やまがた

山形大学

国立大学 山形県

山形大学/理学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

理学科(210名)

所在地

1~4年:山形

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●専門分野を体系的に学びながら、各自の将来像に応じて必要なスキルを伸ばす
●多様な授業科目とプログラム
●研究・就職に役立つ英語力を鍛えるカリキュラム

入学後に選択するコースカリキュラムを通じて特定の専門分野を体系的に学びながら、それぞれの将来像に応じて必要なスキルを伸ばすために、柔軟にデザインできるプログラムを用意しています。

【キャンパス】

小白川キャンパス

【学生数】

887名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

73名(2023年5月1日現在)※大学院の教員を含む

【大学院】

理工学研究科(博士前期課程2年、後期課程3年)

理学科

【講義・学問分野】

データサイエンスコースカリキュラム:計算科学、情報数学、数理統計学 など
数学コースカリキュラム:代数学、解析学、幾何学 など
物理学コースカリキュラム:宇宙物理学、素粒子物理学、物性物理学 など
化学コースカリキュラム:無機化学、生物化学、有機化学、物理化学 など
生物学コースカリキュラム:構造生物学、生殖生物学、植物生理学、生態・進化学 など
地球科学コースカリキュラム:固体地球科学・地球物質科学、大気物質循環科学、古生物・地球史科学 など

学部の特色

専門分野を体系的に学びながら、各自の将来像に応じて必要なスキルを伸ばす

理学部では、入学後に6つのコースカリキュラム「データサイエンス」「数学」「物理学」「化学」「生物学」「地球科学」から1つを選んで、専門分野を体系的に学びます。また、個人が目指す将来像に応じて必要なスキルを伸ばすために、柔軟なデザインが可能なプログラムを用意しています。理学部では、学生一人ひとりが持っている「科学するココロ」、深く学びたいという気持ちを大切にしています。

多様な授業科目とプログラム

研究職・技術職を目指す人、教員・学芸員を目指す人、データを通して課題解決力を磨く人、実践的な英語力を伸ばして留学に挑む人―多様な授業科目とプログラムを通じて、皆さんの将来に向けてスキルを伸ばすための “学びの場” を提供します。

[理学共通科目]将来を設計し、その実現に向けて必要なポータブルスキル(職種の専門性にかかわらず広く活用できるスキル)を修得するための科目群です。自分の将来を考えるキャリアデザイン科目をはじめとして、科学リテラシーやデータ活用力、サイエンスコミュニケーション力、実践的な英語力を修得するための科目から構成されます。

[大学院接続プログラム]研究者や地域産業を担う技術者など、産業振興や地域社会の発展に貢献する人材を養成することを目的としたプログラムです。早くから卒業研究を始めたり、大学院の授業科目を早期に履修するなど、学部・大学院の6年一貫教育を通じて、高度な専門的知識と実践的な研究力を身に付けます。

[サイエンスコミュニケータープログラム]地域の教育活動に積極的に参加する意欲を持ち、理科教員免許状もしくは学芸員資格を取得する学生を対象に、専門的知識をもとに教育、科学の普及、学術振興の場において社会に貢献できる能力を育成するプログラムです。自然科学を広く学ぶとともに、実習を通じて科学の面白さや重要性を人々に分かりやすく伝える技術を実践的に修得することが特徴です。

研究・就職に役立つ英語力を鍛えるカリキュラム

理学を学ぶ上で英語は非常に重要なツールとなっています。
本学部では、学修に役立つだけでなく、研究や就職にも対応できるように、リーディング、スピーキング、ライティング、リスニングの4つの能力を伸ばすためのカリキュラムを編成しています。
英語の授業は3年間にわたり、就職において参考とされることが多いTOEIC受験に向けた対策や受験料のサポートを行っています。また、大学では短期留学のサポートも行っており、理学部の学生も毎年、海外協定校へ留学しています。

学べること

理学科

コースカリキュラムを通じて専門分野を体系的に学ぶ

理学部には、入学後に選択できる「データサイエンス」「数学」「物理学」「化学」「生物学」「地球科学」の6つのコースカリキュラムがあります。学生は、1年生の間に幅広い教養や人間力を養いながら、自然科学の基礎を広く学んだ後、2年生の前期から自分の興味や適性に合わせて一つのコースカリキュラムを選択し、専門分野を体系的に学びます。1学科制のため、「数学を中心にデータサイエンスも学ぶ」「化学を中心に生物も学ぶ」など、従来の専門分野の枠にとらわれない分野横断型の学習も可能です。大学院接続プログラムを履修する学生は3年次後期から、その他の学生は4年次から卒業研究を行います。

各コースカリキュラム紹介
[データサイエンスコースカリキュラム]データを効率よく処理するための手法を学び、最適な解を見つけ出す技術などを習得します。また、統計学の知識も導入し、大量のデータから有用な情報を抽出する手法、および、それらの研究を支える基盤となる数学について学びます。

[数学コースカリキュラム]自然科学の基盤である微分積分と線形代数を学び、その上で、代数学、幾何学、解析学の基礎理論と方法を学びます。また、数学的思考力を磨き、更に高度な専門力を学修します。

[物理学コースカリキュラム]原子・電子のミクロの世界から宇宙におよぶ広大な範囲をつかさどる自然の基本法則を解明するのが物理学です。自然現象を統一的に理解するための基礎および専門的な知識を習得し、素粒子・宇宙・物性物理を学びます。

[化学コースカリキュラム]生体分子を含むさまざまな物質の性質、反応、構造、機能について、原子・分子レベルからその本質を学びます。化学分野の体系的な理解と科学的探究心・展開力を身に付けるため、基礎からイノベーション創出にもつながる幅広い専門科目を中心にした講義・演習・実験が整備されています。

[生物学コースカリキュラム]動物や植物の系統分類・進化、生態、遺伝、生理、発生を中心に、質の高い講義とフィールド/ラボワークを通して、生物学の専門的知識と研究法を学修します。さらに、生物環境評価や食料生産など、生物学が貢献できる諸問題に関する研究や実務に必要な基礎力が培われます。

[地球科学コースカリキュラム]地球科学の主要分野の知識を学び、グローバルかつ多角的な視点から、過去・現在のみならず未来の地球システムの理解をめざします。さらに、自然災害、地球環境、資源問題など、人類が直面する問題について考えていきます。

アドミッションポリシー

理学部 アドミッション・ポリシー

 理学部は、自然科学の基礎的分野の教育・研究を通して幅広い視野と探究力を教授し、豊かな人間性に基づいた責任感と倫理観を持ち、社会の要請に対し、独創性と柔軟性をもって対応できる自然科学の専門的素養を持った人材の育成を目的としています。
 山形大学の教育目標を踏まえ、理学の幅広い知識を教授して自然の真理を追究する柔軟な発想力と広い視野を育て、分野横断的な教育・研究を重視した先進的な専門教育により科学的な思考力・表現力・方法論を修得させます。卒業後、独創性と柔軟性をもって様々な分野で人類社会の発展に貢献できる人材の育成を目標としています。
 理学部の求める学生像は以下のとおりです。
◆求める学生像(3つのC)
数学や自然科学の学修に必要な基礎的な学力、論理的思考カ及び主体的学習カを持ち、次の3要素(3つのC)を備えていること。
Challenge :数理の世界や自然界のさまざまな現象に強い興味と好奇心を持ち、真理探究や未知なるものの発見や創造に挑戦できる人
Cooperation:高い倫理観と協調性を持ち、身につけた知識をわかりやすく表現する能力と多様な人々との交流に必要なコミュニケーション能力を持つ人
Contribution:人間社会の抱える問題を認識し、その解決に向けて、理学的な視野で積極的に貢献しようとする意欲をもつ人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


山形市小白川町1-4-12
理学部 入試担当 (023)628-4710
エンロールメント・マネジメント部 入試課
(023)628-4141

【URL】

https://www.yamagata-u.ac.jp/

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