山形大学/地域教育文化学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
地域教育文化学科/児童教育コース(80名)
地域教育文化学科/文化創生コース(95名)
所在地
1~4年:山形
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
地域教育文化学部の偏差値を見るプロフィール
●教育、文化、生活など広く地域文化の活性化に貢献できる実践的な専門職業人を育成
●チャレンジプログラムの設置(学部教育と大学院教育の連携による6年一貫教育)
●教員採用試験と就職に向けたさまざまな就職支援活動
地域において「地域とつながる子どもの育成」と「文化的に豊かな人生」を支え、多様な人々・組織・団体をつないで地域の課題解決に取り組む人材を養成するため、児童教育コースと文化創生コースを設置しています。
【キャンパス】
小白川キャンパス
【学生数】
727名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
72名(2024年5月1日現在)※大学院の教員を含む
【大学院】
社会文化創造研究科、教育実践研究科(専門職学位課程2年)
地域教育文化学科/児童教育コース
【講義・学問分野】
教育方法・技術、各教科の基礎、教育課程編成論、発達心理学、生涯学習論、教職実践演習 など
地域教育文化学科/文化創生コース
【講義・学問分野】
心理学概論、教育心理学(教育・学校心理学)、食と健康、食品と衛生、音楽文化論、作曲法応用、絵画論、彫刻論、美術科教育法、スポーツ社会学、コーチング論 など
学部の特色
教育、文化、生活など広く地域文化の活性化に貢献できる実践的な専門職業人を育成
地域とともに子どもの育ちを支え、ネットワークを活用しファシリテー卜できる実践的人材を養成する児童教育コースと、心身の健康や地域の芸術文化といった観点から地域社会が主体的に地域文化に「親しみ」「育み」「活かす」ためのネットワークをコーディネートできる実践的人材を養成する文化創生コースを設置しています。
各コースには、『「知」を「実践」へつなげ、文化を伝達できる』人材の養成をめざし、卒業後の活躍分野に応じた複数のプログラムを設置しています。
入学後にプログラムを選択し、初年次の基盤共通教育を学んだ後、体系的に配列された専門教育科目を段階的に学べるようになっており、実践力を高める教育を強化しています。
チャレンジプログラムの設置(学部教育と大学院教育の連携による6年一貫教育)
大学院に進学することを前提に、6年一貫教育を行う「チャレンジプログラム」を設置し、児童教育コースにおいては、より実践的な指導力・展開力を備えた教員を養成し、文化創生コースの音楽芸術・造形芸術・スポーツ科学の分野においては、スキル向上のみならず、豊かな地域の創生に貢献するための専門的知識を養い、地域全体の発展向上をリードする人材を養成します。
「チャレンジプログラム」は学生が主体的に意欲を持って「チャレンジ」することを応援するプログラムで、6年間という期間で、自分の学びたい学問を、自分なりに挑戦することを重視しています。他のプログラムとは違い、学部4年生で大学院の授業に参加することができます。
入学後、各コース5名まで、プログラムを履修することができ、大学院の入学料が免除されるとともに、学部と大学院のカリキュラムを貫くことにより、大学院教育への段差を感じることなく、6年間、学び続けることができるなどのメリットがあります。
教員採用試験と就職に向けたさまざまな就職支援活動
地域教育文化学部では、就職支援専門委員会とエンロールメント・マネジメント部学生支援課が連携し、さまざまな就職支援活動を行っています。
[教員採用試験面接セミナー] 教員採用試験の面接試験への対策として、例年、学部が主催している就職支援セミナーです。教員採用試験の面接の専門家を講師に招き、個別・集団面接についての全体ガイダンスをはじめ、グループに分かれた集団模擬面接を複数回実施します。また、二次対策として個人面接と模擬授業の対策講座も実施します。専門講師に加えて学部の先生も模擬面接官として指導を行っています。
そのほか、進路・就職ガイダンス、実践型就職対策講座、就職相談、合同企業説明会などを実施しています。
学べること
地域教育文化学科/児童教育コース
確かな学習指導、生徒指導の力を基盤として、地域ぐるみで子どもの育ちを支える「チーム学校の一員としての教員」を養成
小学校教育プログラムでは、確かな学習指導・生徒指導の力を基盤として、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、地域や家庭などと協力して、地域ぐるみで子どもの育ちを支える「チーム学校の一員としての教員」を養成しています。チャレンジプログラム(6年一貫教育)では、教職大学院教育実践研究科に進学することを前提に、より実践的な指導力・展開力を備えた教員を養成しています。
[小学校教育プログラム]高い専門性を備えた教員を育てるために、基礎的かつ総合的な知識と実践的かつ基礎技術を習得する学習により、知の実践力の育成を促し、育成・主体的な課題発見・解決能力を培うための問題解決型授業や、人間性と社会性を育てるための、教員と学生・学生同士が協力しあう参加型・対話型授業といった教育をおこないます。卒業要件として小学校教諭一種免許状を取得します。さらに卒業要件ではありませんが、中学校教諭一種免許状(国語・社会・数学・理科・英語)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・数学・理科・英語)、幼稚園教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種(知的障害、肢体不自由、病弱の3領域すべて)免許状のいずれかを取得することができます。
[チャレンジプログラム]教育実践研究科(教職大学院)に進学することを前提に6年一貫教育を行い、より実践的な指導力・展開力を備えた教員を養成するプログラムです。取得する一種免許状に応じて各校種の専修免許状を取得できます。
地域教育文化学科/文化創生コース
地域社会における文化的な豊かさの保持と、健やかで安心な生活の維持に寄与する「地域課題解決のスペシャリスト」を養成
地域の課題解決に取り組む「地域課題解決のスペシャリスト」を養成するため、3つのプログラムを用意しています。心身健康支援プログラムでは、地域の健康を「こころ」と「からだ(栄養と運動)」の側面から科学的に分析し、支援できる人材を養成します。芸術文化創生プログラムでは、地域住民が文化的に豊かな生活を構築するために貢献できる人材を養成します。チャレンジプログラム(6年一貫教育)では、大学院社会文化創造研究科に進学することを前提に、地域全体の発展向上をリードする人材を養成します。
[心身健康支援プログラム]スポーツ、心理学、食文化など心身の健康に関する知識と技法について学びます。希望する学生は、芸術文化創生プログラムとの分野横断的な履修も可能です。
[芸術文化創生プログラム]音楽、デザインなどの文化的実践を行うための知識と技術について学びます。希望する学生は、心身健康支援プログラムとの分野横断的な履修も可能です。
[チャレンジプログラム]学部に接続する大学院である社会文化創造研究科社会文化創造専攻への進学を前提とした6年一貫教育を行います。スポーツ科学、音楽芸術、造形芸術の高度な知識と技術について学びます。
アドミッションポリシー
地域教育文化学部 アドミッション・ポリシー
地域教育文化学部は、地域における教育及び健康文化・芸術文化を構成する諸科学の教育・研究を通じて幅広い視野と探究心、豊かな人間性に基づいた責任感と倫理観を持ち、独創性と柔軟性をもって地域課題に取り組み、地域社会の自律的な発展に寄与する実践的な人材の養成を目的とします。
地域教育文化学部の求める学生像及び入学者選抜の基本方針は以下のとおりです。
◆求める学生像(3つのC)
Challenge :広い視野に立って、新しいことに挑戦しようとする意欲のある人
Cooperation:課題に積極的に取り組む行動力、他者を受け入れる包容カ、社会性とコミュニケーション能力を備えている人
Contribution:今日的社会課題とその課題解決に強い関心があり、地域文化の活性化に貢献できる職業に就きたい意欲・情熱を持っている人
問い合わせ先
【住所・電話番号】
山形市小白川町1-4-12
地域教育文化学部 入試担当 (023)628-4310
エンロールメント・マネジメント部 入試課
(023)628-4141
【URL】
地域教育文化学部の主な就職先
◆2022年度卒業生就職率:100%【過去3年間の卒業生就職実績(抜粋)】JA全農とちぎ、JR東日本(株)、NHK青森放送局、アイリスオーヤマ(株)、(株)アサヒマーケティング、イオン東北(株)、(株)岩手銀行、エヌ・デーソフトウェア(株)、遠藤商事(株)、(株)河北新報社、カメイ(株)、(株)河合楽器製作所 …ほか
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