やまがた

山形大学

国立大学 山形県

山形大学/農学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

食料生命環境学科(165名)

所在地

1~4年:山形

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●分野横断型の教育体制で、複眼的で総合的な判断力を養い、食料、生命、環境科学の課題解決に挑む
●興味や適性に合わせたコース選択と、めざす進路に合わせた履修プログラム選択
●地域が抱える課題を身近な現場のフィールドで学ぶ

農学を総合的に学ぶ1学科3コース。食料、生命、環境科学をキーワードに、分野横断型の教育体制を整えています。農学研究を通して、地球が抱える諸問題を解決する人材を育成します。

【キャンパス】

鶴岡キャンパス

【学生数】

707名(2024年5月1日現在)

【専任教員数】

60名(2024年5月1日現在)※大学院の教員を含む

【大学院】

農学研究科(修士課程2年)

食料生命環境学科

【講義・学問分野】

アグリサイエンスコース:畜産学、植物病理学、栽培土壌学、果樹園芸学、食農環境経済学 など
バイオサイエンスコース:分子細胞生化学、発酵制御学、植物栄養学、土壌学、農産物生理化学、生物有機化学 など
エコサイエンスコース:森林保全管理学、森林影響学、林政学、農村環境学、水利環境学、農地環境学 など

学部の特色

分野横断型の教育体制で、複眼的で総合的な判断力を養い、食料、生命、環境科学の課題解決に挑む

21世紀のもっとも大きな課題は地球規模での食料、環境、エネルギー問題と言われるなか、食料不足、資源の枯渇、環境の破壊、生物多様性の現象、地球温暖化など、農学に関するより複雑で多面的、かつ大規模化している諸問題に対し、細分化した知能や技能の修得だけでなく、「広義の農学」に含まれる食料・生命・環境に関する多面的な諸問題を理解し、複眼的で総合的な判断力やバランス感覚を有する人材を育成します。

興味や適性に合わせたコース選択と、めざす進路に合わせた履修プログラム選択

本学部は、地域創生や国際化に対応できる総合力を重視した教育体制のもと、学生が自分の興味や適性に合わせて選択できる3つのコースカリキュラムと、自分の将来を考えて選択できる履修プログラムから構成されています。
基礎科目の履修をもとに、1年次後期に「アグリサイエンス」「バイオサイエンス」「エコサイエンス」の中からコースを選択します。各コースにおける課題を解決するための理論や技術を学んだあと、3年次には、自分のめざす進路に合わせて、「基幹プログラム」「国際展開プログラム」「地域創生プログラム」の中から1つプログラムを選択します。自分の将来を見据えながらコースとプログラムを組み合わせて学ぶことができます。

〔基幹プログラム〕
専門分野のより高度な知識の修得をめざすプログラム。
アグリ、バイオ、エコの各コースについてそれぞれの課題を解決するための、より高度な理論や技術を学びます。
〔国際展開プログラム〕
学んだ理論や技術を生かしてグローバルに活躍したい学生を対象とするプログラム。
外国人留学生・研究者との交流を含めた演習、海外実習などを通じて、語学力の向上をめざすとともに、異文化理解、多文化共生社会への対応など、グローバル化の進む社会に必要な国際的感覚を身に付けます。
〔地域創生プログラム〕
地域の活性化に貢献したい学生を対象とするプログラム。
食や農を核とした地域振興のニーズにこたえるべく、地域の活性化とその好循環の維持を実現するための地域社会をマネジメントする方法を学びます。

地域が抱える課題を身近な現場のフィールドで学ぶ

農学部が位置する山形県庄内地方は日本海側の豊かな自然の恵みを利用した農林業が盛んな地域です。地域が抱える課題を身近な現場のフィールドで学ぶことができることも本学部の大きな特徴です。
附属施設の「やまがたフィールド科学センター」は、農場や演習林を有する本学の施設で、「エコ農業部門」「流域保全部門」「社会教育部門」で構成されています。「エコ農業部門」では、農業生産を実践としながらこれと一体の実習教育と研究をしています。実習教育では、生産現場での観察と体験を主内容とし、学部での授業と相まってフィールドに根差した農学と農業の基礎を修得することを目的としています。「流域保全部門」では、演習林のフィールドを対象に、持続可能な森林管理や森林生態系の修復・保全など環境保全型の森林管理技術の構築に関する教育研究を行っています。「社会教育部門」では、体験学習、生涯学習およびリカレント教育などの社会教育、アジアを中心とした開発途上国の農業技術者の研修受け入れなどの国際貢献も担当しています。

学べること

食料生命環境学科

「広義の農学」を学び総合的な判断力・バランス感覚を身に付ける

「広義の農学」を学ぶことで、総合的な判断力やバランス感覚を身に付ける教育を重視しています。1年次に「広義の農学」を広く学び、2年次からは自分の興味や適性に合わせて選んだコースで学びます。各コースでは、フィールドワークや実験を多く取り入れた専門的な教育が行われています。

[アグリサイエンスコース]
安全な農畜産物を持続的かつ安定的に生産するための理論や技術を学びます。さらに、限られた資源(物的資源、人的資源)を有効に利用するためのマネジメントについて学びます。

[バイオサイエンスコース]
植物や高等動物、微生物など多様な生物を対象とし、これらが持つ生理機能の解明、有用機能の探索・改良など、広範囲な農学の領域を基礎から応用まで学びます。

[エコサイエンスコース]
農林業の基盤となる自然環境や生態系のメカニズム、機能を理解し、それらが産み出す恵みを享受しながら、将来に渡り持続可能な形で管理、保全するための理論や技術を学びます。

アドミッションポリシー

農学部 アドミッション・ポリシー

農学部は、日本有数の穀倉地帯であるとともに、豊かな自然に恵まれた庄内平野に位置しており、農学、生命科学、フィールドサイエンス等を学ぶ場として最適の条件を備えています。本学部は食料生命環境学科と附属施設のやまがたフィールド科学センター(FSC)からなり、全学組織の山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)においても中心的役割を担っています。これらの組織をとおして、21世紀における国内外の諸問題の解決、資源循環・環境調和型社会の創生に取り組む人材育成に向けて、活発な教育・研究を進めています。また、大学院修士課程や博士課程に進学して、学問研究をさらに深める道も開かれています。
◆求める学生像(3つのC)
Challenge  :知的好奇心が旺盛で、自ら課題を発見し、その解決に向かって行動できる人
Cooperation:自然と人間を愛し、人との出会いを通じて学びあいたい人
Contribution:人類社会の直面する食料問題や資源問題、環境問題等に関心を持ち、地域社会及び世界に貢献したい人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


山形県鶴岡市若葉町1-23
農学部 入試担当 (0235)28-2808
エンロールメント・マネジメント部 入試課
(023)628-4141

【URL】

https://www.yamagata-u.ac.jp/

農学部の主な就職先

◆2022年度卒業生就職率:100%【過去3年間の卒業生就職実績(抜粋)】JA全農山形、JA全農みやぎ、JAやまがた、JR東日本(株)、イオンリテール(株)、越後製菓(株)、亀田製菓(株)、関東化学(株)、(株)きらやか銀行、(株)金龍、(株)鴻池組、三和缶詰(株) …ほか

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