特の表現や綴りに翻弄される一方で自分で理解してみたいと強く思った。英語を深く掘り下げて学び、難解な中世英語文学を読み解きたい。また、趣味の読書や旅行を通し、通訳・翻訳にも興味がある。グローバルなキャンパスで学習することで、日常的に異文化に触れながら実践的なスキルと自らの考えの視野を広げていけると思った。
よりよい志望理由書を書くには!
自分がどうしてその大学に行きたいのか、何を学びたいのか、学びをどう生かしたいのかをしっかり考えることが絶対に必要です。大学が求める生徒像を目指して理由を取り繕うのではなく、まずは自分の芯を固めることが重要です。
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