慶應義塾大学/医学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
医学科(110名)
所在地
1年:神奈川
2~6年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
医学部の偏差値を見るプロフィール
●人類の福祉のために高い倫理観と実践力を身に付ける
●よき医療人としてのMedical Professionalismを習得する
●早期に医療現場を体験する「EEP」と、研究能力を養う「自主学習」
6年間一貫教育をとり、チーム医療を理解するために1学年にも「EEP」という介護者の見習いとして医療現場を体験できる独自の授業を設けています。また、自ら選んだテーマで研究する「自主学習」などで研究能力に優れた臨床医を育てます。
【キャンパス】
日吉キャンパス(1年)、信濃町キャンパス(2~6年)
【学生数】
671名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
209名(2023年5月1日現在)
【大学院】
医学研究科(M/D)
医学科
【講義・学問分野】
基礎分子細胞生物学、組織学、解剖学、発生学、生理学、医化学、分子生物学・遺伝子医学、微生物学・免疫学、熱帯医学・寄生虫学、病理学、薬理学、衛生学、医療統計・医療情報、臨床薬剤学、法医学 ほか
学部の特色
人類の福祉のために高い倫理観と実践力を身に付ける
本学部は1917年、北里柴三郎を初代学部長として発足しました。世界的な細菌学者として知られる北里博士は、若い頃から民衆のための医学を志し、かつて受けた福澤諭吉の恩顧に報いるため本学部創設に尽力しました。以来100年以上の歴史を刻んできた本学部は、「基礎臨床一体型医学・医療の実現」を理想に掲げ、豊かな人間性と深い知性を有し、確固たる倫理観に基づく総合的判断力を持ち、生涯にわたって研鑽を続け、医学・医療を通して人類の福祉に貢献する人材の育成を目標としています。
よき医療人としてのMedical Professionalismを習得する
「メディカル・プロフェッショナリズム」は医の倫理、医療人としての責務、Patient-centered Medicine(患者中心の医療)の実践を入学から6年間一貫して学ぶ独自のプログラムです。
医療や医学研究に関わる生命倫理や医療に関する法の理解と遵守、医師としての行動規範(医道)の習得、ヒューマニズムの実践、コミュニケーション能力の向上、生涯学習の姿勢を確立するなど、よき臨床医、優れた医学研究者となるために最も大切な資質である、「Medical Professionalism」を身に付けます。
早期に医療現場を体験する「EEP」と、研究能力を養う「自主学習」
1年次から医療現場を体験できる独自の授業として「EEP(Early Exposure Program)」を設けています。介護者の見習いという立場で実習を行い、スタッフの苦労や患者のニーズを体験することで、医学・医療を学ぶ心構えを身に付けるとともに、医療教育へのモチベーションを高めます。
また、「臨床医をめざす者にも研究能力を賦与する基礎づくりに力を注ぐ」伝統的な教育方針のもと、臨床実習の時間を豊富に用意するとともに、日本の医学部で初めて「自主学習」を設置しました。「自主学習」では、自分の選んだテーマについて、研究、臨床の第一線で活躍する教員とマンツーマンで研究を行うことができます。
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学べること
医学科
臨床教育を重視した豊富な実習により医療人として成長する
医学部の学生は1年次は日吉キャンパスで、2年次から6年次は信濃町キャンパスで学びます。ただ、1年次も、日吉キャンパスで外国語などの基礎教育科目を学びつつ、毎週水曜日の午後のみ信濃町キャンパスで分子生物学、解剖学・発生学、医学概論を学びます。
学びの特徴としては、医学部、看護医療学部、薬学部の学生が互いに交流し、将来チーム医療に貢献できる視野の広い医療人となることをめざして、医療系三学部合同教育を実施しています。
また、医学部ではさまざまな国際交流の機会を提供しています。最大のプログラムは、5年生が行う海外施設での臨床実習です。2022年度には、8か国14校に、学年の約3分の1にあたる36名の学生が臨床留学をしました。
【授業・講義】
メディカル・プロフェッショナリズム
入学から卒業までの6年間を通じて、プロフェッショナリズムの基本となる「医師としての責務」「コミュニケーション・スキル」「生命・医療・研究の倫理」「法の理解」「医療安全」「説明責任」などを、対話型講義やグループ・ディスカッションにより学びます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都港区三田2-15-45
入学センター
(03)5427-1566