ふくおか

福岡大学

私立大学 福岡県

福岡大学/理学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

応用数学科(65名)
物理科学科(60名)
化学科(65名)
地球圏科学科(60名)

所在地

1~4年:福岡

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「なぜ?」という知的好奇心を抱いて自然界のあらゆる現象を学ぶ
●実験・実習・演習を重視し、基礎力をしっかり身に付ける
●「社会数理・情報」「ナノサイエンス」の2つのインスティテュートを設置

数学・物理学・化学・生物学・地学という理学領域の全分野をカバーし、自然界の原理・原則を根底から理解することを重視しています。少人数で行う実験や実習、演習を通して、自然科学における興味・理解を深め、広い分野で応用が利く基礎力や科学的思考力を養います。また、国際的な視野を養うため、韓国・蔚山大學校への海外研修を実施しています。理学部卒業生を招いての「就職懇談会」を1年次から全学科で実施しており、将来を意識して学びに取り組むことができます。

【キャンパス】

福岡市城南区七隈

【学生数】

男子:758名、女子:273名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

102名(2023年5月1日現在)

【大学院】

理学研究科

応用数学科

【講義・学問分野】

解析学、幾何学、代数学、情報数学など

物理科学科

【講義・学問分野】

物理学、力学、物理数学、電磁気学など 

化学科

【講義・学問分野】

一般化学、有機化学、物理化学、無機分析化学、生物化学、量子化学など

地球圏科学科

【講義・学問分野】

地球物質科学、地球物理学、地学、生物学、化学など

入学者・卒業者数

入学者数

257人
男女比
女子生徒数
76
男子生徒数
181
地元占有率

卒業者数

219人
就職者・進学者数内訳
就職者数
152
進学者数
45

学部の特色

「なぜ?」という知的好奇心を抱いて自然界のあらゆる現象を学ぶ

理学部棟「18号館」

人類は、複雑な自然に潜む基本的な法則を探求するとともに、それらの法則から複雑で豊かな自然が形成される仕組みを明らかにしてきました。そして、その知見に基づいて科学技術を発展させてきました。鳥に憧れ、飛行の原理を解明し、飛行機を発明したように。自然は複雑で、豊かで、魅力的です。「理学」は、そんな自然や社会に潜む無数の「なぜ?」を発見し、その原理、システムを明らかにする学問です。
「なぜ?」に対する理解を実験・ゼミ等を通じて深め、自然の仕組みの一端を解き明かすプロセスです。4年間の学修・研究により、皆さんが自然、人間、社会に対する自らの「なぜ?」を解き明かす経験を積み、「なぜ?」を発見するカと、その原理とシステムを解き明かす力を身につけることを目指しています。

実験・実習・演習を重視し、基礎力をしっかり身に付ける

充実したスタッフによる少人数制の講義

理学部には、数学、物理学、化学、生物学、地球科学の5つの分野を扱う4学科2インスティテュートがあり、自然科学と数理科学の様々な領域の教育・研究を行っています。いずれの教育プログラムでも、低学年次には、講義や少人数のゼミ、実験・実習・演習を通して、人類が解き明かしてきた自然の原理とシステムを学び、技術を身につけ、自然を見る目と科学をする姿勢を養います。

「社会数理・情報」「ナノサイエンス」の2つのインスティテュートを設置

「インスティテュート(institute)」とは「専門クラス」を意味します。時代に求められる専門的な内容を、少人数クラスで学ぶ特別な教育形態を表すために「インスティテュート」という言葉を選びました。社会数理・情報インスティテュートでは、数学をベースにして社会システムや情報ネットワークなど、現代の社会生活に密着した学間を修得します。ナノサイエンス・インスティテュートでは、近年新しい素材として注目されているナノ物質について、物理学と化学の2つの視点から学び、研究を行います。これらのインスティテュートを加えて、福岡大学理学部はより新しい時代に求められる人材の育成を目指しています。

【社会数理・情報インスティテュート】
◎数理・情報・社会分析を融合した学びを通して、さまざまな問題をイノベーションできる人材に。
あらゆる産業から行政まで、社会はさまざまな"システム"により構成されています。そして、それらのシステムの原理は数理モデルを用いて表すことができ、明らかになった原理が新たなシステムの正しい構築・運用をもたらします。本インスティテュートでは、そのような数理モデルを理解・分析する知識を習得し、それらのシステムと密な関係にある"IT領域"の高度な理論とスキルを身に付けることができます。1年次から卒業までの一貫した少人数教育と"数理、情報、社会分析"を横断・融合する学びにより、さまざまな問題にあらゆる角度からアプローチし、イノベーションしていく人材を育成します。

【ナノサイエンス・インスティテュート】
◎化学と物理のコラボレーションによる学び。次代を開くナノサイエンスエキスパートへ。
「ナノ」とは"10億分の1"を表す単位の接頭語であり、ナノメートルは「10億分の1メートル」です。ナノサイエンスは、このサイズで物質をコントロールすることによって、新しい機能や従来よりも優れた材料を生み出し、医療や薬品、エネルギーや環境といった諸問題の解決に役立つと期待されています。
しかし、その研究開発には、化学や物理学に分かれた従来型の取り組みだけでなく、双方に卓越した知見を持つ人材が求められています。ナノサイエンス・インスティテュートでは、入学から卒業まで、数人の学生を1人の教員が担任としてケアするチュートリアル制度により化学と物理学を横断・融合しながら学び、次代を開くナノサイエンスのエキスパートを養成することを目指しています。

学べること

応用数学科

論理思考力と問題の発見・解決能力を身につける。社会や企業が求める人材へ成長していく。

「数学が好き」という人にとって、数学ほど面白い知的ゲームはなく、本学科では数学に純粋に取り組むことができます。その一方で、あらゆる科学の基礎を支えているのも数学です。高度な数学を専門的に学ぶことで養われる論理的な思考力、問題の本質を見極め解決する力は、社会や企業が求めている能力にほかなりません。このように有為な人材への成長が果たせるのも「数学を学び、数学で高まる」をテーマとする本学科ならではです。
解析学・幾何学・代数学・情報数学を基礎から体系的に学習。高度な数学を専門的に学ぶことにより論理的な思考力、問題の本質を見極め解決する力を身に付けます。また、教員養成にも力を入れています。

物理科学科

物理学を中心に広範な科学を学び、幅広い視点・思考法や、問題解決能力を養う。

物理科学科では、物理学の基礎から応用に至る幅広い視点や思考法を基に、宇宙、生命、材料、教育などに関連したさまざまな研究を通して、問題解決能力を養い、社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
基礎物理学の体系・骨格を学び、物理学の専門分野についての理解を深める「物理分野」、化学・生物学・地学などの自然科学および理科教育について学び、幅広い知識と考える力を養う「理科分野」、物理学を土台とする情報科学を学び、同時に実践的な情報処理能力を身につける「情報分野」、物理学と社会とのつながりや特許について学ぶ「キャリア分野」の4分野から進路に合わせて学びます。

化学科

最先端の装置・設備を用いた、実験重視の教育。研究開発職に役立つ実践的スキルの獲得。

科学技術が日々進歩している現代において、化学系分野で活躍するためには化学の幅広い知識をもつスペシャリストが求められています。また同時に、社会構造の変化に柔軟に適応するため、異分野の専門家とのコミュニケーションができるジェネラリストとしての実践的な能力も必要とされています。
最先端の装置・設備を用いた総合学習型の実験や実習を通じて、化学系研究開発職としての実践的スキルを身につけます。

地球圏科学科

自然科学の基礎を徹底的に、地球・大気・生物を専門的に学び、この星と生命の未来への貢献をめざして。

地球圏科学科の特長は、物理学、化学、生物学、地学といった地球や生命を理解するための自然科学を、幅広く基礎から学べることです。
1・2年次の学習によって抱いた興味や関心によって、3年次からは地球科学分野、地球物理学分野、生物学分野のいずれかを選び、専門的かつ統合的に学びます。
地球と生命を相手に、豊富な実験、演習、フィールドワークに取り組みます。
めざすのは、自然科学を通して地球と生命の未来に貢献できる"私"です。

アドミッションポリシー

求める人材像

理学部は人材養成の目的を達成するために、
1.高等学校段階で習得しておくべき基礎学力を身につけている人
2.数理や自然現象に興味・関心を持っている人
3.幅広い教養、国際性、および専門分野についての高い能力を身に付ける意欲を持つ人

の入学を求めています。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

福岡市城南区七隈8-19-1
入学センター
(092)871-6631

【URL】

https://www.sci.fukuoka-u.ac.jp/index.html

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