山形大学/社会共創デジタル学環の詳細情報
新設※2025年4月開設学科・定員・所在地
学科・定員
-(30名)
所在地
1~4年:山形
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
社会共創デジタル学環の偏差値を見るプロフィール
●総合知の実践で地域社会にイノベーションを生み出す
●文理横断の学びと充実のサポート体制
●マネジメント力・デジタル利活用力・学際的思考力が身に付くカリキュラム
本学環は、ビジネス教育を担う人文社会科学部、データサイエンス教育を担う理学部、文理の多様な学際的専門知識と地域性を連動させた教育を行っている地域教育文化学部(2026年4月に改組し、教育学部設置を構想中)の3学部を学部等連係課程実施基本組織とした教育組織で、「マネジメント力」「デジタル利活用力」「学際的思考力」を用いて地域課題の解決に貢献できる「社会共創力」を身に付けた人材の育成を目的としています。
【キャンパス】
小白川キャンパス
-
【講義・学問分野】
人と共創、共創デジタルソリューション、共創アントレプレナーシップ、共創実践演習、共創実践研究、ミクロ経済学概論、マクロ経済学概論、経営学概論、経済学説史概論、統計学、会計学、計量経済学、公共経済学、地方財政論、環境経済学、マーケティング、中小企業論、ミクロ経済学、マクロ経済学、地域政策論、行政学、地域防災論、自治体経営、地域社会学、社会学概論、調査方法論、社会統計学、家族社会学、地理情報システム、公共政策学、市民社会論、自然共創科学(生物学)(化学・エネルギー)(総合)、データサイエンス、数学、物理学、化学、生物学、地球化学、日本中近世史概論、日本近代史概論、立体造形文化論、彫刻論、文化人類学概論、情報科学概論、人間情報科学概論、表象文化概論、文化人類学基礎演習、内陸アジア史概論、地域アーカイブス学基礎演習、地域アーカイブス学演習、課題演習(歴史文化実習)(地域アーカイブス学)、ライフステージと食、食文化論、食と健康、栄養学概論、調理と食生活設計、地域食育実習演習、心理学概論、心理学統計法、認知心理学、産業・組織心理学、ライフステージとスポーツ、スポーツマネジメント、地域スポーツにおけるコーチング学、スポーツ医科学、共創インターンシップ(国内・国外)
学部の特色

総合知の実践で地域社会にイノベーションを生み出す

2025年4月、本学では総合知の実践で地域社会にイノベーションを生み出す「社会共創デジタル学環」を新設します。これは人と共創し、データに基づく価値創造で地域社会をマネジメントする人材を育む新しい教育組織で、人口減少や高齢化などによる過疎化や産業の衰退といった地域課題の解決に貢献できる人材の育成を目的としています。そのため、多様な人々と協働して課題解決策を企画・実施できる「マネジメント力」、デジタルを利活用して的確に課題を分析し、新たな価値を創造できる「デジタル利活用力」、文系・理系の学問分野を横断する学際的な専門知識と論理的思考力を身に付けます。

文理横断の学びと充実のサポート体制

本学環の特徴の一つは「文理横断の学び」です。これにより地域課題を俯瞰的に思考するための学際的な専門知識と論理的思考力、地域の特性やニーズを捉えるデジタル利活用力、ビジネス・アントレプレナーシップの視点で多様な人々と共同できるマネジメント力を用い、地域課題の解決に貢献できる実践能力を身に付けた人材を育成します。
また、小白川キャンパスにはアントレプレナーシップ教育研究センターやデータサイエンス教育研究推進センターといった教育研究推進組織や、やまがた社会共創プラットフォームなどが設置され、本学環の教育を組織的に支援できる体勢を整えています。学生へのサポートの一環でマルチメンター制度も導入し、学生の主体性や挑戦する姿勢を尊重しつつ、多様な地域課題に対し柔軟な研究テーマを設定することができ、テーマに対し文系・理系の学問分野にまたがる専門性の異なる複数教員が助言・指導をします。

マネジメント力・デジタル利活用力・学際的思考力が身に付くカリキュラム

本学環のカリキュラムは、地域課題の発見や分析、解決のための企画・立案により、新しい地域価値の創造に貢献できる人材を育成することを目的としています。
【共創デジタルソリューション】
デジタル技術の基本から、実データを使った処理技術まで幅広く学びます。さらに、AIの活用方法を修得し、地域社会の問題を解決するためのデータ分析力や、新しい地域価値を生み出す力を身に付けます。
【共創アントレプレナーシップ】
ビジネスプランニング、マインドセット、経営実践などに係る科目を配置し、イノベーション創出につながるクリエイティブかつ変化と向き合う姿勢、リーダーシップ、事業計画の立案と共同実践力などを身に付け、多様な人々とコミュニケーションをとりながら、企業を含む新規事業の企画や実践を通じて地域課題の解決を図る力を身に付けます。
【共創実践科目】
共創理論科目で修得する「マネジメント力」と「デジタル利活用力」を実践するために必要な基礎スキルや行動・思考力を修得し、地域社会の諸課題を理解しながら、課題解決のための解決案の立案とその解決案を地域で実践する力を身に付けます。
【導入科目「人と共創」】
地域社会で暮らす多様な人々の立場や気持ちを理解するため、地域社会で生活するさまざまな人々の話を聞き、社会共創デジタル学環における学びの意義を把握することをめざします。各学生が学環における自身の学びをプランニングします。
アドミッションポリシー
社会共創デジタル学環 アドミッションポリシー
社会共創デジタル学環では、地域社会の抱える諸課題を多様な人々と協働して解決にあたることのできる人材を育成するため、高等学校等で培われた基礎学力を備え、主体的に学習や研究に打ち込むための3つのC(Challenge:挑戦意欲、Cooperation:協働意欲、Contribution:社会貢献意欲)を持つ人を受入れます。
◆求める学生像(3つのC)
Challenge :多様な人々と協働して地域課題の解決に挑戦しようとする意志を持つ人
Cooperation:多様な人々と協働できる倫理観・社会性・コミュニケーション能力を持つ人
Contribution:地域社会が抱える諸課題の解決や新たな価値の創造を通して、人類の持続可能な幸福社会の実現に貢献しようとする意欲を持つ人
問い合わせ先
【住所・電話番号】
山形市小白川町1-14-12
小白川キャンパス事務部総務課 社会共創デジタル学環事務室
023-628-4500