やまがた

山形大学

国立大学 山形県

山形大学/工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

高分子・有機材料工学科(140名)
化学・バイオ工学科/応用化学・化学工学コース(学科合計140名)
化学・バイオ工学科/バイオ化学工学コース(学科合計140名)
情報・エレクトロニクス学科/情報・知能コース(学科合計150名)
情報・エレクトロニクス学科/電気・電子通信コース(学科合計150名)
機械システム工学科(140名)
建築・デザイン学科(30名)

所在地

1~4年:山形

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

工学部の偏差値を見る

プロフィール

●大学での教育が企業と繋がり、社会で活躍できる人材を育成
●高分子・有機材料関係分野で世界的に注目される教育・研究拠点
●モノづくりの基礎となる力を実践的に養う機械システム工学科

本学部は豊かな発想力をもつ学生を育てるため、幅広い基礎的知識の習得、現代社会の多様化する諸課題に対応する応用実践力を養成する環境を整備。高度人材・スペシャリストを養成します。

【キャンパス】

米沢キャンパス

【学生数】

2518名(2024年5月1日現在)

【専任教員数】

153名(2024年5月1日現在)※大学院の教員を含む

【大学院】

理工学研究科(博士前期課程2年、後期課程3年)、有機材料システム研究科(博士前期課程2年、後期課程3年)

高分子・有機材料工学科

【講義・学問分野】

合成化学、有機化学、物性化学、光・電子材料工学、高分子物性工学、熱・統計力学、構造解析・分析法 など

化学・バイオ工学科/応用化学・化学工学コース

【講義・学問分野】

新素材、機能性材料、環境、資源、エネルギー、化学プロセス、プラントエンジニア など

化学・バイオ工学科/バイオ化学工学コース

【講義・学問分野】

医療関連、医薬品、化粧品、食品、機能性材料、環境 など

情報・エレクトロニクス学科/情報・知能コース

【講義・学問分野】

人工知能、ヒューマンインタフェイス、データ処理/データ解析、コンピュータアーキテクチャ、数値解析/シミュレーション など

情報・エレクトロニクス学科/電気・電子通信コース

【講義・学問分野】

情報通信、電子デバイス・回路、超電導技術、情報記録、超音波技術、環境・エネルギー など

機械システム工学科

【講義・学問分野】

材料力学、機械工作、エネルギー変換工学、熱力学、電熱工学、制御工学、材料工学、流体力学、ロボティクス など

建築・デザイン学科

【講義・学問分野】

デザイン基礎、建築デザイン、建設施工、住環境、都市・地域計画、建築構造、建築史、景観設計、耐震設計、環境エネルギー など

学部の特色

大学での教育が企業と繋がり、社会で活躍できる人材を育成

工学の各分野の融合を進め、幅広い基礎的知識の修得、多様化する諸課題に対応する応用実践力を養成するための環境が整備されています。
企業が必要とする能力である「技術への知識・技能」「産業・社会への理解」「実践力」「デザイン力」を、少人数グループ教育「イノベーションPBL」で実践的に学び、大学での教育が企業と繋がることにより、社会で活躍できる人材を育成します。未来に向けた学びの可能性を大きく広げ、現代社会の多様なニーズに対応できる若手技術者、研究者を育て、国内外の大学や研究機関、企業などと一緒に世界トップレベルの取り組みを推進します。

高分子・有機材料関係分野で世界的に注目される教育・研究拠点

工学部の前身となる米沢高等工業学校は、1910年の染色料などの設置に端を発しており、1913年には日本で初めてレーヨンの製造に成功するなど、有機材料の基盤技術と産業化への貢献の精神が脈々と受け継がれています。2011年以降には、さまざまな学内研究施設を開設し、有機エレクトロニクスを核とした工学技術の世界的拠点として加速度的に発展しています。
日本初の人造繊維開発の流れをくむ有機材料の基盤技術と産業化へのフロンティアスピリットを受け継ぐ本学部では、さまざまな分野の第一人者が最先端の研究開発に取り組んでおり、それらは企業などからも高い評価を受けています。伝統を受け継ぎながらも常に改革を続ける本学部は、幅広い基礎知識の習得、現代社会の多様化する諸問題に対応する応用実践力を養生し、高度人材・スペシャリストを養成します。

モノづくりの基礎となる力を実践的に養う機械システム工学科

社会の第一線で活躍できるエンジニアや研究者を育てるために、実践的・実学的教育を重視した教育を行っており、機械システム工学科の教育プログラムは、日本技術者認定機構(JABEE)の認定を受けています。
低学年次は、機械工学の基礎となる材料力学、熱・流体力学・機械力学、振動工学、制御工学などを身に付け、また多くの技術スタッフを擁する「ものづくりセンター」での充実した実習や実験を経験できます。高学年に進むにつれ、基礎知識を応用した高度専門科目や創成科目が受講でき、卒業研究では、「材料・構造工学」「熱流体・エネルギー工学」「ロボット・デザイン工学」をキーワードとした挑戦的かつ最先端の課題に取り組みます。
このような一連の教育を通して、次世代を担う機械エンジニア・研究者を育成しています。

学べること

高分子・有機材料工学科

高分子・有機材料の専門家を養成する世界最先端の教育と研究を実施

高分子・有機材料に関して分子レベル(化学)から材料レベル(物理)まで一貫した基礎知識を有し、地域社会や日本あるいは世界の産業界の現状を論理的かつ合理的に解析・理解し、それを踏まえた新しい取り組みに対して自発的に行動できる人材を育成します。
2年次までに基盤となる専門基礎を体系的に習得し、3年次からは「合成化学専修コース」「光・電子材料専修コース」「物性工学専修コース」のいずれかの専修コースを選択し、少人数教育により高度な専門性を体得します。

化学・バイオ工学科/応用化学・化学工学コース

化学分野の学修を網羅した実験重視の教育で、新しい技術科学物質を創出できる科学者を育成

応用化学・化学工学コースでは、独創力を発揮し、社会に貢献できる国際的な化学技術者を養成します。地球環境と調和して発展する社会を構築するため、資源・エネルギー・環境・材料・バイオなどに関する化学技術の教育・研究を行っています。

化学・バイオ工学科/バイオ化学工学コース

化学、医療、食料品、環境、エネルギー分野で先端研究「ものづくり」を通して社会や産業に貢献

バイオ化学工学コースは生物機能の解明とその応用を図る「生命科学」と生命現象を分子レベルで解明し、新たに物質や機能性を創り出す「化学」を融合させることにより、新しい学問分野を開拓し、化学・生物を中心としたさまざまな産業分野で活躍できる人材を育成することを目標としています。

情報・エレクトロニクス学科/情報・知能コース

プログラミング知識・技術を実践的に学ぶ

情報による人の繋がり(コミュニケーション)、人の考える意味としての情報(知的情報)、対象からの情報の抽出(センシング)、情報処理の仕組み(計算機工学)、情報をモデル化(数理科学)といった人と社会をめぐる一連の分野で、情報科学の研究を行っています。コンピュータの基礎技術・基礎理論を身に付け、高度な情報システムに応用できる能力を習得します。さらに実習や演習も通じて、実際に役立つプログラミングの知識や応用も学びます。

情報・エレクトロニクス学科/電気・電子通信コース

エレクトロニクス分野の中枢を担うエンジニアを養成

高度電子化社会、高齢化社会が進む中で、問題解決力と創造力に富んだ、社会の要請に応えられる新時代のエンジニアを育成します。将来エレクトロニクスの中枢部門で活躍できるよう教育・研究を行っています。電子物性から電子デバイス、電子機器からセンシング、信号処理、電気通信、環境・エネルギーと広いエレクトロニクス分野をカバーしつつ、興味のある内容に力を入れて学習し、将来に繋げることができます。

機械システム工学科

「技術立国ニッポン」を支える人材の育成

機械工学の基盤としての力学から、設計・製図・機械工作・計測法などの実学系科目の修得を経て、先端的な応用分野まで幅広く学習できます。また、Project-based Learning(PBL)形式の科目を通じ、複数の解があるエンジニアリングデザイン問題へ挑戦し、技術者としての基本的要素を身に付けます。
ものづくりに関する広範な知識や技術を実践的に教育するだけではなく、機械工学のフロンティアで未来のカタチを創造する次世代の機械技術者・研究者を育てます。

[構造・材料・デザイン領域]機械材料のミクロ挙動、構造強度および振動の解析を行いながら、各機械システムの力学的特性を踏まえた構造設計ができ、関連した問題の解決ができる能力を身に付けます。

[熱流体・エネルギー領域]熱と流体の流れの精密測定や解析を行いながら、エネルギー変換効率向上や環境負荷軽減などを図るシステムを構築でき、関連した問題の解決ができる能力を身に付けます。

[ロボティクス・バイオニクス領域]機械要素、機構、制御系など設計と解析を行いながら、コンピュータ援用技術を駆使して、次世代のロボットや機械システムを開発でき、関連した問題の解決ができる能力を身に付けます。

建築・デザイン学科

工学基礎分野との融合による既存の技術にとらわれない都市・建築空間を創造する

デザインから工学にわたる幅広い知識と技術を兼ね備え、地域の風土に根ざした建築設計・都市計画を追究、工学分野とも連携し学際領域で新たな価値を生み出す人材を養成しています。総合学問である建築の特性を生かすため、工学からデザインまでの幅広い領域を包括した研究・教育を行っています(数理系教育、製図法や模型製作、設計課題や絵画、彫刻など芸術分野を含んだデザイン系教育)。
地方自治体や民間企業などとも連携し建築設計やデザインした作品を地域の発展に生かす仕掛けを考える教育プログラムも展開しています。高等学校の文系コースから一級建築士になれる数少ない国立大学です。

アドミッションポリシー

工学部 アドミッション・ポリシー

山形大学工学部は、人絹(レーヨン)を国内で最初に開発し日本の繊維産業の発展に貢献した米沢高等工業学校を前身とし、現在でも高分子(プラスチックス)に関連した研究では質・量ともに日本をリードする東日本屈指の規模を擁する工学・技術系の学部です。このような伝統と環境の下で「人間性が豊かで数理に強く実践力のある技術者」を養成して我が国の産業と科学技術の発展に大きく寄与し続けています。
工学部の教育プログラムは、昼間コースに高分子・有機材料工学科、化学・バイオ工学科、情報・エレクトロニクス学科、機械システム工学科、建築・デザイン学科、フレックスコースにシステム創成工学科の合わせて6学科及び工業数学・物理学担当の共通講座で構成されています。これらの教育プログラムを通して、21世紀の社会と産業の変革に呼応し、「自ら新分野を開拓する能力に溢れた人材の育成」を目標に工学教育を一層充実させ、研究活動を活発化して、科学技術の高度化、産業のグローバル化をリードする教育研究機関としての役割を果たしています。
工学部では、これらの目標達成ため、上記5学科からなる昼間の授業を履修する課程としての昼間コースと、今後益々重要性を増す学際領域の人材育成を目指す課程として、夜間の授業に加えて昼間コースの講義も履修できるフレックスコースを設置しています。フレックスコースは授業料が昼間コースの半額で、米沢キャンパスにおける一貫した少人数教育の実施等、大学院への進学も念頭に置いた教育カリキュラムを実践しています。
工学部の求める学生像及び入学者選抜の基本方針は以下のとおりです。
◆求める学生像(3つのC)
Challenge  :自然科学や科学技術に対する関心が高く、勉学に対する意欲にあふれ、身のまわりのいろいろなことに好奇心をもって新しいものを創ること、工夫することに情熱を持って取り組める人
Cooperation:他人への思いやりの心と健全な倫理観を持ち、社会の中での協調性を保ちながら、自ら考えて決断し行動できる人
Contribution:広く社会に目を向け、工学を通して社会に貢献したい人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


山形県米沢市城南4-3-16
工学部 入試担当 (0238)26-3013
エンロールメント・マネジメント部 入試課
(023)628-4141

【URL】

https://www.yamagata-u.ac.jp/

工学部の主な就職先

◆2022年度卒業生就職率:100%【過去3年間の卒業生就職実績(抜粋)】JR東日本(株)、(株)アウトソーシングテクノロジー、アリオンテック(株)、いすゞ自動車(株)、ASEジャパン(株)、(株)NTC、(株)カンセツ、(株)KDDIエボルバ、(株)GA technologies、ジヤトコ(株)、白河オリンパス(株)、セコム工業(株) …ほか

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